礒部花凜

「ウマ娘 プリティーダービー」「アイドルマスター シャイニーカラーズ」などに出演し、グラビアでも活躍する人気声優・礒部花凜(いそべ・かりん)。2月20日に発売されたデジタル写真集『幸せのおすそわけ』で2025年2月のグラジャパ!マンスリーランキングで1位を獲得した。礒部が同ランキングで1位を獲得するのは昨年11月以来。2作連続での1位となる快挙だ。

今回、週刊プレイボーイの公式YouTubeチャンネルの『デジタル写真集、本人が語ってみた!』に登場。また本インタビューではグラビア撮影の裏話から、アイス愛まで語ってくれた。

 

『本人が語ってみた!』は、人気女優やタレント、アイドルが、自身のデジタル写真集について撮影エピソードを織り交ぜながら解説するプログラム。このインタビューでは、動画に収まりきらなかったデジタル写真集の撮影裏話や、彼女のプライベートや意外な一面に迫った。


ーー「週プレ グラジャパ!」デジタル写真集マンスリーランキング1位おめでとうございます。実は1位の方にトロフィーを渡すようになってから2回1位を取ったのは礒部さんが初めてです。
 
礒部 ありがとうございます! とっても嬉しいです。2月20日発売の『週刊ヤングジャンプ』で初めて表紙を飾らせていただいたんですが、これまでたくさんの方にデジタル写真集を買っていただいたり、誌面でのグラビアで反響をいただいたからだと思います。今日、こうしてトロフィーをいただいたことで反響の大きさを改めて実感しています。
 
礒部花凜
ーー礒部さんは2023年発売の1st写真集『私めく』で水着にはなっていましたが、雑誌でのグラビアとなるとまた別だと思うのですが、そこに抵抗などはありましたか?
 
礒部 本音を言うと、一番最初はグラビア自体に少し抵抗はありました。でも写真集の撮影を経てそれがなくなり、雑誌のグラビアも機会があれば挑戦したいなと思っていました。

ーーおーっ。前向きだったと。

礒部 写真集って、私のことを気になってくださってる方が買ってくださるものじゃないですか。一方で今回の『週刊ヤングジャンプ』さんみたいな雑誌のグラビアって、ファンの方以外のよりいろいろな方が目にするものですからね。
 
それに、グラビアを自分の仕事の軸にしている方もたくさんいる中で、私は声優という別業界からの参加です。違うジャンルの職業に挑戦させていただくときって、敬意であったり、自分がやらせていただく責任はちゃんと持っていないといけないなと思っています。なのでグラビアをやるからには、グラビアのファンの方にも満足していただけるものをやろうっていう気持ちはありました。
 
ーー2月のマンスリー1位となったデジタル写真集『幸せのおすそわけ』ですが、これまでのグラビアと比べて、とても王道のグラビアですね。冒頭での赤いビキニで海の水を足ではねるシーンはまさにアイドルでした。
 
礒部 えっ、アイドルでしたか? 私、アイドルもいけますか(笑)。アイドルの方ってすごくキラキラされていますよね。
 
ーー礒部さんもキラキラしていますよ(笑)。そもそも今回はどういったコンセプトのグラビアだったんですか?
 
礒部 今までのグラビアではシチュエーションやコンセプトが明確にあったんですが、今回はあえて、ざっくりと"王道グラビア"というものがコンセプトだったんです。でも、そうするとあまり武器がないなとも思っていて。

シチュエーションって、ストーリーにちょっと頼らせてもらえるんですけど、王道のグラビアって本当にたくさんの方がされてきているし、ハードルが高いイメージがあったんです。だから撮影前はちょっとドキドキしていました。

礒部花凜
ーー礒部さんは役者でもありますが、今回は演じるというよりも、より素が出ている感じですか。
 
礒部 そうですね。今回のデジタル写真集は今までの写真集に比べ、素の表情だったり、表情のレパートリーが増えたと反響をいただきました。自分らしい瞬間をカメラマンさんに切り取っていただいたなと。スタッフさんも明るい雰囲気で支えてくださって、安心感もあって出た自然な表情もあると思います。自分らしくて、自然体で王道なグラビアを表現できたと思います。
 
ーー逆にキリッとセクシーな雰囲気のシーンもありますね。白いレオタード水着ではかなり大人っぽく色っぽい表情を見せています。
 
礒部 ちょっと恥ずかしい(笑)。でも、このときはゾーンに入ってました! 写真集は宮古島で撮影したんですが、この白い水着の撮影の時は雨がすごく降っていて寒くて。脚とかもプルプル震えていたんですけど、逆に静かで神秘的な雰囲気になってこの撮影のテイストとすごく合っていました。あと、この白いレオタードとニーハイの組み合わせは私の"癖"に刺さりました(笑)。 

