令和のグラビアクイーン・沢口愛華を約1年ぶりに撮り下ろし! 8月26日(月)発売『週刊プレイボーイ37号』で表紙を飾ってくれた。
21歳の今を噛み締めながらお仕事や推し事を語りつつ、この1年の変化を振り返る。
■真逆の役を演じて
――約1年ぶりの週プレ登場になりましたが、この夏も各誌の表紙を総ナメしていますね。
沢口 うれしいです。でもね、ここまで続けると「沢口愛華にとってグラビアとは?」って命題みたいに言われることが多くて、じゃあなんだろうなと考えるようになりました。いいか悪いかは自分じゃ決められないので、見てくれる人がいないと続けられないお仕事なんだって改めて思いますね。
――今回は、都内のスタジオと八丈島ロケを組み合わせた撮影になりました。
沢口 これまでの週プレさんの現場とはスタッフさんが一変したので、どんなグラビアになるのか自分でも楽しみです。いい意味で緊張感があって、ニコニコするというよりはカッコよくきめた感じのカットが多いような気がします。
――カメラマンの桑島智輝さんは初対面じゃないですよね?
沢口 これまで1回しかお会いしたことがなかったので、お互いに探りながら撮っていく感じでした。不規則に動きながらの撮影も多くて、新鮮な印象でしたね。
――髪が短くなって雰囲気も一新。放送中のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)の役作りのために?
沢口 そうですね、もうだいぶ伸びましたけど、原作マンガのサバエのキャラに近づけたくて髪型を変えました。短い髪のグラビアはこれまでなかったものの、意外と好評で良かったです。
――役のサバエは、社交的で大酒飲み。普段の愛華ちゃんとは真逆のタイプですが、影響された部分はありますか?
沢口 撮影期間中は役のスイッチが入ったというか、人見知りせず自分から周りにしゃべりかけにいけました。その反動で、クランクアップしてから数日は家に引きこもっちゃって(笑)。居酒屋のシーンが多かったので、ビールが飲めるようになったのは確実にサバエのおかげだと思います。この前なんて、神宮球場に行って初めてビールを飲みながら野球観戦しちゃいました。
■私の人生は『ルックバック』?
――多趣味な愛華ちゃんですが、最近はF1にハマっているって本当ですか?
沢口 F1のドキュメンタリーを見たら、めちゃくちゃ魅力的でハマっちゃいました。レーサーの方の度胸、心理戦や頭脳戦など、知れば知るほど面白くなっていくんです。
――今、推しているレーサーは?
沢口 そうですね......基本は箱推しなんですが、フェラーリにいるカルロス・サインツJr.選手がとても好きです。今年で移籍しちゃうんですけど、来季のチーム(ウィリアムズ)も決まっていて。レースを観戦するのが日々の活力です。ただ、8月はほぼF1を見続けた夏休みだったので、趣味が半減してしまいました。
――半減どころか、会うたびに趣味が増えていませんか? お笑いも好きですもんね。
沢口 朝起きてお笑いのYouTubeを見て、寝るときはラジオを流してゲラゲラ笑っています。何回聴いても笑っちゃうのは、マユリカさんの『マユリカのうなげろりん!!』っていうポッドキャスト番組。紅しょうがさんの番組も好きだし、Gパンパンダさん、春とヒコーキさん、あとは......。
――いや、もう十分です(笑)。マンガやアニメはどうですか?
沢口 最近、映画館で『ルックバック』を見て、心を揺さぶられました。物事の根底が描かれている感じがして、素直に受け止められなかったですね。嫉妬心とか挫折感、感情の醜い部分が描かれているのに、それが美しく見えちゃったのがつらくて。今の私はあんなに一生懸命に続けられないし、過去に戻ってやり直すこともできない。大人になるとあの感情にも戻れないだろうし。
――まだ21歳の沢口さんなら、あのときの感情に戻れるんじゃないですか?
沢口 感情は上書きされるものなので、真っさらな状態にはきっと戻れないですよ。『ルックバック』を沢口愛華として見たら、正直、受け入れ難いものがあったんです。仕事を辞めたいわけじゃないけど、この仕事を続けるって本当に難しくて。辞めない理由を探し続ける人生だと思うからこそ、どうしようもなくまぶしい作品でした。そういえば最近、日記をつけているんですよ。
――映画を見た日にも書いたんですか?
沢口 「本当に大切な人の前では、人はみんな不器用になっちゃうんだな」って書いてありました。これってどういうことなんだろう(笑)。作品を通して不器用な自分を肯定したかっただけかもしれないですけど。
――今後は、どんなお仕事にチャレンジしたいですか?
沢口 お仕事の選択肢が広がってどれもまだまだやれることがたくさんあるので、これって決めるのは難しいことだなと。目標も決めてないし、憧れの人もいないんですよ。
――それでもやり続けられるのは?
沢口 みんながグラビアの現場にいるからですよ。スタッフさんとか、昔から知っている人が沢口愛華を動かすからどんどん前に進んでいっちゃう。だから私は、ずっと後ろから自分の背中を見ているみたいな感覚があるんです。
――背中を見て? 『ルックバック』じゃないですか!
沢口 確かにそうですね(笑)。お仕事を始めてからずっとそんな感覚なのかもしれません。少し強引な締めになりますけど、私の人生は『ルックバック』ということで(笑)。
■沢口愛華(Aika SAWAGUCHI)
2003年2月24日生まれ 愛知県出身 身長155㎝
趣味=読書、深夜ラジオ、F1、中日ドラゴンズ
〇「ミスマガジン2018」グランプリ。現在放送中の人気Webマンガを原作にしたドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)に主人公の鯖江レイカ役で出演中。同作品は放送終了後にTVer、Netflixでも配信されます。また現在、AuDee『沢口愛華のわりと良い朝が来るように』に出演するほか、雑誌『B.L.T.』で日常をつづる3000文字のエッセー『沢口生活』を連載中。
公式X【@sawa_aika827】
公式Instagram【@sawaguchi_aika_official】
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撮影/桑島智輝
価格/30日間・1500円(税込)
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