ラッパーとして高い人気を誇る呂布カルマ氏 ラッパーとして高い人気を誇る呂布カルマ氏
12月18日発売の『週刊プレイボーイNo.1&2』で、ついに発表となった「グラジャパ!AWARD2023」。毎年恒例となりつつある表彰の結果は特設ページを見ていただくとして、今回は、今年のグラビアを総括すべく、グラビア好きとして知られる著名人4名にインタビュー。今年発売されたお気に入りのデジタル写真集を紹介するとともに、胸の内に抱くグラビア愛を存分に語ってもらった。


今回の有識者は、ラッパーとして高い人気を誇る一方、"グラビアディガー"の異名を取り、刺激的なグラビアを自らのSNSで発信する呂布カルマ氏。最近はテレビ、YouTube番組にも度々登場し、その都度、グラビア愛を表現してきた氏が語る、2023年のベスト3は?

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――"グラビアディガー"の異名を取る呂布さん。2023年は本業のラッパー以外にお仕事の幅が広がり、グラビアとの関わり方も変わった印象です。

呂布 そうですね。メディアでのお仕事が増えた分、何よりグラドルの皆さんとお会いする機会が増えました。番組で共演したり、グラビアのプロデュースをさせていただいたり。以前からは考えられなかったです。

――熱心なグラビア好きの中には、妄想できなくなるから本人とは会いたくないなんて言う方もいますけど、呂布さんは?

呂布 僕は会えるものなら、会ってみたいと思っていましたね。確かにグラビアのイメージと違うことはありますけど、逆にすごくカワイくてびっくりすることもありますし。例えば天羽希純さんはアイドルなので活動を知らなかったんですけど、番組でご一緒して、すぐファンになりました。他に好きになった方は何人もいます。

――この一年を通じてグラビアの好みは、変わりました?

呂布 肉感的なスタイルの女のコが好きなのは相変わらずですけど、年齢にはこだわらなくなりましたね。前はやっぱり若いコがいいと思っていましたけど、大好きな青山ひかるさんも30歳になったし、グラドルたちもキャリアとともに年齢を重ねるもの。むしろベテランならではの巧みなグラビアを堪能するようになりました。

――グラビア愛がより深まったんですね。そんな呂布さんがご覧になった2023年のグラビア界の印象は?

呂布 いや、もうなんといっても菊地姫奈さんの一年でしたよね。相当な数の雑誌で表紙を飾っていたし、デジタル写真集も全部バカ売れ。他の追随を一切許さず、もはやレジェンドの域に達した気がします。今回、「年間ベスト3」をあげるという企画も、いつもなら何人ものグラビアアイドルがすぐ頭に浮かぶんですけど、今年は正直なところ菊地さん以外、考えられなかったです。あわせてデジタル写真集3冊を選びましたけど、それも菊地さん3冊でいいかもと思っちゃったし。

菊地姫奈『もっとずっと、一緒に。』(撮影/YUJI TAKEUCHI<BALLPARK>) 菊地姫奈『もっとずっと、一緒に。』(撮影/YUJI TAKEUCHI<BALLPARK>)

――そこまでですか(笑)。では早速、その年間ベスト3のお話にいかせていただきます。ひとり目はやはり菊地姫奈さんですか?

呂布 もちろんです。今年の菊地さんはスタイルのよさはもちろんですけど、なにより笑顔が増えた気がします。いままではどのグラビアもキリッとしたものばかり。それがガラッと変化し、なんとおどけた顔さえ見せてくれています。結果、かわいらしさが増し、表現の幅も拡大。今年の躍進にもつながったんじゃないでしょうか。

――確かにどのデジタル写真集を見ても笑顔が印象的なカットがありますよね。

呂布 もしかしたら笑顔に自信がなかったのかもしれないですよね。でもそれが解消され、新しい武器にもなった。この先もまた新しい彼女を見せてくれそうです。

――デジタル写真集は何を選ばれますか?

呂布 どれも本当にいいんですよね。最も新しい『もっとずっと一緒に』にしましょうか。笑顔は控えめですけど、高校卒業後ということもあってか、より大人っぽい表情のグラビアが楽しめます。ちなみに僕自身、昨年まで菊地さんは高校生ということもあって敢えて控えていたんです。でも無事卒業しましたし、堂々推していきます(笑)。

菊地姫奈『もっとずっと、一緒に。』(撮影/YUJI TAKEUCHI<BALLPARK>) 菊地姫奈『もっとずっと、一緒に。』(撮影/YUJI TAKEUCHI<BALLPARK>)

――では二人目は?

