アオキユウあおき・ゆう
ライター・動画編集者。1991年、新潟県出身。2014年にライターとして活動を始め、現在はアイドルを中心にインタビューや動画制作を行なう。
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2023年のグループ加入以降、本誌に登場するたびに好評を博してきた櫻坂46の山下瞳月が、11月5日(火)発売『週刊プレイボーイ47・48合併号』で初めて週プレの表紙を飾る。
2作連続で表題曲のセンターとして過ごす「今」の話や、近い未来に迎えるであろう「後輩」の話を語ってくれた。
――週プレでは3度目の撮り下ろしとなる今回、ついに初表紙を飾っていただきます。
山下 ありがとうございます。櫻坂46に加入してすぐの頃から、何度も呼んでいただけていることがうれしいですし、しかも今回、櫻坂46の特集号とお聞きして。毎回「前回、評判良かったのかな」って思って。ありがたいです。
――前回はクールな表情が多かったですが、今回の現場ではよく笑っている印象でした。
山下 明るいスタッフさんが多い現場だったので、つられてずっと笑顔でした。大自然の中でたき火を前に撮っていただいたんですけど、なんだか楽しくて笑っちゃって。「真顔!」って言われたくらい(笑)。笑っちゃだめだと思うと笑っちゃうんです。
――驚きだったのが、撮影用に用意したクリームソーダが「人生初メロンソーダ」だったとか。
山下 おいしかったです! 食べたり飲んだりが好きなので、撮影後は頭の中がメロンソーダでいっぱいでした。想像していた以上に「メロンと違う!」って思いましたけど。
――あれはメロン色なだけですからね(笑)。また、撮影でけっこうな高台に登ったんですが、少し怖がりながらはしごを下りる前、何かぼそっとつぶやいてましたね。
山下 はい。よく言うんですけど、「未来のほうが怖いか」と。
――なんだか「らしさ」もありつつ、独特なセリフだなと。
山下 虫とか、高い所から見る地面とかって「怖いもの」ですけど、目に見えるもので。冷静になると"見えない現実"のほうが怖いじゃないですか。そう思うと、「目に見えるなら怖くないな」と。
――なるほど(笑)。そんな山下さんですが、先月発売されたグループの最新シングルで、2作連続の表題曲センターを務めることになりました。
山下 同期とも「次はどの先輩方だろうね」って言っていたくらいで、まさか自分が続けて、というのはまったく想像していなくて。なので自分の名前が呼ばれたときは、すごく不思議な気持ちになりました。
――不思議な気持ち?
山下 前作で初めてセンターに立たせていただいたとき、「全部完璧でいなきゃいけない」っていう思い込みにすごく縛られてしまって。全国ツアーのファイナルで立った東京ドームも、達成感はありつつもどこかで自分には納得できずで。ホメてくださるファンの方には申し訳ない気持ちが強かったんです。
――山下さんの中では悔しい期間だったんですね。
山下 そうですね。なので「今回も」と聞いて不思議な気持ちになったんですけど、マイナスな考えを持つのは好きじゃないので。自分がメンバーとして納得のいくように、悔しさを晴らせるようにと、今のシングル期間を過ごしています。
――加入当時からずっと「自分に厳しい人」のイメージがありますが、自分に満足することってありますか?
山下 ......ない気がします(笑)。満足しちゃうと〝慣れ〟でこなしちゃったり、初心を忘れちゃったりするんじゃないかって思いますし。私、良くも悪くも次のライブのことを考えちゃうんです。
――次のライブですか。
山下 「東京ドームが終わったら次は夏フェスだ」とか、「その次は4周年のアニバーサリーライブ(ZOZOマリンスタジアム)だ」って。ありがたいことに、次にもっと楽しい景色があると思うと、「自分ももっと成長しなきゃ」って。だから、自分の限界は絶対に決めたくないんです。
――ハングリー精神の強いところは相変わらずでしたが、この期間で変わったことはありました?
山下 夏のお話になるんですけど、去年は夏バテしてしまって、引きこもってばかりで悔しい思いをしたんです。なので今年は「メンバーとたくさん遊ぶ」というのを目標に立てて。おかげですごく充実した夏でした。
―どんな遊びを?
山下 同期で夜中に誰かのおうちに集まって、ボードゲームをやったり、知育菓子を作ったり(笑)。気づいたら朝日が昇っていて、そのまま勢いでひまわり畑や海に行った日もありました。
――元気すぎてまぶしい話!
山下 元気ですよね。高校時代の私は部活の思い出しかなかったので、こんなに「青春!」って感じた夏は初めてだったかもしれないです。三期生は加入当初の合宿の頃から、みんなで集まって何かをするのが大好きで。何年たってもそれが変わらないのがうれしいです。
――また、この夏初めて一眼カメラを買ったとか。
山下 そうなんです。私、お仕事でよく撮影していただくスタッフさんに、ちょっと一眼をお借りしてメンバーを撮らせていただいたことがあるんです。
――ほう。
山下 もともとコンデジやフィルムカメラを使ってたんですけど、お借りしたカメラはやっぱり全然写りが違って。そのスタッフさんにオススメを聞きながら、ついに買ってしまいました。
――いい写真は撮れました?
山下 植物を試行錯誤しながら撮ってます。あと、同期の遠藤理子がカメラ仲間で、よく一緒に写真を撮りに出かけるんですけど、理子をしっかり撮ってみたいなって気持ちがあります。
――その写真を見られる日も楽しみにしています。最後に、今月23、24日のアニバーサリーライブに向けての意気込みを。
山下 昨年は大きすぎるステージに、夢の中にいるような感覚だったんですけど、今年は現実感を持って挑めそうなのが素直に楽しみです。今、櫻坂46は四期生オーディション中なんですけど、後輩になるコも見てるかもと思うと、頑張らなきゃいけないです。
――頼もしいですね。山下さんは「加入前、先輩たちの生写真集めが趣味だった」と話していましたが、四期生にも同じような後輩が現れるかもしれません。
山下 恥ずかしいので、すぐに「やめな」って言います(笑)。でも、そんなコが入ってきてくれたら、きっと私はかわいがりすぎちゃいます。
■山下瞳月(Shizuki YAMASHITA)
2005年1月22日生まれ 京都府出身
身長152㎝ 血液型=A型
特技=ダンス、大食い
◯2023年1月、「櫻坂46新メンバーオーディション」に合格し櫻坂46の三期生となる。2 作連続で表題曲のセンターを務める。櫻坂46の10thシングル『I want tomorrow to come』が好評発売中。櫻坂46「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」が11月23日(土・祝)、24日(日)に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催。
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公式Instagram【@sakurazaka46jp】
公式TikTok【@sakurazaka46.officialtk】
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ライター・動画編集者。1991年、新潟県出身。2014年にライターとして活動を始め、現在はアイドルを中心にインタビューや動画制作を行なう。
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