小山田裕哉おやまだ・ゆうや
1984年生まれ、岩手県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、映画業界、イベント業などを経て、フリーランスのライターとして執筆活動を始める。ビジネス・カルチャー・広告・書籍構成など、さまざまな媒体で執筆・編集活動を行っている。著書に「売らずに売る技術 高級ブランドに学ぶ安売りせずに売る秘密」(集英社)。季刊誌「tattva」(BOOTLEG)編集部員。
AV業界を代表するアイコニックな存在ながら、セクシー女優の枠を超え、さまざまな舞台へと活躍の場を広げていったキラ星のような女性たち。日々、多くのスターが生まれる世界で次なるアイコンとなるのは、いったい誰だ!
そんな「ネクストアイコン」な女優たちを、撮り下ろし写真とインタビュー記事で紹介していく連続企画。第5回は「110センチのOカップ」という驚きのバストでファンを魅了し続ける恋渕ももなが登場する。(前編)
――2022年4月に「Mカップの大型新人」としてデビューしたときも驚愕のサイズでしたが、いまだに成長し続けているそうですね。
恋渕 今はOカップです!
――巨乳が魅力の女優さんは多いですが、そのサイズの方はさすがに初めてお会いします。
恋渕 しかも私、太っているわけじゃないですからね。
――だから余計にインパクトがあって。
恋渕 イベントに来るファンの方も、「A、B、C、D......」って目の前でよく数えています(笑)。
――思わず、「どれくらいだっけ?」となるくらいOカップの方には出会わないですからね。普通はGカップとかでも「すごい!」ってなるじゃないですか。
恋渕 Gカップなんて高校生のときには通り過ぎました。20歳でHカップだったので。
――今は仕事に活かせていますけど、デビュー前は日常的にバストばかり注目されてイヤな思いもしていたとか。
恋渕 そうですね。めっちゃ見られます。最近もディズニーランドに行ったら、シンデレラ城の前で若い男の子たちに、「すげえでかいおっぱい!」って言われました(笑)。
――たまたますれ違った男子が思わず驚きの声をあげてしまう。
恋渕 「その気持ちはわかるけど、夢の国でそんなこと言わないでー」とは思いました(笑)。知らないおじさんに道端でいきなり拝まれたこともあります。
――「ありがたや」って(笑)。
恋渕 おっぱいにまつわるエピソードは半年に一つくらいのペースで溜まりますね。今だったら「仕方ないな」って感じですけど。
――恋渕さんといえば、バストが特徴的なだけでなく、アニメオタクを公言していることでも知られています。
恋渕 小学生の頃からアニメがずっと好きで。デビュー時から公言していたから、ファンの方もみんな、私がオタクだと知ってくれています。だから、オリジナルの同人誌をプレゼントしてくれる方もいるんですよ。セクシー女優のファンとしては特殊ですよね。
――恋渕さんの好みをちゃんとわかっている人たちが応援している。
恋渕 皆さん温かく見守ってくれています。だからイベントもすっごく雰囲気が良くて。お客さんに脚の悪い人がいたら、みんなで助け合って階段の昇り降りのサポートをしてくれたりするんですよ。
――どうしてそういう温かいファン層に?
恋渕 私が最初から口酸っぱく言っていたんです。「オタ活は来てくれる人みんなが無理なく楽しいと思えるようにね」って。だから、新規のファンの方も入りやすいと思います。
――その考え方は自身もオタクということが影響している?
恋渕 めちゃくちゃ大きいですね。私も昔はオタ活を頑張りすぎて義務みたいになっちゃったことがあったので、「楽しいと思える範囲でやるのがオタ活だよ」っていうのは何度も配信とかでも言ってきました。
――ファンの熱量も高いから、あっという間にSNSのフォロワー数も伸びて。Xだけで60万を超えていますよね。
恋渕 これだけの人に愛されているって、すごいことですよね......。この話をすると泣きそうになっちゃうんですけど(笑)。でも、ほんとに今の状況が当たり前だとは思っていなくて。毎日ファンの方々には感謝しています。
――実際、そういう思いを生配信で熱く語っていることもありますよね。
恋渕 泣きながら配信しちゃったこともあります(笑)。
――でも、あれだけ感情をさらけ出しているからこそ、ファンも本気で応援したくなるんだと思いますよ。
恋渕 なるべくネガティブなことは発信しないように気をつけているんですけどね。ちょっと反省しています。
――生配信でびっくりしたのが、コメントをくれるファンの人が、いつから応援してくれているのかちゃんと認識していたりしますよね。
恋渕 怖がられるかもしれないですけど、常連のファンの方はアカウント名までちゃんと覚えています!
