『レ・ミゼラブル』や『キングアーサー』などでも活躍するミュージカル女優・小南満佑子（こみなみ・まゆこ）が、9月4日（月）発売『週刊プレイボーイ38号』で衝撃の初グラビア。磨き上げられたボディと豊かな表情、全身で奏でる音楽のように美しく華やかに。新しい舞台が今、幕を開ける。
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■黒髪でピアスもせず過ごしてきたワケ
――ミュージカル界で大活躍中の小南さんに週プレに出ていただけるとは！ 撮影はどうでしたか？
小南 最初は緊張したんですけど、スタッフの皆さんが気持ちを乗せてくださったので楽しく撮影することができました。キレイにカッコよく魔法をかけて撮ってくださって！ 〝衣装の布が少ないな〟と思いましたけど、不思議とだんだん慣れていくもので（笑）。
――今年8月にグラビアデビュー。挑戦しようと思ったのは何かきっかけがあったんですか？
小南 グラビアというより、自分のプロポーションを見ていただくことが女優として武器のひとつになるし、自信にもつながると思っていて。お芝居ではほかの人を演じることが多いからこそ、生身の自分、小南満佑子というナチュラルな姿を見ていただくにはすごくいい機会だなと思ったんです。
――それに舞台衣装は露出も少ないので、プロポーションの美しさまでわからないですよね。
小南 それこそ私の体形は役のイメージに影響が出てしまう場合もあるんです。例えば、清純な若い役を演じるには胸が大きすぎるとなれば、サラシを巻いて舞台に出ていますし。
ただ、今まで自分が鍛えて築き上げてきた体でもあるので、隠すのではなく皆さんにお見せできたら、キレイにカッコよく撮っていただくものを作品に残せたらという思いがありました。
――ミュージカルは小さい頃から好きだったそうですね。
小南 小さい頃から、母の影響で『サウンド・オブ・ミュージック』や『メリー・ポピンズ』などの映画をずっと見てきました。自然とダンスやバレエを習い始めて、小学4年生のときに大地真央さん主演の『マイ・フェア・レディ』を見たことで本格的に舞台に立ちたいと思い始めたんです。
――小学生から声楽を学び、高校在学中に受けた『レ・ミゼラブル』のオーディションに合格し、ミュージカルデビューしました。
小南 音大に行くかを迷っていたときに、自分の実力がプロの現場でも通用するのかを確かめたくて受けました。海外チームのオーディションだったので、海外からの評価も知れると思ったんです。
――音大時代から現在まで数多くの舞台に出演。今月15日（金）から、ミュージカル『ヴァグラント』の大阪公演が始まります。
小南 日本が初演のオリジナル作品に携わることは目標のひとつでした。キャラクターのイメージを一からつくって提供するのも新鮮ですし、丁寧に仕上げていきたいです。皆さんにこの作品を愛していただき、私が演じる三葉トキ子の役に寄り添っていただけたらうれしいなと思います。
――劇場入りする前に必ずやっていることはありますか？
小南 神社でご祈祷（きとう）していただいて、お札を楽屋の鏡前に飾るのがルーティンになっています。舞台は何が起こるかわからないというか、その日しかできないお芝居が絶対あると信じているので。だからこそ、アクシデントが起こることもなく100パーセント自分の力を出せるように、神頼みですね。
――では、今後の目標は？
小南 一番の目標は、大河ドラマに出ることです！ ミュージカルやオペラも大好きですけど、それだけにカテゴライズしないで映像作品にも出たいですし、いつかは海外の作品にもチャレンジできたらいいなと思っています。
――NHKといえば、朝ドラ『エール』に出てましたもんね。
小南 はい、そのときに隣のスタジオでは大河ドラマを撮ってらっしゃって！ それでずっと憧れているので、いつか出られることを願って、黒髪でピアスもせずに過ごしているんです（笑）。
――着物が似合いそうです！
小南 私の名前は〝着物が似合う名前にしたい〟という思いから両親が「満佑子」と名づけてくれました。お仕事ではドレスを着る機会が多いですけど、着物を着られるような作品にも出てみたいです。
スタイリング／筒井葉子（PEACE MONKEY） ヘア＆メイク／paku☆chan
●小南満佑子（こみなみ・まゆこ）
1996年8月10日生まれ 兵庫県出身 身長165㎝
◯ミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼット役など、舞台を中心に活躍するほか、NHK連続テレビ小説『エール』にも出演。9月15日（金）から大阪・新歌舞伎座で上演される舞台『ヴァグラント』に出演予定。10月20日（金）に1st写真集『Luce』（講談社）を発売予定。
公式X（旧Twitter）【@Mayuko_Kominami】
公式Instagram【@mayuko_kominami.official】
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