1月20日(月)発売『週刊プレイボーイ5号』は9ヵ月ぶりの「日向坂46特集」。

そのトップバッターとして表紙&巻頭グラビアを務めるのは四期生・17歳の"しょげこ"こと正源司陽子

2024年、センター抜擢に映画主演と活動の幅を広げた彼女が語る、今回の撮影と怒涛の昨年。そして、間もなく迎える後輩について。

■明るい自分のままいられたのは

――昨年4月以来、2回目の表紙巻頭を飾っていただきました。

正源司 毎回シチュエーションやストーリーを組み立ててくださるので、自分の中でもイメージがしやすくて。今回も楽しく撮影していただきました!

――今回は「正源司さんと過ごす年末年始」。正源司さんはすでに進学先が決まっていて、幼なじみの受験勉強を応援している......という設定でした。

正源司 結局、勉強中にちょっかいをかけて邪魔しちゃうという。小学生の頃、勉強中の4つ上のお姉ちゃんの手を止めさせて「勉強教えて!」ってだる絡みしていたのを思い出しました(苦笑)。今思えばすごくイヤな妹ですけど、当時は構ってほしかったんです。

――かわいい話ですね。

正源司 あと今回、巫女(みこ)さんのアルバイト中というシーンもあったんですけど、それもすごくうれしかったです。

――以前、「神社の神聖な空気が好き」と話していましたが、その"神聖さ"を意識したのか、真剣な顔つきでした。

正源司 神社の巫女さん、真面目なコしか務まらないってイメージがあるじゃないですか。だから私も「しっかり切り替えて働けるんだ」って一面をお見せしたいなと思って、気合いが入ってました(笑)。

――良いカットが撮れました。さて、昨年は初めてグループの表題曲センターを務め、同期・藤嶌(ふじしま)果歩さんとのWセンター期間には全国ツアーと東京ドームでのライブ。正源司さんにとっては怒涛(どとう)の一年でした。

正源司 まさにいろんな挑戦をさせていただいて。自分の中でもすごくありがたい一年でした。

――前回、「センターになっても自分を見失いたくない」と話していました。

正源司 見失わずに過ごせました。ずっと笑ってるところだったり、何をするにしても楽しい気持ちで立ち向かえたり。プレッシャーは大きかったですけど、そういう明るい自分のままいられたのは先輩方や同期のおかげなのかなって。

――一年を通して先輩と共に活動する年でしたね。

正源司 四期生全体で、先輩方との距離感が1年前とは段違いになりました。楽屋でも、初期は四期生で固まってたのに、今は先輩方の隣に行ってはたくさんお話しさせていただいていて。

――どの先輩と話すことが増えました?

正源司 最初は髙橋未来虹(みくに)さんや山口陽世(はるよ)さん(共に三期生)、最近は佐々木久美さん(一期生)や小坂菜緒さん(二期生)......。誰彼構わず隣にいる先輩にちょっかいをかけさせていただいてます(笑)。

――誰が相手でも常に「ちょっかい」。今回の撮影とも少しリンクしましたね。

正源司 そうですね(笑)。自分で言うのも変ですけど、日向坂46がこんなに自由奔放な私を受け止めてくださるグループで、本当に良かったなと思います。

■弾き語るのも憧れだったんです

――昨秋、四期生全員出演の映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』で主演に挑戦しました。

正源司 子供の頃からよくミュージカルに連れていってもらっていて。その頃から演技のお仕事にも憧れがあったので、すごく大きな体験でした。

――完成した映画を見返してどうでした?

正源司 良くも悪くも「あのお芝居はこう映るんだ」って、自分のイメージと違ったシーンが実はたくさんありました。勉強不足だったなと思うんですけど、でも、次はきっともっとうまくできるかなって。最近の私、かなりポジティブなんです。

――ポジティブですか。

正源司 昨年、自分の性格を自己分析する機会があったんです。それでわかったんですけど、私は一度落ち込んだときの気持ちを、逆にパワーに変えることが得意なんじゃないかなって。昔は落ち込むだけだったのに、「私、今落ち込んでる。よし、次にいける」って。尋常じゃないスピードで立ち直れるようになりました。

――自分を客観視して、「私なら大丈夫だ」と。その感覚を手に入れたのは強いですね。

正源司 大きいなと思います。演技もステージも、表現することがとにかく好きなので。好きを糧に頑張りたいです。

――「表現」といえば、自身で作詞作曲したアコースティックギターでの弾き語り動画を、時々グループの公式メッセージアプリで公開しています。

正源司 自分の曲を弾き語るのも憧れだったんです! 全然うまくはないんですけど、ファンの方ならきっと受け入れてくださるだろうと思って、楽しく作っては送ってます。

――曲と歌詞はどちらから作る?

正源司 曲からです。まずはコード進行を引いて、浮かんだメロディーを録音して、それに合わせて歌詞を書いてます。全部独学なので、たまに「弦の押さえ方が不思議」みたいな声をいただくこともあるんですけど、曲も含めて「正源司の味」として楽しんでいただけたらと思ってます(笑)。

――最新シングル『卒業写真だけが知ってる』のリリースも間もなくですが、正源司さんもこの春で高校卒業です。

正源司 制服姿で学校でMVを撮影したので、「現役での制服撮影はこれが最後かも」って、ちょっとしんみりしました。でもその分、感情移入もしやすかったですし、キラキラしたこの曲から始まる今年がまた楽しみになりました。

――もうすぐ五期生が加入。先輩にもなりますね。

正源司 繰り返しになってしまうんですけど、自分が何も変わらず活動できているのは本当に先輩方のおかげで。自分はそんな先輩にはまだなれる気がしないんですけど、でも私は優しい気持ちで待っていたいと思ってます。五期生の方々、早く会いたいです。

■正源司陽子(Yoko SHOGENJI)
2007年2月14日生まれ 兵庫県出身
身長157.5㎝ 血液型=B型
特技=フルート、空手 長所=前向きなところ
〇2022年9月、応募総数5万通超のオーディションを突破し、日向坂46に四期生として加入。四期生オーディションで「週刊プレイボーイ賞」を受賞。得意科目は「文系の数学」。日向坂46、13thシングル『卒業写真だけが知ってる』が1月29日(水)に発売。『NHK 高校講座 情報Ⅰ』(NHK Eテレ、隔週金曜午前10:00~)にレギュラー出演中。3月8日(土)から東京・品川で上演予定の舞台『五等分の花嫁』に中野四葉役で出演。
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