大原優乃サード写真集『あのね、ほんね』(撮影/前 康輔)より 大原優乃サード写真集『あのね、ほんね』(撮影/前 康輔)より

2024年1月31日(水)、大原優乃さんのサード写真集『あのね、ほんね』が発売されます。20歳の記念に刊行されたセカンド写真集以来約4年ぶりにして、「ラスト王道グラビア」として強い気持ちで撮影に臨んだという本作。昨年12月発売の『週刊プレイボーイ51号』では、本作の告知を提げて久々の表紙&巻頭グラビアに登場。そして今週発売の『週刊プレイボーイ7号』では、写真集の発売直前に、写真集未収録のアザーカットグラビアを大胆公開。久々の"ゆうのちゃん祭り"状態に、きっと多くの読者がドキマギしていることでしょう。

これらを記念し、現在【週プレグラジャパ!】では「大原優乃特集」ページが公開中です。デビュー以来、多くのファンから愛されてきた彼女がたどったグラビアの軌跡とは。本記事にて、グラビアライター・とりとともに大原さんの過去グラビアを振り返っていきましょう!

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大原優乃デジタル写真集『実は私、○○だったんです』(撮影/藤本和典)より 大原優乃デジタル写真集『実は私、○○だったんです』(撮影/藤本和典)より

2017年、かつてダンス&ボーカルユニット「Dream5」のメンバーとして紅白歌合戦に出場した"あのコ"として週プレで初めての水着グラビアを披露。あどけない顔立ちと、ユニット活動時は隠されていた豊満なスタイルに多くの読者が一目惚れし、すぐさま大反響を呼びました。以後、「彼女の名前を見ない日はない」と言っても過言ではないくらい、何度も週プレに登場。毎度、読者の心を癒してくれるのでありました。

初めてのグラビアは、デジタル写真集『実は私、○○だったんです』に収録。明るいハウススタジオをベースに、海やプールでも撮影。表情からはほんのり緊張感がただようものの、彼女を纏(まと)うオーラはとてつもなく明るくて、自然と応援したい気持ちにさせられます。まだ17歳だった少女のつたない挑戦の一歩は、そんなところから始まりました。

大原優乃デジタル写真集『晴れやか南国少女』(撮影/熊谷貫)より 大原優乃デジタル写真集『晴れやか南国少女』(撮影/熊谷貫)より

初グラビアから3ヶ月後、すぐさま2回目の撮り下ろしが実現しました。デジタル写真集のタイトルは『晴れやか南国少女』。彼女の出身地である鹿児島の中でも初めて訪れたという奄美大島を舞台に、まるで、故郷で家族に会ったときのような、無垢な微笑みがたくさん見られる一冊となっています。制服を着たあどけない島娘の表情が、だんだんオトナになっていく。このままオトナになっちゃったら、もう二度と、あなたに触れられないのだろうか......。急成長を感じるグラビアに、ときめきと切なさを同時に覚えます。大反響に応えるだけのポテンシャルが彼女に備わっていたことを、今、改めて実感します。

大原優乃ファースト写真集『ゆうのだけ』(撮影/唐木貴央)より 大原優乃ファースト写真集『ゆうのだけ』(撮影/唐木貴央)より

初グラビアの翌年、2018年3月1日。早くもファースト写真集が発売。王道のグラビアシチュエーションを求めハワイへ、また対になる景色を求め雪降る北海道へも向かいました。背後に広がる透き通る海、澄んだ青空が、当時の彼女に陰りがないことを示唆しているようで、何だかとっても明るい気分になります。

10歳で芸能界デビューした彼女だからこそ、同世代の友達には打ち明けられない悩みを抱えた時期も、きっとあったと思います。それでも週プレのグラビアをきっかけに、他誌にも活躍の場が広がり、週プレの表紙にも抜擢。客観的に見ても、当時の彼女は常に"キラキラ"という音に包まれているような、そんな勢いと輝きが感じられた気がします。

大原優乃デジタル写真集『大原優乃、台湾ではじける。』(撮影/桑島智輝)より 大原優乃デジタル写真集『大原優乃、台湾ではじける。』(撮影/桑島智輝)より

ファースト写真集までの初々しさが「大原優乃グラビア史、第一章」だとしたら、発売以降の「第二章」には揺らぎが見える気がします。すぐに何かを変えることはできないけれど、今まで同じ無邪気さではいられない。ファースト写真集以降に撮影された異国感あふれる台湾でのグラビア(デジタル写真集『大原優乃、台湾ではじける。』)に、10代の終わりが近づいてきたタイミングも相まって、そんな自覚が芽生えてきたような印象を勝手に受けてしまったのです。笑顔は変わらず、ピュアでかわいいままなのですが......。


