酒井優考さかい・まさたか
週刊少年ジャンプのライター、音楽ナタリーの記者、タワーレコード「bounce」「TOWER PLUS」「Mikiki」の編集者などを経て、現在はフリーのライター・編集者。
「ミスマガジン2022」読者特別賞を受賞し、週プレ24号に初登場した三野宮鈴のデジタル写真集『鈴の一番かわいいところ』が10月9日(月)に発売される。これは、その週プレ初登場時の未公開カットを集めたもので、あざとカワイイ、だけど家に彼女がいるような親近感あふれるカットが満載。撮影時のエピソードや近況、今後の展望などを本人に語ってもらった。
――デジタル写真集『鈴の一番かわいいところ』が発売されます。これを撮影したのはいつですか?
三野宮 今年の3月だったかな。これまではフレッシュなグラビアが多かったので、週プレさんではちょっとイメージを変えようという話になりまして。
高校を卒業する直前ということもあって、大人っぽかったり、彼女とのおうち感のあるものだったりに挑戦しました。だから撮影はハウススタジオで、本当に家にいるような日常的な感じで撮影しましたね。
――そういう撮影の経験は?
三野宮 初めてでした! これまでは海辺で単色ビキニの「ザ・王道グラビア!」って感じばっかりだったので新鮮で。今までとは色味も写り方も全然違くて。週プレさんって何だかオシャレに写りますよね。
衣装や水着も事前に希望を聞いてもらって、下着を集めるのが好きなことを伝えていたから、下着っぽい水着とか、外でも着れるような下着とかを用意していただいて。とはいえ、ちょっと外で着るのは恥ずかしいようなものもあるんですけど(笑)。
――カメラマンからのオーダーは?
三野宮 今まではキメ顔で「ニコッ」が多かったんですけど、おうちでの自然体がテーマだったから「もっと自然に」ってたくさん言われましたね。でも「自然にして」って言われると自然にするのはなかなか難しいんですけど、スタッフのみなさんと話したり、笑わせてもらったりしながらベッドに寝転んだり、ボーっとしたり、普通に自転車をこいだりもしてて、結果的には自然体の自分がすごく出たと思います。休憩時間にダイニングテーブルの脚に入り込んでたら、その写真が使われたりもしているし(笑)。
――「ザ・王道」なグラビアと自然体なグラビア、どちらが好きですか?
三野宮 自然体のほうが好きですね。女性目線で見ても、こういう写真のほうが好きな人は多いと思んです。
――撮影時に印象に残っていることは?
三野宮 いちごを食べるシーンがあって、撮るたびに1回かじって食べて、また撮るから新しいのをかじって食べて、いちごばっかり食べておいしかったことですね(笑)。
――タイトルが『鈴の一番かわいいところ』になりましたけど、ご自身の一番のかわいいところ、チャームポイントはどこだと思います?
三野宮 自分でも、キレイ系というよりかはカワイイ系、あざとい系が好きだし、自分もそういう方向を極めたいと思っているので、今回のグラビアみたいな彼女感もそうだし、あざとい妹感なんかをチャームポイントにしていきたいと思いますね(笑)。あざといって言うと悪く見られがちですけど、私は結構好きなんですよ、あざとい女(笑)。だってカワイイじゃないですか。
――3月の撮影後から何か変化はありました?
三野宮 高校を卒業したので、大人になるタイミングで、感覚的にもちょっと変わりましたね。学校が大好きだったので、街で制服の女子高生を見ると「わー、もう自分は高校生じゃないんだ」って悲しくなります(笑)。大人になりたくないんですよー。ずっと子供でいたい。なので今は、19歳を大事にしようと思っています。
――今後チャレンジしてみたいお仕事のジャンルは?
三野宮 アニメとマンガ、あとゲームが大好きなので、ゆくゆくはそういった好きなものに携われるお仕事に就きたいなと思っています。でもグラビアもめちゃくちゃ好きなので、今一番頑張りたいのはグラビアですね。アニメが好きだからコスプレグラビアもやりたいし、カワイイ系もいいけど、もっと大人っぽいグラビアにもガッツリ挑戦したいですね。
――最近好きなアニメは?
三野宮 今というよりちょっと前のアニメが面白くて、一番は『(新世紀)エヴァンゲリオン』とか『AKIRA』とかですね。絵柄もノスタルジックだし、多少分かりにくくても考察しがいのあるストーリーで、独特の雰囲気があるじゃないですか。そういうのが大好きで、考察サイトを読みながら何度も繰り返し観て、自分でもいろいろ考察しちゃいます。最近のアニメもいいんですけど、分かりやすいからそんなに考察するようなものはなくって。
ゲームもちょっと前のが好きで、DS、3DS、3DSLLで昔のカセットで遊んでます。さっきの「大人になりたくない」っていう気持ちと関係してるんですけど、そうやって子供心を忘れたくないんですよね。
――サザンオールスターズが好きとか、家系ラーメンが好きとか、年上のファンが喜ぶかもですね。
三野宮 そうなんですよね。中身がおじさんなのかも?(笑)
――最後に、週プレにはたくさんグラビアが載ってますけど、そんな中でここだけは負けないっていうものはありますか?
三野宮 週プレに出てる方で「身体がいい人」ってたくさんいるじゃないですか(笑)。それでいうと自分は身長が高いわけでもないし、足が超長いわけでもないし。でも、完璧すぎると手が届かないじゃないですか。だからこそ自分は身近にいそうな彼女感は出せると思っていて、そういうグラビアなら誰にも負けたくないですね。
今回も、そういう身近な好きな人の日常をパシャっと撮った感じがたくさん出ていると思うので、「俺の彼女だ!」ってみんなに思わせるくらい読みこんでほしいですね(笑)。
●三野宮 鈴(Suzu SANNOMIYA)
2004年5月17日生まれ 神奈川県出身
身長155㎝ B86 W58 H89
○『今日、好きになりました。夏空編』(ABEMA)に高校1年生で出演し、芸能界デビューする。「ミスマガジン2022」読者特別賞を受賞。ミスマガジン2022の受賞者6人が主演を務めた映画『さよならエリュマントス』にも出演。
公式Instagram【@suzuchan.1】
公式X(Twitter)【@suzuchan0517】
公式TikTok【@suzu.sannomiya】
週刊少年ジャンプのライター、音楽ナタリーの記者、タワーレコード「bounce」「TOWER PLUS」「Mikiki」の編集者などを経て、現在はフリーのライター・編集者。