ーー撮影前はダイエットしたり、されたんですか。
 
礒部 ......。実はお正月明けで、人生でマックスの体重でした(笑)。お正月っていろいろ美味しいものを食べるじゃないですか? 人生ってやっぱり一度きり。美味しいご飯をたくさん食べたいという気持ちがとっても強いタイプなんです。
 
ーー礒部さんはもともと痩せていますし、グラビア的には肉付きがちょうどよくなったと思います! 水色の水着のシーンではブルーシールのアイスも食べていましたし、麺を食べているキュートな写真もありますね。
 
礒部 食べるのが大好きなので(笑)。アイスは本当に好きで毎日食べています。朝起きたら「アイスいっとくか」みたいな気持ちになりますね。でも朝は結構控えめで、ファミリーパックのチョコバーとかですよ。そのあとに朝ごはんを食べます。

礒部花凜
ーー普通の人は朝起きて水を飲むところを、礒部さんはアイスなんですね(笑)。
 
礒部 アイスもそうですけど、白湯も飲んでますよ。私、お水とか白湯を飲んだらカロリーを減らせると思っているので!
 
ーー「サンドウィッチマン」伊達さんのゼロカロリー理論に近い(笑)。おすすめのアイスを教えてもらえますか。
 
礒部 いっぱいあるんですけど、私は「板チョコアイス」が好きです。あと期間限定で販売していた「もはや生キャラメルを凍らせたようなアイス」が出た時はストック買いしてました。あとアイス以外でもコンビニのチョコレートはいろいろ食べていて、期間限定で出ていたピエール・エルメとのコラボの「プレミアムガーナ」はめっちゃ美味しかったのでおすすめです。
 
ーーありがとうございます。以前のインタビューで、水着になることについて多少ネガティブな意見を持つ方について「推しの露出にぴえん勢」と語っていて、めちゃくちゃネーミングセンスがあるなと思っていたのですが、そうしたファンはグラビアを重ねることで減ってきましたか?
 
礒部 「ここまでグラビアをやるんだったら応援しよう」と言ってくださっている方が増えてきました。すごく嬉しいですね。いろいろな意見があるのは当たり前だと思うんですけど、そこも含めた上で自分の中で覚悟をもってやると決めている部分もあるので。

『週刊ヤングジャンプ』さんの表紙もそうですが、一度やると決めたことに対しては結果を出して、より多くの方に「頑張っているんだったら応援してみようかな」って思ってもらえるようになれたらなと考えています。
 
ーー周囲の反応はいかがでしょう?
 
礒部 見てくれた声優仲間の子たちは「見たよ」とかいろいろ声をかけてくれたり、この間はお尻を褒められました!『週刊ヤングジャンプ』で表紙になると発表された時、ちょうど大きいコンテンツのリハーサルがあったんです。そうしたら、みんな「おめでとう」ってわざわざ私に声をかけに来てくれて。温かかったです。
 
ーー今後のグラビアにも前向きに?
 
礒部 そうですね。前回撮影したときにキャッチフレーズが欲しいといったら、編集の方に「声優界のグラビアプリンセス」とつけていただいたんです。だから声優界にグラビアの風を吹かせます!(笑) 私の王国を築いていきたいと思っています(笑)。

礒部花凜
ーーグラビアを続けるのでしたら、表紙や写真集が目標になりますね。

 
礒部 もちろん表紙はもっとやりたいですし、ちょっと季節的には過ぎてしますんですけど、雪の中でのグラビア撮影にも挑戦してみたいです。
 
ーーグラビア以外で今後挑戦したいお仕事はありますか。
 
礒部 バラエティーに出てみたいです。出身が奈良県なので、同じ奈良出身の明石家さんまさんとはぜひ共演してみたいです! あとは声優だけでなく、礒部花凜として映像作品にも出てみたいと思っています。そういうお仕事は今までなかったので、また挑戦ですね。

礒部花凜

●礒部花凜(いそべ・かりん)
1994年5月26日生まれ 奈良県出身
身長157㎝ 血液型=A型
特技=声楽、ジャズダンス、日本舞踊、バレエ、ピアノ
〇声優。昨年はアニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』で月岡恋鐘(こがね)役を熱演し、話題を呼んだ。
公式X【@Carin_Official】 
公式Instagram【@caririn.official】 

『幸せのおすそわけ』 礒部花凜 撮影/田口まき 価格/1100円(税込) 『幸せのおすそわけ』 礒部花凜 撮影/田口まき 価格/1100円(税込)

★礒部花凜のグラジャパ!プロフィール