『仮面ライダー響鬼』に颯爽と登場し、大きな話題を呼んだ秋山依里（あきやま・えり）が、10月16日（月）発売『週刊プレイボーイ44号』のグラビアに16年ぶりの登場。シリーズ随一の美少女が魅せる、眩しいほどの大人でキュートな撮り下ろし。
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■伝説の美少女はツンデレの元祖だった!?
――05年放送の『仮面ライダー響鬼』で15歳の美少女・天美あきらを演じ、大人気を博した秋山依里さんが、なんと16年ぶりに週プレのグラビアに登場です。
秋山 最後に出させていただいたのは、『響鬼』が終わった直後ぐらいでした。今回、久々にお声をかけていただいて、うれしかったです。しかも、私が20歳を節目に一度芸能界を引退する前のラスト写真集『dear』を撮っていただいた、栗山さんを今回のカメラマンにお願いしてくださって。
ほかのスタッフさんも信頼できる方ばかりで安心感がありました。どの衣装もシチュエーションも、全部が楽しかったです。
――『響鬼』のオーディションでは、ヒロイン役としては不合格。しかし、秋山さんの魅力に惹（ひ）かれたスタッフがどうにか起用したいと考えた結果、当初は男性の予定だったキャラクターを変更し、秋山さんのクールな雰囲気に合わせて、女性の登場人物が新たにつくられたという伝説が。
秋山 「予定になかった登場人物が、私のためにつくられるなんて」と、ただただびっくりしました。今の私もそういうところがありますけど、ローめなテンションで話す15歳が珍しかったんじゃないでしょうか（笑）。
――あきらはかつて、響鬼が戦う悪の妖怪に両親を殺害され、その復讐のために響鬼と同じ鬼になろうと修行をする少女でした。
秋山 当時の私は『仮面ライダー』シリーズになじみがなかったんですが、『響鬼』は人間ドラマの要素も強かったので、お芝居はしやすかったです。
もともと小説を読むのが好きだったので、同じ感覚で台本を読んで、自分に与えられた役に向き合う感じでしたね。連続ドラマは初めてだったのですが、現場では必死に食らいつきながら、自分を出せるようにと。
――当時の秋山さんは雑誌『ピチレモン』のレギュラーモデルで、『響鬼』でも美少女ぶりが際立っていました。男のコにも女のコにも、大人気だったとか。
秋山 男性ファンの方からは、今も「初恋の人でした」というお手紙をいただくことがあります。当時の某巨大掲示板で、「ついに3次元のツンデレが登場した！」なんて書かれたこともありましたね（笑）。
当時は、まだツンデレという言葉が出始めた頃で、アニメやマンガ、ゲームという2次元の世界にしか、ツンデレキャラが存在していなかったみたいです。
――リアルなツンデレの元祖！
秋山 実際の私は、ツンデレではなくクーデレ（笑）。普段はクールだけど、心を許した人には甘えるっていう（笑）。
――そんな秋山さんですが、プライベートではなんと２児の母！
秋山 小6と小4の娘がいます。最近、小6の娘の同級生の女の子たちにモテるんです。「かわいい！」とか言われて（笑）。すごくありがたいし、今までの人生で最大のモテ期ですね（笑）。
――今後に向けては、どんなことを思い描いていますか？
秋山 20歳で引退後に復帰したのは、以前ご一緒した監督さんが「また仕事がしたい」と熱心に誘ってくださったからでした。そこまで自分を必要としてくれることって、人生の中でそうそうない。そう思って復帰して、それを機に秋山奈々から秋山依里に改名しました。
今回も、久々のグラビアで不安がありましたけど、私を必要としてくれるならと、自分なりに頑張った感じです。私は誰かと一緒に何かを作るのが好きだし、お芝居もグラビアも大好きなので、今後も私を必要としてくれる場所があるなら、可能な限りのペースになりますが、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。
――あらためて、秋山さんにとっての『仮面ライダー響鬼』とは？
秋山 帰る場所であり、私という存在の真ん中にあるものですね。『響鬼』という作品も、あきらという役もすごく愛されて、本当に光栄なことだと思っています。
スタイリング／福田春美 ヘア＆メイク／山田チホ
●秋山依里（あきやま・えり）
1989年12月26日生まれ 東京都出身
〇秋山奈々名義で2003年にモデルとしてデビュー後、「キットカット」などのCMに出演。2005年『仮面ライダー響鬼』で女優デビューして以降、ドラマ、映画、舞台で活躍。2012年、秋山依里に改名。現在は公式YouTube『秋山依里のyoutubeちゃんねる』を更新するほか、モデル業などでマイペースに活動中。
公式X（旧Twitter）【@Ellie__A】
公式Instagram【@akiyama__eri】
秋山依里デジタル写真集『それから』 撮影／栗山秀作 価格／1100円（税込）
★秋山依里デジタル写真集『それから』
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