早いもので2024年も折り返し! みなさま、今年もグラビアを楽しんでいますでしょうか? このたび、2024年上半期のグラビアを振り返るべく、百獣の王・武井壮とラッパー・呂布カルマの初対談が実現! 大のグラビア好きとしても知られる二人がMVP、新人賞、武井壮賞/呂布カルマ賞を勝手に選定し、女のコへの熱い思いを語り合います。

前編では、新人賞と武井壮賞/呂布カルマ賞を大発表! 男子高校生の休み時間を覗き見する気持ちで、ご覧くださいませ。

――今回の対談は、「呂布さんとグラビアを語ってみたい」と武井さんからお話いただいたのをキッカケに実現しました。

呂布 あっ、そうだったんですね。ありがとうございます。こうしてちゃんとお話しするのは初めてですよね。

武井 ですね。よろしくお願いします。オレ「呂布さんとラジオとかでコラボしたら面白い気がするんだよね」って、何回かスタッフさんに話したことがあって。本当に、前々からご一緒したいと思っていたんです。

呂布 あー。その話、間接的に耳にしたことがありますね。うれしいなぁ。しかも、その第一弾が週プレって! サイコーっすね。僕、テレビ番組で武井さんがグラビアアイドルの名前を出すたびに、近いラインを追っているな、グラビアの見方を分かってる人だなって、勝手にシンパシーを感じていたんですよ。

武井 アハハ、実はオレもです。良いオッサンがどこで意気投合してんだって話だけど(笑)。

――その"分かってるグラビアの見方"というと?

呂布 ハッキリ言って、グラビアはオカズじゃないんですよ。そこを混同している人が結構いますけど、正直、品のない見方だと思います。武井さんとは、その辺の感覚が近いんじゃないかなーって。

武井 うんうん、分かります。そういう見られ方を自ら売りにしているコは良いけど、必要以上にエロい衣装を着させられているのを見ると、悲しい。大人がオカズにさせちゃった感が出てるとサイアクです。オレはむしろ、水着姿が抜群なコの着衣カットに惹かれるところがあるから、露出の多さでグラビアを語っている人がいたら「分かってないな」と思いますね。

呂布 エロさ以上に、水着姿がいかに映えるかが重要なんですよね。オカズはオカズで、ほかのものを見ますから。

――なるほど。確かに、その線引きは大事ですよね。と、そんなお二人のグラビア観をもっと深掘りしたいところではありますが、今回は2024年上半期のグラビアを振り返っていただきたくて。事前に、MVP、新人賞、武井壮賞/呂布カルマ賞にふさわしいモデルをそれぞれ選んでいただいたので、早速発表してもらえたらと思います。では早速、新人賞から!

呂布 言っちゃって良いですか? 僕が選んだ新人賞は紀内乃秋さんです。

武井 えっ、ウソでしょ! オレも紀内さんです。ここ被るんだ(笑)。スゴいねー!

呂布 お~! マジっすか! ちょっぴりアンニュイな困り顔とおっぱいが素晴らしいんですよね。まだデビューして1年ちょっとなのに、既に得意のキメ顔も持っている。しかも今年、一気に週プレの単独表紙まで駆け上がったじゃないですか。最強のポテンシャルを感じずにいられないです。

武井 分かります。落ち着いた雰囲気を出しつつフレッシュさも感じさせる辺り、他のモデルとは一線を画す"ワンランク上の素材感"があると言っても過言じゃない。グラビアと並行してお芝居もしっかりやっていけば、今田美桜ちゃんくらい無双できると踏んでいます。新人賞に選ばざるを得なかったですね。

紀内乃秋『国宝級の困り顔~prologue~』(撮影/東京祐) 紀内乃秋『国宝級の困り顔~prologue~』(撮影/東京祐)

呂布 いやいや、それにしてもまさか被るとは思わなかったです。

武井 今年は結構いるんですよ、大型新人が。にもかかわらず、オレたちふたりが偶然、新人賞に選出したというのは相当なことですよ。

呂布 ただ、紀内さんのポテンシャルは、まだ最大限に発揮されていないと思うんですよね。身体が仕上がり切っていないというか。そこがまた良いんですけど、お尻辺りをがっつりトレーニングすれば、他の追随を許さない無敵のモデルになれますよ。絶対に。

武井 レッグランジとか、やってほしいね。中殿筋がついてくると、また違った印象になるから。

呂布 せっかくなら、これ以上ないくらいやり切ってもらいたいですよ!

