『週刊プレイボーイ』に登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る連載シリーズ、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は"令和最強のメリハリボディ"と呼ばれる、澄田綾乃さんの後編です。
澄田さんは2019年、アイドルグループの一員としてデビュー。『週刊ヤングジャンプ』2021年No.9で抜群の美スタイルを披露し、グラビア活動をスタートさせました。『週刊プレイボーイ』には2021年16号に初登場。以降、雑誌の表紙&巻頭グラビアを席巻し、グラビア界で圧倒的な人気を誇っています。
前編に続き、そんな澄田さんに週プレのグラビアについて、またグラビアへの思いを聞きました!
――約2ヶ月の間にヤンジャン、週プレのグラビアに続けて登場して反響はありました?
澄田 SNSのフォロワーが1万人くらい増えました。すごい勢いだったので「え? え?」って少し不安になりましたけど、嬉しかったです。ただ週プレさんのグラビアに座っているカットがあるんですけど、それを見て「ぽちゃっとしていて、癒されました」みたいに書かれたファンの方がいたんですよ。
今にしてみれば、褒めてくれたんだと思うんですけど当時は悔しくて(笑)。それこそ一時は、腹筋の縦線がしっかり浮くほど絞りました。そこからいまのスタイルにつながっている気がします。
――反骨心が美しさの原動力になったと。その後、週プレには2022年5号(1月17日発売)に再登場します。タイトルは「即バズり美女、NEWスミダ!」。
澄田 この時は「笑顔」がテーマだったんです。それまで緊張していたこともあって、結果的にツンとすました顔のカットを選ばれること多くて。普段はたくさん笑うタイプなんですけど、グラビアでは上手く笑えないし、すました顔のままがいいのかな、なんて思っていたんです。
――自分の笑顔にちょっと自信が持てなくなっていたんですね。
澄田 そうなんです。それがこの時は現場で「笑顔」にフォーカスしていただいて、しかもこの時のグラビアがすごく好評で。なんだか自分を認めてもらったみたいで嬉しかったです。
――まさにそれまでとは違う「NEWスミダ」を見せられたと。ちなみにこのグラビアの中で特に好きなカットは?
澄田 この時のグラビアは大好きなので選べないですけど......う~ん。ノースリーブのハイネックニットをたくしあげて、胸の谷間がチラッとのぞかせているカットかな。自分的にはこういう衣装は似合っている気がするんですよね(笑)。
ものすごい笑顔ってわけじゃないけど、表情も好きです。このグラビアの際に撮影したカットでデジタル写真集も出ていて、写真点数も多いので、そちらもぜひ見ていただきたいです。
――さらに約1年後の週プレ2023年6号(1月22日発売)では待望の「初表紙」を飾ります。
澄田 じつは最初、表紙になる話は聞いていなかったんです。撮影後にインタビューで編集部を訪れた時、その話を聞かされてびっくりしちゃって。耳を疑いましたもん。「え? 本当にいいんですか?」って(笑)。これは和風の旅館と海が見えるホテル、それぞれで撮影したんですけど、一緒に旅行に行っているような......ちょっと大人っぽい雰囲気のグラビアです。
――以前、別のインタビューを読みましたけど、この撮影では胸の見せ方をこだわったとか。
澄田 そうなんです。自分の胸は柔らかく、離れ気味なので、撮影ではいつも寄せてもらっていたんですけど、この時は敢えてそのまま臨みました。というのも現場で胸の話になった時、「そのままがいいんだ」「無防備な感じがセクシーだ」とか、自然なままがいいという声が多かったんです。
そこで自分も思い切って挑戦しました。正直、すごく恥ずかしかったんですけど(笑)、読者からの反応も良かったし、やって良かったです。
――実は、澄田さんはご自身の胸の形について気にされていたんですね。
澄田 ご覧になる方々は好みを言うじゃないですか。「そのまん丸バストがいいんだよね!」みたく言われたら、まん丸でいなきゃいけないのかなってプレッシャーを感じる部分はありました。ただ人によって体質も形が違いますからね。
いまはほとんど気にしていません。ちなみに最近、私の胸は「しずく型」と言われているらしいです(笑)。それはそれで堂々と見せていきたいですね。
――それにしても、澄田さんは「令和最強のメリハリボディ」と呼ばれるほど抜群のスタイル。しかも聞いた話によると、明日撮影があってもすぐいけるほど常に体を仕上げているとか。どんなトレーニングをされているんですか?
