グループ有数の歌唱力を武器に、このたびアンダー曲のセンターに抜擢。自身を「陰キャ」と評するも、五期生随一の呼び声高いそのポテンシャルが解き放たれる日は近い――。12月11日(月)発売『週刊プレイボーイ52号』に初登場、中西アルノの冬グラビア。
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■でも、ハムスターの名前は......
――今月発売の34thシングルに収録されたアンダーメンバー楽曲『思い出が止まらなくなる』で、初めてアンダーセンターを務めることになった中西さん。週プレ初グラビアは、ファッショナブルかつ冬らしさを感じる衣装で撮影しました。
中西 もこもこした珍しい衣装が多かったですけど、それぞれいろんな雰囲気がお届けできるんじゃないかと思います。カメラマンさんもすごくにぎやかな方で。楽しい撮影でした。
――中西さんにとって冬はどんな季節?
中西 おばあちゃんの家に行きたくなる季節です。小さい頃の冬休みは高知にある母方の実家に行ってたんですけど、そこで毎年「こたつに入って、ただミカンを食べる」っていう冬の過ごし方をしてたのを思い出すんですよね。
こたつ、ひとり暮らしの家では買わないようにしてるんですけど、今すごく入りたいですね(笑)。
――のんびり過ごすイメージなんですね。昨年まで単独で動いていた五期生ですが今年から先輩たちと交ざって活動開始。はたから見ているだけでも忙しそうでしたが、中西さん自身はどうでした?
中西 1年目だった昨年、バースデーライブ(周年ライブ)や夏の全国ツアーなど、グループが毎年やってきたことは経験させていただいて。「乃木坂46に慣れた」と思い込んでたんですけど、今年は正直、比べものにならないくらい目まぐるしかったです。
振り返ると大変だったことばかりが思い浮かぶんですけど、その中でも、少しお休みしていた同期の岡本姫奈ちゃんが復帰してくれたことが一番うれしいかもしれないです。
――12月3日(日)まで行なっていたライブシリーズ「新参者」で五期生全員がそろい、ファンも「11人での完走」をお祝いしていました。そんな五期生の中で、中西さんはどんな立ち位置?
中西 どちらかというとひとりで静かに過ごすタイプなんですけど、人のことも大好きです。ムードメーカー的で、孤立する人をつくらない一ノ瀬美空に対して、口では「面倒くさいなぁ」と言いつつも救われてます(笑)。
――メンバーからはどんな人って言われます?
中西 「感性が独特」とか? そんなことないんですけど、爬虫類が好きとか、そういう情報から思われるのかなって。
――中西さんは生き物好きで、ヤモリと犬、ハムスターを飼ってるんですよね。「爬虫類が好き=独特」というより、ヤモリに「コジマ」「オノデラ」「フジ」など、小学校の友達から名前を取るとか、そういうセンスを「独特」だと思うのかと。
中西 でも、ハムスターの名前は「ディープインパクト」ですよ。運動してるとき、本当に素晴らしい走りを見せるので。
――いい独特さです(笑)。中西さんは音楽番組で共演したゴスペラーズの黒沢 薫さん、平原綾香さんにも評価された「歌唱力」も魅力。
中西 そう言っていただけてありがたいのですが、自分の映像を見るのが苦手で、歌番組とかを見返せないんです。でも、私の歌で「心が動かされた」という声は本当にうれしいです。乃木坂46の曲にはすてきな歌詞が多くて、それが届くように意識しているので。
――目まぐるしかった今年を経て、来年はどんな年にしたい?
中西 今年は「必死に食らいついていく」という気持ちで過ごしていたので、もっと心に余裕を持ってお仕事ができるようになりたいです。できるだけおうちでペットと触れ合おうと思います(笑)。
――これからの目標は?
中西 マルチになんでもできる人になること。基本的には歌って踊ることがお仕事ですけど、モデルやミュージカル、お芝居など、乃木坂46の外でも活動できなければって思うことが多いので、私も自信を持って「得意」といえるものを見つけたいですね。
スタイリング/柾木愛乃 ヘア&メイク/犬木 愛
●中西アルノ
2003年3月17日生まれ 千葉県出身
身長157㎝ 血液型=A型
趣味=爬虫類の飼育 長所=生きものに優しい
〇2022年2月、応募総数8万7000人超のオーディションを突破し、乃木坂46に五期生として加入。名前の由来はイタリア・フィレンツェにあるアルノ川。発売中の乃木坂46の34thシングル収録の『思い出が止まらなくなる』でセンターを務めた。
乃木坂46公式X(旧Twitter)【@nogizaka46】
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