実姉・戦慄かなのとの音楽ユニット・femme fataleとしても活動する頓知気さきなが約1年半ぶりにグラビアに復帰、11月6日(月)発売『週刊プレイボーイ47・48合併号』の表紙&巻頭グラビアに登場する。

その深すぎるグラビアへの知見とともに、ソロデビューへの思いを語ってもらった。

■グラビア好きゆえの深刻な悩みとは?

――週プレには約1年半ぶりのご登場です。その間、グラビア活動自体をお休みされていたかと思いますが、いったい何が?

頓知気 グラビアが大好きゆえに、「"いいグラビア"ってなんなんだろう?」と、いろいろ考え込んでしまったんです。きっと正解なんてないし、人それぞれ価値基準が異なることなんだろうけど、私の中でそこが定まらないまま続けるのはツラいだけかなって。一時的に距離を置かせてもらってました。

――何か思い悩むきっかけがあったんですか?

頓知気 大前提としてグラビア=水着だと思うんですけど、個人的には、水着ならなんでもOKというわけじゃなくて。そもそも私自身が積極的に肌を露出したいタイプの人間ではないですし、私服も基本的には肌が隠れるものしか持っていないんですよね。

ただ読者的に、好きなコの水着姿が見られるうれしさがあるのもわかります。私も露出が一切ない写真集は、少し物足りない気分になるから。そう考えていくうちに「なぜグラビアは水着になるのか」っていう根本的な部分の真相を突き詰めたくなっちゃって......。ネガティブな悩みというより、オタクとしての研究課題が見つかったという感じですね(笑)。

――女のコ的には、水着になること自体がセンシティブな話ですもんね。その中で今回グラビア復帰されたのは、納得のいく答えが見つかったから?

頓知気 ん~、正直まだハッキリとはわからないです。グラビアって本当に奥が深い写真表現なので、そう簡単に答えが見つかるとも思ってないですし。もう一度グラビアをやってみようと思えたのは、今年に入ってグラビア好きな女のコやグラビア関係のスタッフさんとお話しする機会が増えたから。

好きなカメラマンさんや作品について語っている時間がとにかく楽しかったんです。難しく考えてしまう瞬間もあるけど、こうして好きを共有できる仲間たちがいるなら、きっと"いいグラビア"ができるはずだって。そう信じられたことが大きかったです。

――なるほど。久々の撮影はいかがでしたか?

頓知気 おかげさまで、スゴく楽しかったです。2泊3日の沖縄ロケで、12着の衣装を着て、3回くらい海に浸かって。ひと足遅い夏を満喫させていただいたような撮影でした。

――お休み期間を経て、1年半前と何か変化はありました?

頓知気 私自身の変化でいうと、体形がシュッとしたくらいで中身はそれほど変わっていないんですけど(笑)、グラビアはスタッフさんとの関係性が大事だなぁとあらためて実感できたところはありますかね。

――というと?

頓知気 グラビアって、写っているのは私でも、皆さんが私越しに見ているのは、スタッフさんとの人間関係によって生まれる空気感だと思うんですよ。今回、ファースト写真集『ときめきヒロイン』(集英社)でお世話になったカメラマンの細居(幸次郎)さんと再会できただけでなく、前々から気になっていた編集の方と初めてご一緒できたこともうれしくて。

結果的にすてきなグラビアに仕上がったのは、関わってくださった皆さんの熱量がすべて反映されたから。久々の復帰を快く迎え入れてくれた上に、表紙まで飾らせていただいて、本当にありがとうございます!

■引退なんてもう考えられないです!

――お会いできていなかった1年半は、具体的に何を?

頓知気 お姉ちゃんと組んでいるアイドルユニット・femme fatale(ファムファタール)の活動を中心に、モデル業などもやらせてもらっていました。それから、今月末にソロデビューを控えているんですけど、その準備期間でもあって。楽曲制作や衣装デザインなどでもバタバタしていましたね。

――本格的に音楽活動を始めるということですか?

頓知気 はい。お姉ちゃんとのユニットでは表現できない私個人の世界観を前面に出した活動をやってみたいなぁと思って。大好きなDTMユニット・パソコン音楽クラブさんに楽曲を書いていただきました。今年3月に開催した、生誕祭も兼ねたソロライブを皮切りに、その後もちょこちょこステージに立ち、歌わせてもらってます。

――もともとお姉さんに誘われるがままアイドル活動を始められたと聞いていたので、個人で音楽活動をされるとはビックリです。

頓知気 あはは。私もビックリしています。デビュー当初は人前に立つことに慣れてなさすぎて、ステージ上でずーっと下を向いていたし、それを注意してくるお姉ちゃんへの反発心から「アイドルなんて辞めてやる」と、けんかもたくさんしましたからね(笑)。

ソロ活動はお姉ちゃんがいない分、クリエイティブに携わる場面が格段に増えたこともあって新鮮です。初めてのソロライブはステージの中央で固まりっぱなしでミスも多かったのに、今や「私のフロアだぜ~!」って自由に暴れ回ってるくらい(笑)。

――スゴい成長! デビュー日が待ち遠しいです。現段階で何か目標はあります?

頓知気 まだデビュー前なので具体的な目標はないですが、少しでも多くの方に私の歌を聴いてもらえるよう頑張るしかないな、という感じです。あとは、そろそろセカンド写真集を出したいですね。海外に行きたいです。台湾、ベトナムあたりの高温多湿な地域で、カッコいい雰囲気のグラビアをやりたい!

――いいですね! ということは、今後もグラビアを?

頓知気 もちろん続ける予定です。まだ会えていない憧れのカメラマンさんも何人かいらっしゃいますし、やってみたいグラビアのイメージもいくつか心の中にあるので。それらを制覇するまで引退なんてもう考えられないです!

■頓知気さきな(Sakina TONCHIKI)
2000年3月6日生まれ 大阪府出身 
身長160㎝
◯11月29日(水)にデビューシングル『U.M.A/Himitsu』の配信リリースが決定!また、12月15日(金)に渋谷WWW Xにて頓知気さきな1st LIVE「大作戦」を開催予定。実姉・戦慄かなのとの音楽ユニット「femme fatale」としても活動中。
公式X(旧Twitter)【@tonchiki_doll】
公式Instagram【@arigato_v】

頓知気さきな【週プレ プラス!】アザーカット集『曖昧な境界線~prologue~』 撮影/細居幸次郎 頓知気さきな【週プレ プラス!】アザーカット集『曖昧な境界線~prologue~』 撮影/細居幸次郎

★頓知気さきなのグラジャパ!プロフィール

★『週刊プレイボーイ47&48合併号』(11月6日発売)に特別付録DVD(36分)付き!

★頓知気さきな【週プレ プラス!】アザーカット集『曖昧な境界線~prologue~』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が主要電子書店にて配信!『週プレ グラジャパ!』なら 限定カット特典付き!!  価格550円(税込)

★頓知気さきな×「+Special」11月15日(水)より配信開始!
完全撮り下ろしカットが合計100点以上、スペシャルムービーも配信中!
撮影/細居幸次郎 価格/30日間・1500円(税込)
*『週プレ プラス!』は『週プレ グラジャパ!』から加入できる定額メニューです。
*閲覧にビューアアプリは不要です。加入後、ブラウザですべてのコンテンツが楽しめます。
【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】