舞台に引っ張りだこの西葉瑞希（さいば・みずき）が、11月20日（月）発売『週刊プレイボーイ49号』のグラビアに登場。一年を通じてさまざまな作品に出演し続け、11月12日から上演中の舞台『鬼滅の刃 其ノ肆 遊郭潜入』には須磨役で出演。どんなときでも飾らず自然体、明るく真っすぐな彼女の周りには常に笑顔があふれている。
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■芝居を続けた1年。出会いと学び
――約1年ぶりの登場。西葉さんの気持ちのいい笑顔が印象的な撮影でした。
西葉 カメラマンの前さんやチームの雰囲気がそうさせてくれたのかなと思います。ありのままでいられるというか、いい意味で「頑張ってかわいくしなくてもいいかな」みたいに思っちゃいましたね。
正直、撮影しているときの記憶がなくて、写真を見て初めて「あ、こんな顔してたんだ」って知ったんです。それはたぶん心の底から本気で笑ってたからなのかなと。
――毎年1回は西葉さんに出てもらっていて、もはや恒例行事のような感覚すらあるんですが、西葉さん的にはこの一年はどんな時間だった？
西葉 お芝居で元気いっぱいのアイドルを演じたり、ほとんどセリフを話さずにアクションだけをやる人形役をやったり、いろんなことに取り組んだので目まぐるしかったなと思います。
その中でありがたかったのはお芝居にすごい熱量を持ってやっている、「この人、本当に演劇が好きなんだな」と思わされるような方に出会うことが多かったような気がしていて、おかげで私自身も稽古や本番中に「あぁ、生きているな～」みたいな感覚になれましたし、改めてお芝居が楽しいなって思いながら過ごせました。
――きっと西葉さんもお芝居が好きだからこそ感じることがあるんでしょうね。
西葉 かもしれないです。細かい話にはなるんですけど、芝居をロジカルにとらえて取り組む人もいれば、感覚的に表現する人もいたり。
演出家さんによっても大事にしているポイントはもちろん違うし、役者も人によって全然考え方が違うし。「あ～、この人はこの台本をこうとらえるんだな」って知るのも楽しくて。
毎回作品が変わるたびにいろんな方とお話をすることで新しい自分を見つけたり、引き出しが増えたりもするし。新鮮さそのものが、そもそも好きな性格なのかもしれませんね。
――今のお話もそうですが、一年を通じて多くの作品に出られてますよね。毎回週プレのインタビューではその時々で、西葉さんが取り組んでいるお仕事の話を伺うことが多かった気がするんですが、例えば10年後とかにどうなりたいみたいな話を意外と聞いてこなかった気がしていて。
西葉 確かにそうかもしれません。というか自分でも全然想像したことがなかったです。そうか、長期的な目標......なんだろう。私、ないんですかね？（笑） けっこう苦手ですね、先のことを考えるの。
大谷翔平選手が、この先どのタイミングでこんなことをしていたい、みたいな人生の成功プランを小さい頃から立てていたという記事を読んだときも、「私とは違いすぎる......！」ってなったのを思い出しました。
でも今改めて思いましたけど、私はそれでいいのかなって。
俳優って仕事は先のことが確定しづらい職業じゃないですか。そこで目標を設定しすぎると、それに縛られて迷ったりためらったりすることも出てきてしまうような気もしていて。目標が達成できないかもって不安になったりもしたくないですしね（笑）。
――なるほど。
西葉 意味のある努力をしなさいって言われたりもしますけど、リアルな話、全部が夢や目標につながるわけでもないから。だからあんまり考えずにやっていこうかなって思います。目の前のワクワクに正直に。
あとは元気な役者でいたいですね。ひと回り先輩の役者さんでも、私より激しく歌って踊って殺陣をやってる方もたくさんいて。ほんとすごいんですよ。
この仕事は年齢が武器になることもあるし、もらえる仕事も違うのでそういうのを味わい尽くしたい。じゃないと今こんなに頑張っているのがもったいないじゃないですか（笑）。ずっとおばあちゃんになるまで続けて頑張りたいですね。
スタイリング／八杉直美 ヘア＆メイク／ムロゾノケイト（GiGGLE）
●西葉瑞希（さいば・みずき）
1999年4月27日生まれ 愛知県出身
身長163㎝ B88 W59 H86
○『魔進戦隊キラメイジャー』（テレビ朝日）に柿原瑞希役で出演、話題を集めた。11月12日(日)より舞台『鬼滅の刃其ノ肆 遊郭潜入』に須磨役で出演中。12月19日(火)より舞台『アサルトリリィ・新章』船田初役、2024年1月11日(木)より舞台『スクールアイドルミュージカル』に若槻ミスズ役で出演が決定している。
公式X（旧Twitter）【@MizukiSaiba_318】
公式Instagram【@mizuki_saiba】
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