『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でひとり3役を演じ、鮮烈な印象を残した女優・新田桃子(あらた・ももこ)が、2月17日(月)発売『週刊プレイボーイ9・10合併号』のグラビアに2年ぶりに帰ってきた。「グラビア自体も2年ぶりです」と語る今回は、まるで彼女と同棲生活を送っているような、そんな距離感を感じていただければ幸いです。
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■初心に戻れた気持ちで今回のグラビアを
――前回のスーパー戦隊特集号から2年ぶりの週プレカムバック。グラビアの撮影自体もそのとき以来ということでした。
新田 週プレさんでは3回目の撮影で、毎回カメラマンさんやテーマ、撮影のアプローチも違うので、都度自分でも知らない顔や一面が見られて勉強になります。
――今回のテーマは?
新田 彼女と同棲しているような近さ、親しみやすさ、といったキーワードがあったので、なるべく壁をつくらないというか、近い距離感だからこそ見せられる表情を出したいなと思っていました。
――今回撮影を担当した佐藤(容平)カメラマンの印象は?
新田 いい意味で無になれるというか、カメラを意識しないでいられる空気感をつくってくださいました。今回は「同棲相手の視点」ゆえの攻めたポージングにも挑戦してみたんですけど、とてもやりやすかったです。
――2年前と同じスーパー戦隊特集号での掲載です。
新田 この撮影のオファーをいただいたときに、過去の自分のグラビアを見返したんですよ。自分が表紙にいる雑誌が世に出る感動や緊張、いろいろな感情が胸に渦巻いていた当時のことを思い出して、初心に戻れたような気持ちでした。お声がけいただけて光栄でしたし、ありがたかったです。
――新田さんにとっての「初心」とは?
新田 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に臨んでいたときの気持ちがそうなのかなと。ひとり3役のお芝居をやらせていただいて、役ごとに違う自分があって、それを切り替えるときには自分を「リセット」する思いでした。その感覚を忘れないことが、私にとっての初心です。
――現在の新田さんは、『ドンブラザーズ』のときに所属していた芸能事務所を退所してフリーで活動しています。そこにもそうした考えが影響している?
新田 そうですね。『ドンブラザーズ』に関わっていた時間はすごく充実していて、だからこそ、その後の「自分はどこに向かっているんだろう」という時間が歯がゆくて。
自分のやりたいことと求められることが少しずれているように感じたり、お芝居のオーディションでも年齢制限が理由でスタートラインにすら立てなかったり、そういうもやもやを抱えているうちに、一度リセットして別のところに目を向けてみるのもいいんじゃないかと思ったんです。
それで、私の武器ってなんだろうって考えたときに、独学で覚えた韓国語を使って、向こうで役者の仕事をするという選択肢もあるんじゃないかなって。
――それでフリーの道を選択して、日本と韓国を往復する日々に。
新田 去年は、半分くらいは韓国に滞在していました。日本でできたつながりを頼って現地での生活基盤をつくって、演技のスクールにも通って、そこでできた知り合いにまた人や仕事を紹介してもらって......という感じで、この2年でまいてきた種が少しずつ芽を出してきているのかなと思います。
――あさってからもまた渡韓して、専属モデルをしている化粧品関係の撮影があるとか。
新田 最初から最後まで、すべて自分でやらなければいけない今の状況は大変ですけど、新しいことに挑戦していきたいという気持ちは常に持ち続けていたので、ちゃんと楽しめていると思います。
韓国で仕事を始めて思ったのは、異なる国の人たちがお芝居を通じてひとつになっていくのはやっぱり楽しいなと。韓国では大学生くらいからお芝居を学んで、それから芸能活動を始めるケースが一般的で、年齢に対してのキャリアが自分と近い方々も多いんです。そこに親近感が湧くし、刺激も受けています。
日本と韓国を行き来しながらいろいろな役者たちにもまれて成長して、ゆくゆくは世界に発信していける存在になれればというのが今の目標です。
スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/YOSHi.T
●新田桃子(あらた・ももこ)
1996年6月7日生まれ
東京都出身 身長161㎝
趣味=落語、洋館巡り、現代アート
特技=水泳、英語、韓国語
好きな食べ物=かずのこ
愛称=ももってぃ
〇『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日)に雉野みほ/倉持夏美/獣人(ジュート)役で出演。現在はフリーで活動中。
公式X【@momoko_arata】
公式Instagram【@momottiiii】
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