MCバトル界隈で常に爪痕を残し続け、自ら作詞作曲するだけでなくトラックメイクも行ないアーティスト活動をするSONOTAが、6月3日(月)発売『週刊プレイボーイ25・26合併号』で初グラビア! ポップでカラフルな世界とゆめかわいい世界、そしてダークでミステリアスな世界を行き来する旅へ。
* * *
■白黒どちらかだけじゃない自分らしさ
――MCバトルなどで人気のフィメールラッパーが、グラビアデビューを果たしました!
SONOTA 自分にグラビアのお仕事をさせていただける機会が来るとは、まったく思っていなかったです。初めてのことだったので、すごく緊張しました。MCバトルはMCバトルで緊張するんですけど、全然別の緊張。未知の領域へのチャレンジでした。
――新たなチャレンジは好き?
SONOTA はい、チャレンジすること自体が好きです。ラップを始めたことも、自分にとっては未知への挑戦でした。もともとはスポーツをがっつりやっていて、学生時代はゴルフを本格的にやっていました。でも、同じ時期に出合った音楽を通して、どうしてもラップをしたいという気持ちが強くなって、今に至ります。
――そして、現在はラッパー相手にMCバトルを繰り広げつつ、自身の音源もリリースし、ライブも行なうなど、ソロアーティスト活動をしています。
SONOTA ラップをするのはもちろんですし、あとは自分でトラックも作っていることを誇りに思っています。トラックまで作るラッパーはあまりいなくて、音は別のトラックメーカーが作る場合がほとんどなんですよ。
でも、私が音楽を志すきっかけになった清水翔太さんが、自分でアレンジもするアーティストだったので、自然に私も全部自分でやろうって。
――MCバトルでは勇ましくラップで戦っていますが、こうして話しているとおとなしい印象です。
SONOTA なぜかステージに立ってビートが流れると、自分の100%を超えちゃって、普段の私とはかけ離れたパフォーマンスをしちゃうんです。周りの人からは、「本当に同じ人なの?」って言われることもあります(笑)。そういう自分も、そうじゃない普段の自分も、自分が自分であるためにはどっちも必要なんですよ。
――普段は何をしていることが多いですか?
SONOTA 音を作ったりラップのリリックを書いていないときは、だいたい寝てます(笑)。
――今思ったんですけど、今回のグラビアを見たラッパーは、絶対にMCバトルでネタにしてディスってきそうですよね?
SONOTA 今後のバトルでは言われると思います。でも、言われてもちゃんと返す覚悟も自信もありますよ。私は事務所に所属せずフリーで活動していて、自分のことは自分で責任を持って全部決めているんです。
今回グラビアにチャレンジしたのも、自分でやろうと思ってやったこと。自信を持ってそう言えるので、もしバトルの相手にネタにされてディスられたとしたら、「私は自分の意思で決めて、未知の領域に挑戦しているんだ!」ってラップし返してやろうと思ってます!
――ラップのネタにするということは、今回のグラビアを見ているということにもなりますよね。
SONOTA 確かに! じゃあ「なんだかんだ言ってるけど、私のグラビア見てんじゃん!」みたいに返そうかな(笑)。
――ところで、〝SONOTA〟という名前の由来は?
SONOTA アンケートとかの回答で「はい」「いいえ」のほかに、「その他」ってあるじゃないですか。「はい」でも「いいえ」でもない「その他」って少数派なことがほとんどだけど、私はそこに魅力を感じるんです。
白黒どちらかだけじゃない自分らしさが、そこにはあると思って。それで、SONOTAという名前にしました。
――今後の活動について、思い描いていることを教えてください。
SONOTA ラップという軸はぶらさず、いろんな活動をしていきたいです。今回初めてグラビアに挑戦させていただいて、自分でも知らない自分に出会えました。それがすごく楽しかったので、またそういう経験ができるように。好奇心旺盛に、未知の領域にチャレンジしていきたいです。
スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/哘 絵美子 撮影協力/大慶園
●SONOTA
東京都出身 無所属フリー
○自ら作詞作曲、トラックメイクをし精力的にライブ活動を行なっている。2022年にMCバトルに初出場。呂布カルマなどを相手にベストバウトを残す。『フリースタイルティーチャー』(テレビ朝日)などさまざまなメディアに出演。「電音部」安倍=シャクジ=摩耶のCVを担当。お仕事依頼はメールまたはDMへ。
公式X【@_so_no_ta_】
公式Instagram 【@_sonota.oozei_】
★SONOTAデジタル写真集『PARALLEL WORLD』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が主要電子書店にて配信! 『週プレ グラジャパ!』なら限定カット特典付き 価格1100円(税込)
★『週プレ プラス!』では、本誌未掲載のアザーカットなどスペシャルコンテンツを公開!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】