――すごい!
恋渕 それも自分がオタ活していてうれしかったからなんです。実際、すごく喜んでもらえるので。本当、ファンに恵まれていますよね。
――初めてレイプものAVに出演された際も、「みんなショックを受けるかもしれないけど心配しないで」って投稿していたじゃないですか。
恋渕 ありましたね。だって、みんな絶対に衝撃を受けると思いましたから。
――そうなんですけど、そういう作品にも出る職業じゃないですか。発売前にファンの気持ちをケアしたコメントを出す女優さんなんて、なかなか珍しいですよ。
恋渕 それは以前に同じようなことがあって。デビュー半年くらいでピストンバイブの作品に出たんです。私はすっごい楽しかったんですけど、配信サイトのレビュー欄が、「痛そう」とか「心配になる」といったコメントばかりで、全然喜んでもらえなかったんですね。
で、あるときに、「実はルンルンでスキップしたくなったくらい楽しい現場だった」と言ったら、バーンと数字が伸びて。
――ファンも「これ観て喜んでいいんだ」となった。
恋渕 そうなんです。だから今回はあらかじめ言っておこうって。
あとは私、意外に女のコのファンも多いから、そのコたちの気持ちにも配慮したかったというのもありました。イベントにもたくさん来てくれるんですよ。
――それもすごいですね。
恋渕 来てくれたコの名前をスマホにメモしていて......。
――えっ?
恋渕 サイン書くときに相手の名前も書くじゃないですか。そこで聞いてメモしているんです。どんどん増えていくのが嬉しくて。
――女のコのファンからはどういう言葉をかけられますか?
恋渕 シンプルに「あこがれています」とか多いですね。それこそ風俗をやっているコからは、よく「プレイの参考にしています」とも言われます。
――どういうところを参考に?
恋渕 目線を相手に向けながらフェラしたら売れるようになったとか、私の写真集のポージングを真似して写メ日記に載せたらお気に入りにたくさん登録されたとか、そういうことを教えてくれます。
実は女のコたちの資料にしてもらいたくて撮った写真もけっこうあるので、ちゃんと資料として役に立っているのはうれしいです。
恋渕 そうそう、女のコのファンでいえば、私のイベントは彼氏とか旦那さんと一緒に来てくれるコもけっこういるんです。
――彼氏が彼女を連れて来る、ではなく?
恋渕 私の場合は女のコが「行きたい」って連れて来てくれるパターン。男性のほうが付き添いなんです。「夫婦で観ています」と言われることもあるんですけど、それを聞くたび、「一緒に観たあとはどうしてるんだろう?」とは気になっていますね(笑)。
――なぜ女性にも支持されていると思いますか?
恋渕 やっぱり、私自身が楽しい、この仕事が好きって発信しているからかもしれないですね。
――とにかく楽しそうっていうのは、たしかにとても伝わってきます。
恋渕 ほんと楽しいですよ。
――特に楽しかった現場は?
恋渕 ピストンバイブの作品かもしれない。あれ、超楽しかったんですよね......。「またやりたい」と言っているんですけど、同じようなのは連続して出さないから、しばらくお預けですよね。
――撮影中は100回以上イッたとか。
恋渕 すんごい気持ちよかったんです。
――体力的には大丈夫だった?
恋渕 もともと絶倫なので大丈夫です。気絶するまでいけるタイプです!
――それはもう才能ですね!
恋渕 ですよね。だから、セクシー女優は私の天職です!
●恋渕ももな
1999年3月3日生まれ 秋田県出身 身長161cm
趣味:アイドルおっかけ 特技:歌
〇2022年4月に『SOD Star』レーベルからAVデビュー。公務員出身という異色の経歴や、Mカップ(当時)という抜群のプロポーションで一躍人気女優に。以降も、ヒット作が続くなど注目を集めている。
公式Instagram【@koibuchimomona】
公式X【@momona_koibuchi】
1984年生まれ、岩手県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、映画業界、イベント業などを経て、フリーランスのライターとして執筆活動を始める。ビジネス・カルチャー・広告・書籍構成など、さまざまな媒体で執筆・編集活動を行っている。著書に「売らずに売る技術 高級ブランドに学ぶ安売りせずに売る秘密」(集英社)。季刊誌「tattva」(BOOTLEG)編集部員。