澄田 いやー。特別なことは何もしていないです。昨年まではよく通っていたけど、ジムにもいまはほとんど行っていないですし。運動といえばたまに1~2時間ほど歩くくらいです。
――体質的に太りにくいとか?
澄田 それはあるかも。筋肉質で、代謝がいい体質かもしれないです。ちょっと動くだけですぐ汗をかきますし。まぁ、強いて言えば食事ですかね。ほぼ毎日自炊して、栄養に気をつかっています。とはいえそこまでガチガチではないですよ。
「今日は鳥ささみのクリーム煮を作ろう!」とか「一口すき焼きを作って、翌日は残り物で牛丼にしよう!」とかそんな感じ。あくまで楽しみながらやっていて、たまにお酒も飲みます。そもそも多少ウエストにお肉がついていたって、それはそれで愛嬌ですよ(笑)。
――お話を伺っていて思いますけど、グラビアを始めた当初と比べると大人の余裕が生まれたように感じます。
澄田 そうだとしたら嬉しいです(笑)。もともと明るい性格ではないので、人前に出るとなると、どうしても澄田綾乃を作っちゃうんですよね。だけど最近は、普段の自分でいることにも抵抗がなくなりました。
――現在は多数の雑誌の表紙巻頭を飾り、今年2月にはファースト写真集『PURITY』(東京ニュース通信社)を発売するなどグラビア界で大活躍です。澄田さん自身、グラビアの何が楽しいですか?
澄田 なんといってもスタッフの方々とのコミュニケーションです。もともとしゃべるのは大好きですから、言葉を交わしながら気持ちが通じ合えるのは本当に楽しいです。音楽を流すなど、賑やかな雰囲気も好きです。逆にものすごく静かで、しゃべるのがはばかられるみたいな現場だとちょっと困ったりもします(笑)。
――グラビアへの意識も変わりました?
澄田 最初の頃はグラビアをよくわからず、せいぜい男性が好きなものってくらいのイメージでしたけど、いまは「表現」への意識が高まりました。
キレイとかセクシーとか、求められているものをしっかり見せることはもちろんですが、それだけにとどまらないものにしたいですね。足とか脇とか体の一部を意識してフェチ的な面白さを意識することもあるし、媒体によっては女性受けを意識したりもします。
――最近は女性ファンも多い?
澄田 増えましたね。特にイベントをやると何人も女性がいらっしゃいます。「クールな表情と胸が大好きです!」なんて熱く言ってくださる方もいて感激しちゃいます。やはり同性に喜んでもらえるのは嬉しいです。
――これはみんなに聞いているんですけど、澄田さんは初グラビアを見返したりします?
澄田 します。グラビアって撮影すればするほど、ポージングは似てきちゃうし、気持ちの上でもフレッシュなままではいられないですからね。初グラビアをチラッと見て当時を思い出し、もっとポージングを工夫しようと考えたり、緊張ばかりしていた時の気持ちを思い出したり。その都度、まだまだ勉強しなきゃって思うんですよね。
●澄田綾乃(すみだ・あやの)
1999年2月26日生まれ 山口県出身
身長156㎝ B88 W56 H87 血液型=A型
公式Twitter【@AYANO_SUMIDA】
公式Instagram【@nonnon112620】
公式TikTok【@cocomoka0226】
★『初グラビア物語~My First Gravure Story~』
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