菊地姫奈『「週プレ プラス!」アザーカット集 THIS IS JAPAN'S TOP IDOL ~prologue~』(撮影/藤本和典) 菊地姫奈『「週プレ プラス!」アザーカット集 THIS IS JAPAN'S TOP IDOL ~prologue~』(撮影/藤本和典)
早いもので2024年も折り返し! みなさま、今年もグラビアを楽しんでいますでしょうか? このたび、2024年上半期のグラビアを振り返るべく、百獣の王・武井壮とラッパー・呂布カルマの初対談が実現! 大のグラビア好きとしても知られる二人がMVP、新人賞、武井壮賞/呂布カルマ賞を勝手に選定し、女のコへの熱い思いを語り合います。

後編では、ついにMVPの発表です! 前編とあわせてお楽しみください。

――それでは、ここからはMVPを発表していただきたいと思います!

武井 MVPは呂布さんと被ってる気がするなー。

――おっ、では「せーの」で発表してもらえますか? せーのっ!

武井呂布 菊地姫奈!

武井 やっぱり!

呂布 まぁ、そうですよね。2024年上半期も、菊地さんの圧勝です。

菊地姫奈『「週プレ プラス!」アザーカット集 THIS IS JAPAN'S TOP IDOL ~prologue~』(撮影/藤本和典) 菊地姫奈『「週プレ プラス!」アザーカット集 THIS IS JAPAN'S TOP IDOL ~prologue~』(撮影/藤本和典)

――お二人とも、昨年末に「俺のグラジャパ!アワード2023」という企画でおすすめのデジタル写真集について語っていただいたときも菊地さんのお名前を挙げていらっしゃいましたよね。

武井 それだけ圧倒的ってことですよ。現状、彼女に肩を並べる存在は、残念ながらまだ出てきていませんから。

呂布 昨年の無双っぷりはハンパなかったですよね。今は女優への転換期。今後グラビアの仕事を減らしていくだろうと考えると、彼女のグラビアをガッツリみられるのは今年の上半期が本当の最後かもしれない。だからこそ、このタイミングでMVP に選ばせていただきました。

武井 オレはちょっと見方が違いますね。彼女、今年から女性ファッション誌『non-no』の専属モデルになりましたよね? 活動のフィールドをモデルの世界に移しても、グラビアと見紛うほどの仕事をしているのが単純にスゴいなと思ったんです。服を着ているのに、ファッション誌のページなのに、これグラビアじゃん! って(笑)。これから週プレとヤンマガとあわせて『non-no』を定期購読するまでありますよ。

呂布 ちょっと! 女が買う雑誌ですよ、アレ(笑)。っていうか、モデルを始めた影響か、最近ちょっと痩せましたよね? そこに関しては、正直かなりショックです。周りで彼女を管理してる大人に言いたい。痩せさせちゃダメでしょ! 他のモデルと同じ体型になっちゃったら、意味ないじゃないですか。服を見せる仕事をするにしても、グラビアを無双してきた身として「脱いだらスゴいんだぞ」っていうのを服の上から薫らせてくれなきゃ。それこそ昨年は、服を着てても胸の主張がハンパなかったですよね。あれこそ菊地さんの魅力です。普通に服が似合っちゃうのは、もったいないとさえ思ってしまいますね。

『続:moment』(撮影/東京祐)より 『続:moment』(撮影/東京祐)より

武井 アハハ。気持ちは分かるけど、痩せたのには、いろんな理由と気持ちがきっとあるんですよ。お洋服を綺麗に着たいとか、ドラマの現場でほかの女優と並んだときに太く見られたくないとか。でも、それは一時的なもの。もう少し時間が経ったら、周りと比べる気持ちも薄れて、彼女らしい体型に戻っていくとオレは予想しています。

呂布 だと良いですけど。つまり、今は無理して痩せているってことなんですかね?

武井 じゃないかなー。モデル業も始めたばかりだし、今は静観しましょうよ。実際、彼女のグラビア人気は衰え知らず。女優やモデルなど別のフィールドでも活躍しつつ、グラビアでもバリバリ爆売れしているという、えげつない現象を起こし得る奇跡の逸材です。もう少しグラビア以外の仕事が安定したら、昨年にも負けない勢いで、がっつりグラビアに取り組んでほしいですね。

呂布 それは良い予想です。まさに、それを成し遂げられる可能性を秘めているのは、菊地姫奈さんしかいないですから。期待したいですね。

武井 それに、少し痩せたかもしれないけど、ホンモノを見たら、やっぱすげーなって思うかもしれませんよ?

