中川絵美里(なかがわ・えみり)が、7月8日(月)発売『週刊プレイボーイ30・31合併号』のグラビアに登場。かわいさだけでなく美しさに磨きがかかった20代最後の等身大の姿。いつどこにいても優しいひだまりのような存在感に今日もまた癒やされ、励まされる。
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■撮影で3ヵ月ぶりにビールを解禁
――7月29日に6年ぶりとなる写真集『光芒』を発売。ロケ地の沖縄はご自身で選んだそうですが、普段からよく行くんですか?
中川 コロナ禍を除いてはほぼ毎年行っていました。仕事でスポーツを担当することが多いので、キャンプ地として訪れるのはもちろん、プライベートでも時間があったら行きたい場所ですね。
――お気に入りのシーンは?
中川 沖縄最終日に曇り空の下、海辺で撮ったシーンは印象的でした。空港に向かう時間との闘いで「1分待って光が出なければ終了」だったのですが、ラスト20秒で光がパーッと差してきて! その情景も加味して、タイトルは天気用語の〝薄明光線〟と類語になる『光芒』とつけさせていただきました。
――今回は打ち合わせに何度も参加し、撮影の場所や雰囲気なども自ら提案されたそうですね。
中川 那覇の栄町市場というローカルな場所も提案させていただいたのですが、その撮影では3ヵ月ぶりにお酒を解禁しました。冷蔵庫の一番上の段がロング缶で埋まるくらいビールが好きなのですが(笑)、撮影に向けてお酒とラーメンを禁止していたんです。
――久々のビールのお味は?
中川 飲んだ瞬間に走り回りたくなるくらいおいしくて、一生忘れられない味です! その表情をカメラでとらえていただきました。
――写真集内にはカメラを持っているシーンもありますが、あれはマイカメラですか?
中川 はい、自分のカメラです。2年前くらいからハマっていまして、フィルムカメラだけで9台あるうちの1台を持っていきました。
――9台!? 何を撮るんですか?
中川 仕事現場の方や友人など、人を撮ることが多いです。常に1台は持ち歩くようにしていて。
――スポーツキャスターを軸に活躍していますが、週プレでも注目アスリートのインタビューを連載中。毎回違う競技の方を取材する上で心がけていることは?
中川 質問内容を任せていただいているので、〝その方の一番のファンになること〟を心がけながら下調べをめちゃくちゃして挑むようにしています。
番組のインタビューで1時間もらえることはほぼないのですが、週プレさんの連載は一対一でじっくりと対話することができて。だからこそ、一番時間をかけているお仕事だと思います。
――初めて関わる競技だと、調べる時間がかかりますよね。
中川 10年、20年のキャリアすべてを追うのは難しくても、時間がある限りは追いたいと思っていて。以前、選手のSNSを4年分さかのぼって挑んだ取材では、ご本人も「どこで知ったんですか?」と苦笑いで......。ヒントを求めて入り込んじゃうので、引いている方もいるかもしれません(笑)。
――では、この夏、特に楽しみにしているスポーツの大会は?
中川 開催の年なので、オリンピックですね。連載でもパリオリンピックに向けてのインタビューをさせていただいているので、選手たちの活躍が楽しみです!
――昨年のWBCでは、ライブ中継後に涙する姿が話題でした。
中川 ありましたね(笑)。仕事中にあんなに泣いたことはなかったのですが、強化試合からずっと見ていましたし、個々の選手の代表入りまでの過程も追っていたので、抑えきれない感情でした。
――今回野球はないですが、オリンピックって泣きますよね。
中川 そうですね。もともとスポーツが好きで応援していますが、今回は選手たちの思いを直接聞いているので気持ちの入り方が何倍にも大きくなっています。
――今後、キャスターとして挑戦したいことはありますか?
中川 2026年にWBCとサッカーのW杯が開催されますよね。以前もありがたいことに携わらせてもらったのですが、もう一度両方に携われたらうれしいです。キャスターに限らず、まだまだいろんなことに挑戦していきたいと思っています!
●中川絵美里(なかがわ・えみり)
1995年3月17日生まれ 静岡県出身
○『Jリーグタイム』(NHK BS1)キャスター、FIFAワールドカップカタール2022のABEMAスタジオ進行を歴任。『情報7daysニュースキャスター』(TBS系、毎週土曜22:00~)のお天気キャスターを務める。TOKYO FM『THE TRAD』の毎週水、木曜のアシスタント、同『DIG GIG TOKYO!』(毎週土曜26:30~)のメインパーソナリティを担当。
中川絵美里2nd写真集『光芒』(ワニブックス)は7月29日(月)に発売!