『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した中井りか 『週刊プレイボーイ』に水着グラビアで登場した中井りか

8月31日で8年間所属したNGT48を卒業する中井りかが、8月28日(月)発売『週刊プレイボーイ37号』のグラビアに登場。コラム『中井りかの【拡散希望】#ひめ~る♡』を6年にわたって週刊プレイボーイ本誌で連載してくれた彼女に、今、万感の思いを込めて現役アイドルとしてのラストインタビュー。

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■お仕事じゃなかったら絶対に続かなかった

――約8年間活動してきたNGT48を今月末で卒業。今回の撮影は、アイドルとしてのラストグラビアでした。

中井 撮影があるって聞いて以前に撮影していただいた「桑島(智輝)さんに最後をお願いしたい」って希望をすぐに出しました。絶対にいいものを撮ってくださるって信頼感があるし、もともと桑島さんの作品が大好きだったので。

あと最近、NGT48のメンバーが別の雑誌で桑島さんに撮っていただいていて。「ずるい!」って思ったのも理由です(笑)。

――中井さんは初グラビアも週プレで撮影させていただきました。

中井 (加藤)美南と(奈良)未遥と3人で初グラビアでしたね! そこから何年もたって、最後がまた週プレというのはうれしかったです。週プレのグラビアって、いつも私の趣味というか、好きなかわいい世界観に寄せてくれてたのがすごくありがたくて。今回もノリノリで撮っていただきました。

――6年間、全288回続いてきた連載コラム『中井りかの【拡散希望】#ひめ~る♡』も、今号で最終回です。

中井 288回、すご~!(笑)。新幹線の中、ベッドの中、休憩中......毎回毎回、いろんな所で「何書こう?」って考え続けた連載でした。それが完全に習慣化していて「月曜日は締め切り」っていう脳みそになったので(笑)、それがなくなるのは寂しいですけど。

――毎回本気で内容を考えてくれてましたもんね。

中井 はい。きっと読み返したらアイドルとしての私のすべてがわかる、「中井りかのアイドル活動記」みたいなものなのかなって。

お仕事じゃなかったら絶対に続かなかったけど、連載ということで残してこれた(笑)、アイドル人生のひとつの宝物だなって思います。そういえばこの連載、私のおばあちゃんが毎週切り抜きを残してくれてるんです(笑)。

――富山のおばあちゃんが!

中井 私、初めて言いました? おばあちゃん、本屋さんにも「お孫さんが載ってらっしゃる『週刊プレイボーイ』ですよね」って覚えられてて。おうちでタレントさんのグラビア、いっぱい見てるんですよ(笑)。

――ちなみに、約8年間の活動の中で、特に思い出に残っている仕事は?

中井 いろんなところで聞かれてるんですけど、本当に絞れないんですよね(笑)。デビューもそうだし、センター発表......総選挙も心に残ってるし。でも個人としては、けっこう〝バス旅〟が大きいかも。

――今年3月の『水バラ バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)ですね。過酷なロケでも全力で、中井さんのイメージが変わった視聴者も多かったとか。「誤解してたけど、すごく前向きなコなんだ」なんて声もありました。

中井 何か意識してたわけじゃないんですけど、無駄にキャラをつくらずに素直に取り組めたロケで。〝自分〟のままテレビに出てもいいんだって、今年に入ってからでいえば、すごく心に残ったお仕事でしたね。

■みんなと仲良くなれた後半の4年間

――中井さん自身、昔よりだいぶ大人になった気がします。あるインタビューでも、「約8年間のアイドル人生、前半後半で自分自身の気持ちが全然違った」と話していました。

中井 前半はだいぶ破天荒でしたからね(笑)。初めの4年間は右も左もわからないまま東京に出てきて、いつの間にかとがったキャラが出来上がって。

「本当の自分はこうじゃないのに」って思いながらも、でも「言い返さなきゃ気が済まない」と思ってSNSで炎上して......(笑)。ずっと葛藤していたのが前半の4年間だったと思います。

――後半は?

中井 NGT48のことがきちんと好きになれました。自分を見失って、自分で壁をつくってた時期もあったんですけど、コロナ禍を経て、新潟でお仕事する時間が増えた頃ですかね。メンバーのことを、「この中井りかっていう異質な存在を、受け入れてくれてるコたちなんだ」って理解できたときがあって。

――「受け入れてくれてる」?

中井 私が何か文句言ってるときに「まぁ、りかちゃんだから仕方ないよね」って同期が理解してくれたり(笑)、2期生が「りかさんがいるから、MCは大丈夫だね」って頼ってくれてたり。それがようやくわかって、やっとみんなと仲良くなれたのが後半の4年間でしたね。

――やっと好きになれたところで、卒業を決めたのは?

中井 まぁ、そういう意味でも「このコより絶対に前で踊りたい」みたいなバチバチした気持ちが落ち着いちゃったのもあるし、やれることは全部やり切ったな、満足したなって思えたのが大きいです。本当にいいアイドル人生だったなと言い切れるので、なんか......これ以上高望みしてはいけない気がして(笑)。

秋元(康)さんに「『青春時計』(デビューシングル)を発売した日に卒業発表したいです」って報告させていただきました。

――秋元さんはどんな反応でした?

中井 「中井も卒業か~」って。でも「中井は頭の回転が速いから、これからも周りにイライラすることがあるかもしれないけど、今までどおりの中井でいてほしい」みたいな言葉もいただきました。

確かに大人になって、マイルドになってきた私ですけど、私はとがってたほうがいいんだなって。なので今後も言いたいことは言い続けようと思いました(笑)。

――いよいよ今週に卒業を控えた、今の心境は?

中井 どんどん焦ってきてます(笑)。4月に発表したときは「ケロッと卒業できるだろうな」って思ってたんですけど、〝最後のMV撮影〟とか〝最後の公演〟とか、〝最後〟を経験するのはやっぱり寂しいですし、ギリギリまでできることがあるんじゃないかって思うし。

最近、「私ってこんなにNGT48が好きだったんだ」って実感することが本当に多くて。なんかちょっと恥ずいです(笑)。

――卒業後の予定は?

中井 8年間、目の前にあることをとりあえず頑張るってことを続けてきたので、まずは休みます!(笑)。

明確に「これをやる」ってことはあんまり決めてないんですけど、「CloudyCloudy(クラウディクラウディ)」(中井プロデュースのユニット)のプロデュースは続けたいから劇場にも行くでしょうし、グラビアもバラエティ番組も出たいですし。いろいろ考えているので楽しみにしていてください。

――アイドル人生、幸せでしたか?

中井 8年間本当にやりたい放題やらせていただいて、NGT48には「すみませーん」って感じですけど(笑)、言い切らせてください。一点の曇りもなく、めちゃくちゃ幸せでした!

スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/双木昭夫(クララシステム) プロップ/ORIN

●中井りか 
1997年8月23日生まれ 富山県出身 
nickname=りか姫 
◯8月31日(木)に卒業を迎えるNGT48の1期生。親交のある小籔千豊をプロデューサーに迎えたMVが話題、センターを務めるNGT48の卒業シングル『あのさ、いや別に...』が好評発売中。
公式X(旧Twitter)【@rika_n24x】 
公式Instagram【@rika___n24x】 

★中井りかのグラジャパ!プロフィール