女優の安倍 乙(あべ・おと)が、10月16日(月)発売『週刊プレイボーイ44号』のグラビアに登場。秋元 康プロデュースの「劇団4ドル50セント」に所属し、美容雑誌『美的』にてモデルを務めるなど女優以外にも幅広く活動する。が、ルーツはやはり「芝居」。この道で生きていく。新境地へ、いざ――。
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■予測不能な日々を過ごしてます(笑)
――今回は「寂れたスナック街で働く少女の葛藤と決意」というテーマのグラビアで、今までにない安倍 乙が写されています。
安倍 今までのグラビアは自然光で撮っていただくことが多かったんですけど、今回は部屋の照明を消して、ピンクや紫のライトを当てたり、今までにない大人な私を撮っていただいたと思います。
――女優としても活躍していますが、いつものグラビア撮影以上に演じている意識があった?
安倍 そうですね。雰囲気づくりがすごく上手なカメラマンさんで、「何かから逃げているんだから、もっと息が荒いはずだよ」とか、演出がすごくて。撮影現場はいつもどおりにぎやかだったんですけど、雰囲気づくりのために、にぎやかすぎるスタッフさんにカメラマンさんからちょっとトーンを抑えるように要望が出ていたりもしてました(笑)。
――約1年ぶりの登場になりますが、この1年ではどんな変化がありましたか?
安倍 お仕事の面では、自然体の演技の引き出しをもっと増やさないといけないなと思って、普段の自分がどんなしぐさをしているかなどを意識するようになりました。
プライベートでは、ゲームをするようになりましたね。9月からスタートした『仮面ライダーガッチャード』で絶賛共演している、松本麗世ちゃんの影響です。
――ちなみに何を?
安倍 いまさらなんですけど、『あつまれ どうぶつの森』です(笑)。麗世ちゃんがずっとやってるので、試しに遊ばせてもらったら楽しくて。
ほかには、海釣りにハマりました。去年の夏に初めて行って、今年の夏にも行ったんですけど、釣れると楽しいですね。新鮮なお魚があんなにおいしいということも、初めて知りました。スーパーで買うお魚とは全然違います!
――去年の8月に発売された写真集のインタビューでは、自分自身を「自分でも予測不能な人」と表現した上で、「予測不能な人生のほうが刺激的で面白いし、これからも予測不能な安倍乙を見せていきたい」と語っていました。
安倍 そんなこと言ってましたっけ? カッコつけてるな~(笑)。でも、確かに予測不能な日々を過ごしてます(笑)。
――先ほど『仮面ライダーガッチャード』の話がありましたけど、50年以上の歴史を誇る仮面ライダーシリーズへの出演も予測不能のことだった?
安倍 それはもう、めちゃめちゃ予測不能でした! オーディションを受けることになったときにお母さんに伝えたんですけど、「絶対に合格しいや!」って言われて。お母さんがそう言うぐらいすごい作品だし、これは覚悟を持ってオーディションに臨まないといけないと思いました。
でも、まさか受かるとは思っていなくて。本当に予測不能だったし、予測不能だったぶん合格したと知ったときは本当にうれしかったです。
――仮面ライダーシリーズには、もともと親しみがあった?
安倍 それが、そんなことないんですよ。でも、オーディションを受けることになったので、研究のために『仮面ライダーフォーゼ』を見ました。主演の福士蒼汰さんなど、今をときめく俳優さんたちが出ていらっしゃって、いつか自分もそうなれたらいいなって、そんな希望を持ってオーディションに臨んだ形です。
――その結果、見事に合格です。
安倍 関西弁で話す、天真爛漫な銀杏蓮華を演じてます。みんなに頼られるお姉さん的存在なんですけど、錬金術を学ぶ錬金アカデミーで出会った主人公の一ノ瀬宝太郎や、麗世ちゃんが演じる九堂りんねとの関係性がこれからどう変化していくか、今後の展開に注目していてほしいですね。
――蓮華も仮面ライダーに変身?
安倍 それが、まだわかんないんですよ~。できるなら変身したいし、戦うので、しつこく監督にお願いしてみます(笑)。
スタイリング/八杉直美 ヘア&メイク/萩村千紗子
●安倍 乙(あべ・おと)
2000年1月18日生まれ 大阪府出身 身長156㎝
◯秋元康プロデュースの「劇団4ドル50セント」に所属。現在放送中の『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)にて、銀杏蓮華役で出演。また、美容雑誌『美的』にてモデルを務める。安倍 乙1st写真集『吐息の温度』が発売中。
公式Instagram【@abeoto0118】
★誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】