撮影協力/株式会社SEGA、株式会社GENDA GiGO 秋葉原3号館 Retro G 撮影協力/株式会社SEGA、株式会社GENDA GiGO 秋葉原3号館 Retro G

さまざまなメディアで話題を振りまくひろゆき氏は、歴戦のゲーマー(特にシミュレーションゲーム好き)でもある。そんな彼が、これまでの人生で出会ってきたゲームや今のゲーム業界について、じっくり語る連載コラムだ。

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■攻略動画は否定派です

最近は子供でも攻略動画を見ながらゲームを進めるのが当たり前になっていたりします。僕が小中学生だった時代にも「攻略本」というのがあって、それを友達から借りることもありました。

ただし、当時のゲームってどれも理不尽なゲームバランスで、そもそも攻略本が役に立たないことも多かったのです。

一方、現在の攻略動画はナレーションとテロップがあり、敵が出現するような重要なポイントは拡大表示され、それさえ見ておけば誰でもゲームをクリアできるようになっています。でも、僕は攻略動画に関しては否定派だったりします。

例えば、シミュレーションゲームで攻略動画を見てしまうと、「最適なパラメーターだけ強化する」ってことをやりがちです。これだと、どんなに面白いゲームでも単純作業の繰り返しになってしまうんですよね。

■"ゲーム感覚"の大切さ

そもそも僕がゲームに求めるのは、難易度の高いゲームをクリアしたり、強い相手に勝つ達成感です。

なので、「行き当たりばったり進行」でたまたま上手く行ってクリアしたときのほうが、僕にとっては達成感が大きい。それに「なぜ行き当たりばったり進行なのにクリアできたのか?」ということを自分なりに考え、それを再現するのもゲームの楽しさですし、そのほうが飽きずに長続きします。

攻略動画を見ちゃうと、こういった部分をまったく楽しめず、ただ単純作業の繰り返しになってしまうのです。そこそこの金額でゲームを買って、単純作業をひたすら進めるとか、おかしな話ですよね。それだと単純作業に課金するソシャゲと変わりません。

ただ、リアルな単純作業の仕事を"ゲーム感覚"で行なうことで、楽しめることもあります。

僕の場合は、単純作業のバイトでも"タイムアタック要素"を入れることで、「この荷物は右側から運ぶほうが速い」とか「イチゴは若干斜めに乗せれば雑に扱っても大丈夫」とか、常に最速でクリアする方法を考えて、いつのまにかそれが楽しい作業になっていました。

一般的にめんどくさいと感じる単純作業でも、少しだけゲーム感覚を追加することで、いろいろとストレスを減らしてこなせるようになります。こういった日常生活でのゲーム感覚は、逆に単純作業のゲームばかりしていると、見落としちゃうのかなと思ったりしています。

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