麻倉瑞季
『週刊プレイボーイ』に登場する美女たちに記念すべき「初グラビア」の思い出を語ってもらう『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は「ミスマガジン2022」でミスヤングマガジン賞を受賞し、バスト98㎝のダイナマイトボディを持つ麻倉瑞季(あさくら・みずき)さんによる後編。

麻倉さんは2022年デビュー。「ミスマガジン2022」でミスヤングマガジンに選ばれグラビアデビュー。98㎝のIカップバストで強烈なインパクトを与え、一躍人気グラビアアイドルの仲間入りを果たした。現在は、多数の雑誌のグラビアに登場するほか、歯に衣着せぬ物言いで「炎上しがちなグラビアアイドル」として、バラエティなどでも活躍中。

『週刊プレイボーイ』2023年42・43合併号(撮影/桑島智輝)より 『週刊プレイボーイ』2023年42・43合併号(撮影/桑島智輝)より
今回は週プレのグラビアに関するエピソードとグラビアへの想いを語ってもらった。

ーー前回、週プレでの初グラビアについて少し語ってもらいましたけど、撮影で印象的だったことはあります?

麻倉 千葉の九十九里で撮ったんですけど、う~ん、何がというより、スタッフ全員が明るいキャラで、ずっと楽しかったという印象ですね。あ、黄色い水着を着て、黄色いヒマワリを手にするカットがあったんですけど、あれはちょっと大変だったかな。

ーー優しく手に持ちつつも、ビキニの中に入れて、胸の間に挟んでいましたよ(笑)。

麻倉 そうです。指示されたんだけど最初よくわからなくて。まごまごしてたから、カメラマンさんを少し困らせちゃったような(笑)。でもかなり映えるカットになりました。

ーーそれから半年もたたず、2回目の登場でした(2023年42・43合併号/10月2日発売)。ずいぶんと早いペースですよね。

麻倉 嬉しかったです。週プレさんって自分の中では憧れの雑誌なので、また載ることができて。そもそもミスマガになったコって、大体一度は取りあげてくださるんです。でも2回目があるかどうかはその人次第というか。正直、自信になりました。

ーーその2回目のグラビアのタイトルは「天使と小悪魔」。ほぼ笑顔はないし、全体的にアンニュイな印象。明るく開放的な雰囲気だった1回目とはガラッと変わりましたね。というか別人みたい!

麻倉 当日は体調がめちゃ悪かったんですよ。とてもじゃないけど「元気!」ってテンションじゃなくて。それが大きかったと思います。あと炎上した後ってのもあったのかな。

麻倉瑞季

ーー炎上!? 「グラビアやってる人間にはセクハラしてもいいと思ってる?」って、Xに書いた(2023年6月16日)、あれですか?

麻倉 はい。インスタライブをしてたんです。もともと自分は胸元の開いた服が似合うと思っているので、その時も着ていたんだけど、そうしたら「もっと見せろ」「胸を出せ」とかそんなえげつないコメントばかりが来て。プッツンときてXに書いたら炎上しちゃった。

ーーマネージャーさん、びっくりしたんじゃないですか?

麻倉 頭に来て、ずっとレスバしてたから気付かなかったんですけど、鬼電がきました(笑)。まぁ、ある意味、燃えてよかったですけどね。猫被る必要がなくなったし。

ーーそれまでは周りを気づかって、無理に笑顔を見せたりとか。

麻倉 無理な笑顔というより、自分の意見はあまり出さず、誰からも良い子だと思われようとしてたと思います。でも炎上したおかげで、私の性格とかもわかってくれるファンだけが残ってくれて。お客さんというより、身内みたいな存在というか。そういう方々に囲まれる環境ってなかなか作れないですよ。あとちゃっかりお仕事もいただきましたし(笑)。

ーー「炎上しがちなグラドル」ってことで、ABEMAのニュース番組にコメンテーターとして呼ばれてましたよね(笑)。

話を週プレのグラビアに戻せば、体調が悪かったのと、炎上して、じつは勝気なキャラでもあるとわかったので、この時のグラビアは笑顔控えめになったと。

麻倉 実際はどうだったのかわからないですけど。仕上がりを見たらそうなっていました。う~む......(誌面を見ながら)、それにしても「天使と小悪魔」ってイマイチなタイトルだよな~。

麻倉瑞季
ーーこらこら! わざわざ火種をつくらない(笑)! リアルに小悪魔ですよね(笑)!?

