10月16日(月)発売『週刊プレイボーイ44号』のグラビアに志田音々(しだ・ねね)が登場。全身ボディペイントからの~......峰不二子ばりのブラックボディスーツ。この振り幅こそ〝ねねまる〟の真骨頂。大人の女性に憧れて、日々成長中。
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■大人の女性は足を組む
――今号は「仮面ライダーヒロイン号」。音々さんが出演されていた『仮面ライダーギーツ』についてまずは伺わせてください。長期の撮影でしたが、オールアップの瞬間はどんな気持ちでしたか?
志田 本編のクランクアップのときは「Vシネ(放送終了後のスピンオフ作品)の撮影もあるから、また会えるんだよ」と言っていただいて笑顔で終われたんですけど、Vシネ含めてのオールアップのときは涙が勝手に出てきました。もうこういう撮影がなくなっちゃうんだ、みんなと当たり前に会える日がなくなっちゃうんだ、って。
――改めて、音々さんが演じた桜井沙羅はどういう人でした?
志田 両親を亡くして、弟を育てたということもあって、芯はすごくしっかりしていて、自分の気持ちに正直で、一見空気の読めない猪突猛進の女のコ。ずっと弟思いだったという印象は1年を通じて変わりませんでした。
気づいたら自分の中に沙羅ちゃんが当たり前にいるようになって、『ギーツ』のイベントで登壇したときにも、自然に沙羅が出てきました。クランクアップのときに弟の景和(佐藤瑠雅)に「いつまで役名で呼んでるんだよ」って笑われたくらい、そのくらい沙羅になりきっていました。
――沙羅お姉ちゃんと、音々お姉ちゃんは、違うんですか?(6歳年下の妹、志田こはくがいる)
志田 全然違うけど、似ているところもあるかな。どっちも弟と妹が大好き。でも、その愛が志田音々のほうがゆがんでますね。
――ゆがんでる?
志田 妹としてより、女のコとしてかわいいと思うときがあるんです。オブラートに包むと、「食べちゃいたい」って思うときがある。
――包んでます? それ(笑)。
志田 私は妹からのツンは大好物なんですけど、沙羅はそうではなくて、本当に家族として弟を大事にしている感じです。あと、沙羅のほうがお姉ちゃんっぽいですよね。私は、妹に助けられることが多いので。
――沙羅が音々さんに与えた影響は何かありますか?
志田 面倒見がよくなったと思います。ほかの番組に出演しているときに、率先して共演の方のサポートができるようになったり。
――サポート、というと?
志田 自転車の番組で、汗だくでカメラを向けられたキャストの方の手がふさがっている、でもしゃべらなきゃいけないというときに、首元に冷たい氷を当てに行ったり......普段、グラビアの現場で私がスタッフさんにやっていただいているような感じで。
――グラビアの経験もちゃんと生きているわけですね。今回掲載させていただいた写真についても聞かせてください。ご自身もアイデアを出して撮影したということですが、黒のボディスーツの写真は「大人の女性」への憧れが投影されているとか。音々さんにとって大人の女性とは?
志田 凜(りん)としていてクールで、笑わない、でもすごく気が利く、足を組んでいる。
――足を?
志田 足を組んでいて、髪をかき上げる系ですね。
――独自の解釈ですね。
志田 現実の志田音々はどうやっても大人の女性にはなれないので、作品の中では憧れの存在に変身してみようと思ったんです。
――いやいや、今後どうなるかはわからないですから。足を組む姿が似合う女性、期待しています。間もなく舞台も始まるとのことですが、『ギーツ』や、いろいろな仕事に触れる中で世界が広がっていく感覚はありますか?
志田 はい! 『ギーツ』が終わって、仕事なくなったらどうしようとかそういう不安もあったんですけど、『かげきしょうじょ?』という舞台の仕事をいただけて、カメラの前で演じるのとはまた違った難しさがあって、毎日が新鮮です。これからもっともっと新しいことに挑戦したいです。
●志田音々(しだ・ねね)
1998年7月15日生まれ 埼玉県出身
身長167㎝ 血液型=AB型
○『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日)に桜井沙羅/仮面ライダーハクビ役で出演。10月18日(水)~22日(日)に東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演の舞台『かげきしょうじょ!!』に渡辺さらさ役で出演予定。本格派自転車情報番組『チャリダー★快汗!サイクルクリニック』(NHK BS1、毎週金曜21:30~)に出演中。『劇団サンバカーニバル』(FM FUJI、毎週土曜20:00~)に出演中。『めざましテレビ』(フジテレビ系)にイマドキガールとして出演中。
志田音々写真集『ねぇね~』(ワニブックス)より定価:3300円(税込)好評発売中!
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