グラビア、女優、シンガー。多方面で活躍し続ける長月 翠(ながつき・みどり)が、約1年半ぶりに9月25日(月)発売『週刊プレイボーイ41号』のグラビアに登場。大人になる。飾らない性格と圧巻のスタイルはそのままに――。
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■人間だもん! 変わるよ!
――約1年半ぶりの週プレ登場でした!
長月 「ただいま」って言わせてください(笑)。やっぱりラストアイドル時代からずっとお世話になってきたので。撮影中も帰省みたいな感覚で楽しかったです。
――この1年半ですごくスマートに。現場では女性スタッフから「バービー人形みたい!」という声が飛び続けていました。
長月 自分でも「別人になった?」って、新しい感覚がありました(笑)。前まではいわゆるグラビア体形だなって思ってたんですけど、ちょっとファッションっぽい感じもできる体になったかなって。去年、一度体調を崩して体重が減ったんですけど、そこから健康的にキープできてます!
――今までの撮影の中で一番、自分の写真を見て「かわいい!」と言っていた気がします。
長月 バレました? たぶん、ちょっと自己肯定感が高くなったんですよね。
――その変化は何がきっかけ?
長月 ふとしたときに「自分が自分を好きじゃないと、幸せになれないな」って思うようになったんですよね。
私のことは17歳の頃に興味を持ってくれた方が多いと思うんですよ。5年もたつと「童顔じゃなくなった」みたいなことを言われて、落ち込むことも多かったんですけど、最近ようやく「人間だもん! 変わるよ!」って、まったく悩まなくなりました。
――元気ではっきり物を言うイメージが強いですが、実はけっこうネガティブでしたもんね。
長月 そうなんですよ(苦笑)。でも、ゆくゆく自分の人生を走馬灯で振り返るときに「ああしておけば」って後悔するんじゃなくて、楽しく80年生きて、映画の上映前みたいなワクワクした気持ちで走馬灯を見たいって思って。
――なんだか名言っぽい。でもすてきな変化です。
長月 そう思えたから、今までだったら「私なんかに」って思ってたドラマのお仕事とか、作詞とかにも挑戦できたんだと思います。
――初作詞を務めた楽曲『そんなもんでしょ』。どこか哀愁がありつつ、それでも幸せに向かっていくといった内容で、今の話と少しリンクしているような。
長月 確かに。なんだか......ちょっと大人になったんですよね。一曲書くのに半年くらいかけましたけど(笑)、時間をかけたおかげで、自分のことを俯瞰(ふかん)で見られるようになった気がします。
グラビアの長月、女優の長月、歌手の長月。いろんな私がいて。3つのお仕事が重なると本当にテンパるんですけど、ひとつひとつの長月に余裕をつくっていきたいですね。
――余裕?
長月 私、実は芸能活動のほかに、小さい頃からやりたいことがあるんですよ。ユニセフみたいな、海外の子供の貧困を助ける活動なんですけど。それって、私自身に余裕がなければできないじゃないですか。
――なるほど。この活動については、ファンクラブ向けにたまに発信しているとか。
長月 そうです。昔、父とテレビで海外の実態を見たときに、父から「翠はとっても恵まれてるんだよ」って言われたんです。
アイドルを卒業するとき、自分のやりたいことを考える中でそれを思い出したんですけど、今勉強している最中で。調べていくと日本でも「こども食堂」って活動ができるみたいで、まずは日本で動き出したいなって。
――けっこう、本格的に挑み始めているんですね。
長月 それこそ、ファンクラブで発信したときに、「実家が農家だから食材は手配できるかも」とか「調理はお手伝いします」って言ってくれるファンの方もいて。実現も早いかもです。
でも、そうしてファンの方がそう言ってくれるのは、タレントとしての私の活動があるからだと思うので。もうひとつの夢を実現するためにも、いろんな長月が頑張ります。
スタイリング/八杉直美 ヘア&メイク/田村直子(GiGGLE)
●長月 翠(ながつき・みどり)
2000年5月17日生まれ 愛媛県出身
身長151㎝ 血液型=O型
◯アイドルグループ「ラストアイドル」を経て、女優、シンガーとして活動中。
公式X(旧Twitter)【@midori_staff】
公式Instagram【@miffy00517】
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