昨年6月に結成された、今ライブアイドル界隈で最も勢いのあるアイドルグループ・yosugala(ヨスガラ)から、「あまりに美しすぎる」と話題の汐見まといが9月4日(月)発売『週刊プレイボーイ38号』のグラビアに初登場。夜の帳が下り、誰にも邪魔されることのない世界で。
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■「好き」って言葉がなかなか言えない
――週プレ初登場の汐見さん。どんな心境ですか?
汐見 もともとグラビアっぽい撮影は、いわゆる作品撮りみたいな感じでやっていたことがあって。それが、まさかこんな有名な雑誌に載って、みんなに見せつけられる日が来るなんて。なんだかワクワクしてます!
――深夜の渋谷で撮影が始まり、夜明け後に海や旅館で再び撮影するという、イレギュラーなスケジュールの撮影でした。
汐見 夜通しの撮影だったので、だんだんハイになっていきました(笑)。そのときの写真を見たんですけど、特に夜の渋谷の街中の写真が、すごく楽しそうでした。一番いい笑顔してます。
――普段はyosugalaというアイドルグループで活動している汐見さん。ライブ中は「最高の笑顔をする」と噂されています。
汐見 ありがたいことに、ファンの方からもよくホメてもらえます(笑)。ライブ中は素の感じが出るんですかね。いやぁ、本当に今回のグラビアも、見てもらうのが楽しみです!
――すごく前向きでいいですね。
汐見 でも、前向きになったのは最近です。小さい頃から合唱団で歌っていたり、バンドを組んでいたりして、目立たないわけではなかったんですよ。でも、自己肯定感は低いから、ずっと人前に立つことに後ろめたさがあって。
――人前に立つことが苦手だった女のコが、なぜアイドルに?
汐見 大学生の頃に知り合いから勧められてコンカフェ(コンセプトカフェ)でバイトをしてたんですけど、徐々に私なんかにファンがついてくれて、「ファンと一緒にいる自分」も好きになっていきました。こういう〝自分〟と〝ファン〟っていう関係性がある仕事で生きていきたいと思ったんです。
――その頃から自己肯定感が生まれ始めた、と。
汐見 そうですね。それで、次第に「お店にいるお客さんが全員私のファン」みたいな状況になることもそこそこあって(笑)。
――大人気じゃないですか!
汐見 人気だったんです(笑)。コンカフェって構造上、全員のお客さんは回れないから、もっと多くの方と触れ合える環境に身を置こうって。「だったらコンカフェ以外の仕事をしよう」→「もともと歌が好きだったわ」→「じゃあアイドルをやろう!」......という経緯で、アイドルになりました。
――すごい流れ(笑)。そんな今、アイドルとしての楽しみは?
汐見 今もファンとの関係性を楽しんでいるんだと思います。ライブは「私を見てめちゃくちゃ楽しんでるおまえら、最高!」ばかりだし、特典会ではいつも笑いすぎちゃう(笑)。終わった後は、いつも笑いジワのところにファンデーションがたまってます(笑)。
――ここまでファンのことが好きなアイドル、なかなかいない気がします。
汐見 そうですか? でも私、ファンに「好き」ってあんまり言えないんですよね。なんか......大事な気持ちって、胸の中にあるときが熱量100%だとしたら、言葉にすると少し冷めちゃう気がして。だからなかなか言えない。
――自撮りで笑わない理由もそうですけど、どこか完璧主義っぽいですよね。
汐見 アイドルを「仕事」にしているわけだから、100%でやらないといけないですもん(笑)。学生時代なんかは、部活はサボるし、遅刻するし、全然完璧主義じゃなかったですよ。でも、そういう意味でもアイドルって、きっと私の天職なんだと思います。
――最後に、今後の目標は?
汐見 アイドルを知らない親を、親世代でもわかる会場のライブに呼ぶこと。私、中高大と私立で。すごくお金をかけて厳しく育ててもらったのに、大学で学んだこととは程遠い仕事をしているんですよ。「普通ではないかもしれないけど、いろんな人に愛されてるよ」っていうのを見せたいです。
スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/夢月(ThreePEACE)
●汐見まとい
2000年11月20日生まれ 東京都出身
○2022年6月にyosugala(ヨスガラ)としてアイドルデビュー。今年6月にSpotify O-WESTにて開催された結成1周年ライブは即完。
公式X(旧Twitter)【@matoi_ysgl】
公式Instagram【@matoi_ysgl】
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