武井 本気で仕上がったら、マヨルカ島で撮影してほしいな。グラビア映えする最高のロケーション。絶対、彼女に似合いますよ。

呂布 アハハ。よく分からないけど、良いですね!

――お二人の思いがご本人に届きますように! ちなみに先ほど「今年は大型新人が結構いる」と話されていましたけど、具体的には?

呂布 豊島心桜さんとか? あ、あと榎原依那さんとか。このお二人は、大型新人にして既に仕上がっている印象を受けますね。下半期の活躍も目に浮かびます。

武井 あと、新人ではないけど、最近スゴく頑張りを感じるのはアイドルグループ「#2i2」の天羽希純さん。グラビアはもちろん、バラエティでも身体を張っていて。今回の賞にはなかったけど、個人的に敢闘賞をあげたいくらいです!

呂布 確かに彼女は、頑張りすぎってくらい頑張っていますよね。その流れでいうと、今年は横野すみれさんも良い感じがしますね。

武井 あっ、出た! 実は、今回の武井壮賞です。

呂布 アハハ、先に言っちゃった。そうなんですね。

――武井壮賞は横野すみれさん、と。では、その話に移りましょうか!

武井 すみれちゃんは、天に恵まれたスタイルの良さはさることながら、ピラティスや美容も頑張っているんですよ。

呂布 へー!

武井 才能に努力が重なって、あのパーフェクトスタイルが作られたと思うと、感動すら覚えます。女のコとしてのクオリティを高めたいんだ! という静かな情熱を感じるところに心を打たれましたね。

横野すみれセカンド写真集『No One』(撮影/三瓶康友) 横野すみれセカンド写真集『No One』(撮影/三瓶康友)

呂布 最近、週プレから写真集を発売していましたよね。

武井 そうそう。写真集の仕上がりも良かったけど、まだまだ磨かれていくと思うと、何かがきっかけで今以上にハネる可能性を秘めていると言える気がします。いやぁ、本当に綺麗ですよ。彼女は。

――続いて、呂布カルマ賞の発表をお願いします!

呂布 僕が個人賞に選んだのは、アイドルグループ「Task have Fun」の里仲菜月さんです。週プレで披露された初グラビアを見て、速攻SNSをフォローしました。単純に、顔がめちゃくちゃ好みなんですよね。現段階で彼女を選ぶのは僕しかいないと思って、選出させていただきました。

里仲菜月『エチュード』(撮影/カノウリョウマ) 里仲菜月『エチュード』(撮影/カノウリョウマ)

武井 離れ目系の女のコ、良いですよね。オレも好きです。そこはかとない魅力を感じます。

呂布 そうそう。まぁ彼女はグラビアをガッツリなタイプではないだろうけど、こういうところで話しておくことで、次の展開も期待できるかなって。はい、個人的なラブコールです。

――彼女の本業はアイドルなので、せっかくならそちらも応援されてみては?

呂布 いや、それはいいです! 僕、服着てる女のコには全く興味がないので(きっぱり)。

武井 ハッキリ言うなー(笑)。

呂布 40過ぎのオッサンが衣装着て歌って踊ってる女のコに夢中なんて、ヤバいでしょ?

武井 待って。それオレです(笑)。

呂布 セラピー受けたほうが良いっすよ。

武井 せ、セラピー!?(笑)

呂布 僕、グラビアは大好きだけど、根っこはラッパーなので(笑)。歌って踊るアイドルには全く興味がないんですよね。でも、水着になったら評価は上がりますよ。グラビアは、僕にはできない表現ですからね。

武井 呂布カルマ、ブレないな(笑)。


●武井壮(たけい・そう)

1973年生まれ。陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン。地上最強の百獣の王を目指す。現在海外進出をスタートし、タイのヒット映画に出演中。

●呂布カルマ(りょふ・かるま)
1983年1月7日生まれ。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ


『「週プレ プラス!」アザーカット集 国宝級の困り顔~prologue~』
紀内乃秋
撮影/東京祐
¥1,100(税込)


『No One』
横野すみれ
撮影/三瓶康友
価格/¥3,410(税込)


『エチュード』
里仲菜月(Task have Fun)
撮影/カノウリョウマ
価格/¥1,100(税込)