『週刊プレイボーイ』2023年42・43合併号(撮影/桑島智輝)より 『週刊プレイボーイ』2023年42・43合併号(撮影/桑島智輝)より
麻倉 もともと自分は真顔が一番キレイに見えるって自負がずっとあるんですよ。そんなに笑顔を求められなかったコンセプトだったからすごく楽だったし(笑)、いろいろな意味でこのグラビアはすごく気に入っていますよ。

ーーちなみに普段は笑うんですよね。

麻倉 それはそうですよ(笑)。楽しい時は笑っています。第一、この記事だって「(笑)」がいっぱいついているじゃないですか!

ーー確かに。他にこの撮影で覚えていることは?

麻倉 ヌーブラを壊しました。しかも3個も! 胸が大きすぎるせいなのかちょっと動いていただけなのに、ブラスチックの留め具がパーンって壊れちゃった。さすがに自分でもびっくりしましたよ。で、それをXに投稿したらバズりました(笑)。

ーー見事なスタイルで、破壊力抜群なんて言われると思うけど、本当に破壊していたと(笑)。そして今年8月には最新グラビアが掲載されましたが(2024年37号/8月26日発売)、今度はまた洗練されたグラビアというか。

『週刊プレイボーイ』2024年37号(撮影/三瓶康友)より 『週刊プレイボーイ』2024年37号(撮影/三瓶康友)より
麻倉
 もともと『LARME』みたいな、可愛い系のファッション誌が大好きなんですよ。だから、かな(笑)。この時はオシャレなイメージにしていただきました。特にヘアメイクは美容誌で活躍されている方ということもあって、すごく新鮮で。前髪の雰囲気とか特に気に入っています。

ーーさて、麻倉さんはこのグラビアを含め週プレには通算4度登場し(2024年10月現在)、他にもさまざまな雑誌の誌面を飾っています。麻倉さんにとってグラビアの楽しさは?

麻倉 姫プですかね。

ーー姫プ......えーと、お姫様プレイ!!

麻倉 やっぱりお姫様にしてくれるのは楽しいですよ(笑)。なんでもやってもらえて、みんなに「可愛い!」っていってもらえる。そんな仕事、他にないですって。まぁ、前にも言いましたが、もともと撮られることが好きなので、レンズを向けてもらえること自体が楽しいんですけど。

『週刊プレイボーイ』2024年37号(撮影/三瓶康友)より 『週刊プレイボーイ』2024年37号(撮影/三瓶康友)より
ーーどんな意識でグラビア撮影に臨みますか?

麻倉 そこは自分の「一番いい顔」を出そうと思っています。私、正解を出すのが好きなんですよ。この角度だったらこの顔だろう、この衣装ならこの表情だろうと考えて、それをポーンとだしています。で、カメラマンさんの「それそれ!」って反応をもらえた時が最高に嬉しいです。

ーーどちらかといえばカメラマンさんにただ撮ってもらうというよりは、自分が思う「一番いい自分」を一緒に撮りたいと。

麻倉 あー、そうですね。やはり自分の良さは自分が一番よく知っていますから。それをコミュニケーションの中で見せられたら。あとグラビア撮影への意識でいえば、全力で楽しむことですね。やっぱり自分が一番楽しまないと、読者に写真のよさが伝わらないと思うので。お姫様にしてもらっているとはいえ、態度まで偉そうじゃダメだと思っています!

ーーそれにしても、最初のアイドル然としたグラビアに始まり、笑顔の少ないちょっと小悪魔感のあるグラビア、そしてビューティなグラビア......。徐々に「麻倉さんらしさ」や「こうありたい自分」がどんどん出ています。

麻倉 言われてみればそうかも。週プレさんは私の成長過程を追ってくれている! 見返すと、「いまと全然違うな」なんて思いつつも楽しいというか。この先、次はこれまでと違う写真が撮れるのかとか気になることもあるけど、少しずつでも成長とともに、いろんな自分を見せていきたいですね。

麻倉瑞季

●麻倉瑞季(あさくら・みずき) 
2002年4月11日生まれ 長崎県出身 
身長150㎝ B98 W62 H90 
趣味=推し活、ゲーム 特技=朗読、分析、裁縫 
○「ミスマガジン2022」ミスヤングマガジン。グラビア撮影で破壊したヌーブラの写真をSNSにたびたび投稿して話題に。
公式X【@mizuki_asakura_】 
公式Instagram【@mizuki_asakura_】 

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★麻倉瑞のグラジャパ!プロフィール