呂布 風吹ケイさんです。彼女はなんといっても105cmのJバストと縦に割れる腹筋です。あんな迫力あるスタイルを持つ人、どこにもいないですよね。しかもそれを一切出し惜しみしないグラドル魂もまた素晴らしすぎる。2023年の"裏MVP"だと思います。

風吹ケイ『フブキ系な雰囲気』(撮影/栗山秀作) 風吹ケイ『フブキ系な雰囲気』(撮影/栗山秀作)

――呂布さんはプロデューサー・佐久間宣行さんのYouTubeチャンネル『NOBROCK TV』で風吹さんに呂布カルマ賞をおくっていました。

呂布 はい。最初、近寄りがたい方かと思いきや、まったく逆。関西弁の親しみあるキャラクターでした。風吹さんは小池栄子さんに憧れているそうですけど、しゃべりは面白いし、彼女自身も女優としても活躍しそうな雰囲気がありますね。デジタル写真集は『フブキ系な雰囲気』でお願いします。普段の挑発的なイメージと違い、かわいらしい部屋着を着て、リラックスしたカットが何枚かあるんですけど、それがすごく新鮮で印象に残りました。

風吹ケイ『フブキ系な雰囲気』(撮影/栗山秀作) 風吹ケイ『フブキ系な雰囲気』(撮影/栗山秀作)

――続いて三人目をお願いします。

呂布 東雲うみさんですね。Gカップと100cmヒップの二刀流ボディのグラドルとして知られていますけど、2023年はそれがよりパワフルになった印象があります。ガンプラやコスプレ好きなどを公言する意外性のある素顔も相変わらずで、そのギャップもウブなオタクたちの心をくすぐります。

――呂布さんは東雲さんのどこに一番の魅力を感じます?

呂布 なんと言ってもお尻ですね。大きさといい形といい僕の中ではベストです。あと黒く長い髪もストライク。東雲さんは露出度の高い大胆なグラビアを見せてくれるんですけど、その長い髪はじっとりセクシーな雰囲気をより醸し出してくれている気がします。

――デジタル写真集は?

呂布 『メガネ女子の誘惑』ですね。この中では私物の眼鏡を小道具として使用していて、彼女のオタク感がリアルに伝わってくる内容に。二刀流ボディも存分に見せてくれています。

東雲うみ『メガネ女子の誘惑』(撮影/Takeo Dec.) 東雲うみ『メガネ女子の誘惑』(撮影/Takeo Dec.)

――ちなみにベスト3には入れられなかったけど、入れたかったという人はいませんでしたか?

呂布 たくさんいました。でも敢えてひとりであれば高砂ミドリさんです。しばらく活動をお休みしていたんですけど、今年の4月から再開した「歩く袋とじ」と言われるグラドルさんです。黒髪のおかっぱヘアの純和風なイメージがあって、ミステリアスな雰囲気がいいですね。デジタル写真集は『ツナガリタイ』でお願いします。見事なスタイルを生かした体当たりグラビアがたっぷり。じっとりしたシズル感もあり、見ていてそそられますね。

高砂ミドリ『ツナガリタイ』(撮影/東 京祐) 高砂ミドリ『ツナガリタイ』(撮影/東 京祐)

――2024年のグラビアは一体どうなると思われますか?

呂布 菊地さんは女優業をより本格化し、グラビアのギアを緩める可能性がありますよね。で、その空いた場所を誰かが埋めるんでしょうけど、それが誰なのか......パッとは思いつかないですよね。

――今年のグラビア界で菊地さん以外に気になった動向はあります?

呂布 ネットをメインにAIグラビアが盛り上がっていることですね。あと女性向けのグラビアも。これまで掲載される媒体が男性誌なので、グラビアってどうしても男性向けのイメージがあったじゃないですか。だけどそうじゃない、女性向けのグラビアをSNSやファンティアでやり出しているコが出てきていますよね。果たしてそれが支持されていくのかどうか。もちろん、SNSやファンティアではたくさんの女のコたちが自力を蓄えていることも気になります。いずれにせよ、また新しいスターは誕生するはず。その瞬間に立ち会えるよう、自分も継続して発信していきたいですね。

■菊地姫奈『もっとずっと、一緒に。』
現時点(12月初旬)での最新デジタル写真集。本編では珍しく"クシャッ"と崩したような笑顔も収録。これまでと違った"愛嬌"が胸に突き刺さる。また高校を卒業し、一歩成長した大人っぽさも。スタイルの良さはもちろん言うことなし。完璧!

■風吹ケイ『フブキ系な雰囲気』
100㎝の豊満なバスト+縦に割れる美しい腹筋のスタイルは、2023年"裏MVP"と呼びたいくらい圧倒的。本作ではシーツ一枚や素肌にシャツなどの姿でそのスタイルをこれでもかと存分に披露。グラビアアイドルの矜持を感じさせる一冊だ。

■東雲うみ『メガネ女子の誘惑』
Gカップと100㎝ヒップの二刀流ボディは今年、よりパワフルに。その迫力あるルックスとガンプラ好きなどのオタクな素顔とのギャップも魅力です。本作では私物の眼鏡を着用し、オタク感満載。じっとりセクシーなカットもあって見応え十分です。

■高砂ミドリ『ツナガリタイ』
今年待望の活動再開。黒髪の和風な美貌とB98 W62 H90のスタイルは存在感抜群。「歩く袋とじ」のキャッチコピーどおり、出し惜しみなしの体当たりグラビアは必見です。2024年の活躍に期待大。

●呂布カルマ
1983年1月7日生まれ。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