大原優乃デジタル写真集『10代カウントダウン』(撮影/Takeo Dec.)より 大原優乃デジタル写真集『10代カウントダウン』(撮影/Takeo Dec.)より

続くデジタル写真集『10代カウントダウン』では、より一層、オトナっぽい雰囲気に。グアムロケにて『晴れやか南国少女』の再来のような雰囲気を醸し出しつつも、ジリリと汗を感じる色気に、自ずと体温が上昇していくような。

この頃から、パーソナルトレーニングに通い始めたのだとか。自信を感じる佇まい。少しずつ、いやしかし急激に、オトナへのカウントダウンを刻み始めているのを感じます。

大原優乃セカンド写真集『吐息』(撮影/桑島智輝)より 大原優乃セカンド写真集『吐息』(撮影/桑島智輝)より

そして2019年10月。20歳を迎える記念に、10代ラストイヤーを追い続けたセカンド写真集『吐息』が発売。ファースト写真集の発売からそれほど月日が流れていないにもかかわらず、そこに写る彼女の姿は、とても凛々しく美しくて、寂しいようなあたたかいような気持ちになります。

出身地の鹿児島県を中心に、思い出の動物園や指宿市の砂風呂などのロケーションで、四季折々に撮影。写真からほのかに聞こえてくる"吐息"に絡まっているのは、子どもとオトナの狭間で不安定に揺れる色気。ここまでが「大原優乃グラビア史、第二章」だとするならば、それらはどれも、20歳を目前に控えた少女の飾らないリアルだと思えてなりません。

大原優乃デジタル写真集『揺るがない』(撮影/中村和孝)より 大原優乃デジタル写真集『揺るがない』(撮影/中村和孝)より

セカンド写真集の発売以降も、定期的に週プレのグラビアに登場。だんだんと女優としての活動が増えてきたためか、この辺りからまた一段と表現力に磨きがかかり、グラビアにも大きな影響を与えていたように思います。落ち着きがあるのに奥ゆかしい。かわいさと美しさとともに、頼もしさが立っているような。"グラビアでの表現"を続けてきた彼女だからこそ辿り着けた、写真で伝える境地が見えてきたような......。

大原優乃デジタル写真集『【大増量】永遠』(撮影/前 康輔)より 大原優乃デジタル写真集『【大増量】永遠』(撮影/前 康輔)より

気づけば24歳になっていた。いつの間にか、美味しくお酒まで飲むようになっていた。時間が流れ、気持ちも流れ。オトナになって、身の回りも自分自身も、何だかすっかり変わってしまったみたいだ。

ときどき、過去の自分に戻りたくなる。ときどき、未来の自分に会いに行ってみたくなる。時間の移動を妄想しながら、少しずつ何かが変わりながら、イマを一生懸命に生きている。みんなが同じ時間の流れをゆらゆら移動する中で、変わらない部分を、グラビアという場所に残し続けてきてくれた優乃ちゃん。笑ったり、悩んだり、焦ったり、笑ったり。私たちには見えないところで、きっといろんな気持ちを乗り越えてきたのだろう。変わらない笑顔の味が何通りにもなっていて、あぁ、こうしてまた、あなたに癒されるのだと、胸がいっぱいになります。

『あのね、ほんね』。ここで私たちは、どんな優乃ちゃんに会えるのだろう? 空白の時間すら、傍にいてくれたような安心感。改めて伝えたい。いつも、ありがとう!

大原優乃サード写真集『あのね、ほんね』(撮影/前 康輔)より 大原優乃サード写真集『あのね、ほんね』(撮影/前 康輔)より

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https://www.grajapa.shueisha.co.jp/special/217

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■大原優乃(Yuno OHARA)
1999年10月8日生まれ 
鹿児島県出身 
身長154㎝ 血液型=A型 
○2017年に週プレでグラビアデビューを果たして以降、数々の雑誌の表紙を飾るなどトップランナーとして活躍中。現在は女優としても活躍しており、ドラマや映画などに多数出演。ヒロインとして出演の映画『劇場版おいしい給食 Road to イカメシ』が5月24日(金)に公開予定。 
公式X【@Yuno__official】 
公式Instagram【@yuno_ohara】 
公式YouTube【@yuno_tube】 

★大原優乃のグラジャパ!プロフィール