呂布 武井さんはご本人にお会いされたこと、あります?

武井 ないんですよ。

呂布 僕もないんですよねー。

武井 一度でいいから、肉眼で見てみたいですね。えげつないと思う。写真であの迫力だから! サグラダファミリアやモン・サン=ミシェルも、現地でホンモノを見たら、写真で感じる以上の存在感に圧倒されるじゃないですか。

呂布 僕、ホンモノ見たことないっす(笑)。

武井 あ、そうなの?

呂布 でも確かに、ねぶたのホンモノはえげつなかったです。写真より全然スゴかったですね。普通に感動しました。

武井 そうそう! ねぶたも間違ってないと思う。菊地さんはそれクラスの、文化遺産級のグラビアアイドル。グラビアの歴史、いや日本の歴史を総じても、あれほどの人はいないですよ。

呂布 そういう意味では、これからの下半期、菊地さんがグラビアの第一線から退いたあと誰が彼女の穴を埋めてくれるのかが、今からスゴく楽しみですね。ここ2年くらいは、菊地姫奈、他の追随を許さず、という感じでしたからね。

武井 正直、まだ彼女ほど飛び抜けた存在は出てきていないもんなー。

呂布 僕らが新人賞にあげた紀内乃秋さんが完全体になれば、もしかするかもしれないですけどね。

――菊地姫奈さんの話になった途端、ノンストップでしたね! 改めて彼女の凄みを理解した気がします。では、まとめに入りましょう。2024年上半期のグラビアは、全体的にどういった印象でしたか?

呂布 厳密には昨年からかもしれませんが、インフルエンサーや台湾・韓国出身のグラビアモデルが増えた印象を受けますね。

武井 台湾チアガール、とかね。オレはギャル系が結構攻め込んできている印象だったけど。

呂布 ギャルというと、2~3年前にヤンマガの企画で菊地姫奈さんがギャルのコスプレグラビアを披露していたの、覚えてます? あれ、良かったですよねー。

武井 あの素朴な顔立ちでギャルも似合うのかよーってね!

――って、また菊地さんの話になってる!

武井 アハハ、すみません。個人的には、坂道系にも注目しています。来年あたりにボボボンっと写真集を出すために、今は清純アイドル路線を極めて、そのレートをあげている気がしています。特にチェックすべきは5期生の冨里奈央ちゃん。写真集で水着が解禁されたら、白石麻衣さん超えのヒットを記録してもおかしくないはずです。

呂布 少し話が逸れるんですが、僕はAIの進化も密かに楽しみにしています。グラビアはオカズじゃないと言ったそばからアレですが、実は僕、まだAIでシコったことがないんですよ。三次元に近づいてきてはいるものの、まだグッとくる何かが足りないというか。でも、ここまでの進化スピードを考えると年内にはオカズに足るレベルに達するんじゃないかと予想しています。いつAIでシコれるのかなって。今はそれも楽しみですね。

武井 真顔で何言ってんの(笑)。でも、やっぱり色々考えてますね。呂布さんは。ひとシコりに関しても時間を費やすわけだけど、そこにちゃんと厚みを出していってるんだなって。期待通りの男でしたよ。

呂布 まぁ、もうあと何回シコれるか分からないんで。一回一回を大事にしたいんですよ。

武井 だから真顔で何言ってんだよ(笑)!

呂布 ハハハ。やっぱり僕ら気が合いますね。今回選んだ3人中2人被るのも納得です。改めて、自分のグラビアの見方に自信がつきました。機会があれば、またお話してみたいです。

武井 そうですね。是非!

●武井壮(たけい・そう)
1973年生まれ。陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン。地上最強の百獣の王を目指す。現在海外進出をスタートし、タイのヒット映画に出演中。

●呂布カルマ(りょふ・かるま)
1983年1月7日生まれ。名古屋市在住。JET CITY PEOPLE代表。ラッパーとして活躍する一方、グラビアディガー、コメンテーターとしても異彩を放つ


『「週プレ プラス!」アザーカット集 THIS IS JAPAN'S TOP IDOL ~prologue~』
菊地姫奈
撮影/藤本和典
価格/\1,100(税込)


『続:moment』
菊地姫奈
撮影/東京祐
価格/¥2,500(税込)