昨年いっぱいでトップレースアンバサダーの活動を終え、現在、女優として活動する七瀬ななが5月19日(月)発売『週刊プレイボーイ22号』の表紙&巻頭グラビアに登場。

念願の"週プレ表紙"を実現し喜びの笑顔を浮かべる中、胸に秘めた女優への思いを熱く語ってもらった!

■今は自分を丸ごと撮ってほしい

――七瀬さんの週プレ初登場から丸2年。ついに表紙・巻頭を飾っていただきました!

七瀬 いつかは週プレさんの表紙をと夢見ていたんですけど、いざお話を聞いたときは信じられなかったです。本当にうれしいです。ここまで少しずつだけど着実に自分は成長できたのかな、それを皆さんに認めていただけたのかなと思っています。本当にありがとうございます。

――今回はこれまで以上に艶っぽいカットも撮影し、より多彩な七瀬さんの姿をとらえました。印象的なカットは?

七瀬 全部ですけど、強いて言えば真っ赤なドレスですね。こういう大人っぽい衣装は着たことがなくて。写真を見た瞬間、思わずドキッとしました。あとはアップのカットも。あんな顔の前で撮っていただいたのは初めて。少し恥ずかしかったです(笑)。

――昔は自分の笑顔が好きじゃなかったとお話をされていましたが、今回は笑顔を含め、表情も豊かですよね。

七瀬 以前はキレイに撮られたいって気持ちが強すぎたんです。今は見た目ばかりでなく、自分を丸ごと撮ってほしいと思うようになりました。素を出すことの抵抗も減ったし、なんなら見せたことない自分をもっと見てほしいとも思っています。

――おーっ、変わりましたね。"見せたことのない七瀬さん"といえば、付録DVDで美しいロンダート(側転から真っすぐ着地する体操の技の一種)を披露。こんなに運動できると思っていなかったので驚きました。

七瀬 公園でなくマット上なら、バク転を披露しましたよ。幼い頃、体操をやっていたこともあって、運動神経は自分でもいいと思います。最近は体づくりを兼ねて、アクロバットとジークンドー(中国武術の一種)などに励んでいます。

――過去のグラビアや取材で、バイクを乗り回すとか、ビールとギョーザが好きだとか、そのかれんな姿から想像のつかない素顔を披露してくれましたが、そんなことも! そういえば今回のロケ中はまた意外なお話を明かしてくれました。お兄さまとお姉さまが学生時代、派手でブイブイいわせていた方々だったとか(笑)。

七瀬 あははは。ふたりと同じ中学に通っていたんですけど、おかげで先生に「あいつらの妹だから」とマークされていましたよ。私は普段、おとなしいタイプですけど、いざというときはふたりと似ているところがあって。〝気合い〟が半端ないし、ものすごくアツくなるんです。あと、かなりの負けず嫌いだし。

――驚きが止まりません。

七瀬 それにしてもずっと自分ってつまらない人間だと思っていたんです。でもこうしてグラビアの現場で自分を見せたり、お話をするたび、面白いキャラなのかもと思えてきました(笑)。

■アクション女優になりたいです

――話は変わりますが、昨年でレースアンバサダーの活動を終了。現在は女優として活動中です。今年2月に初舞台に出演し、ヒロインという大役でしたね。

七瀬 想像以上に大変でした。プレッシャーがものすごくて。稽古期間の1ヵ月は、これでもかってほど全力を注ぎました。本番で失敗しちゃう夢を何度も見ましたよ(笑)。

――初舞台を踏んだ感想は?

七瀬 何よりプロの役者さんの"声"にビックリしました。後ろを向こうが、顔だけ横を向こうが、すごい地声で、自分の感情を正面のお客さんへ届けるんです。ほかにも、動きのひとつひとつに力量の違いを思い知らされました。でも、だからこそ頑張ろうと思いましたね。

――セリフが飛んだりは?

七瀬 それはなかったけど、一度出なきゃいけないシーンでうっかりして。慌てて飛び出しました(笑)。それを含め、何かと共演の皆さんに助けられたんですけど、みんなのチームワークがダイレクトに反映する舞台の面白さを実感しましたよ。

――七瀬さん自身、目指している女優像はあるんですか?

七瀬 清野菜名さんのようなスタントマンを使わず、アクションのできる方です。最近は映画で清野さんのアクションシーンを見ては、自分ならこうするってイメトレをしています。

――それで先ほどお話ししたアクロバットやジークンドーを?

七瀬 はい。体づくりに加えアクションの勉強もしています。最近はナイフを使ったアクション練習が楽しくて。毎回、全身がクタクタになるんですけど、それだけ充実しています。

――ナイフを振り回す七瀬さん! カッコ良すぎてシビれますね。ちなみに最近、プライベートでハマっていることは?

七瀬 最近は美術館で絵を鑑賞したり、歌舞伎を見に行ったり。

――歌舞伎!?

七瀬 歌舞伎座に「一幕見席」ってサービスがあって、後ろだけど一幕だけ1000円で見られるんですよ。試しに行ってみたら、すぐ引き込まれちゃいました。

――それらはどんなきっかけで出かけるようになったんです?

七瀬 最初はチケットをいただいたり、教えてもらったりとささいなきっかけから。でも両方、面白いし、感情を出す勉強になるのでたびたび行くようになりました。

――感情を出す勉強、ですか?

七瀬 私、もともと自分の感情を表に出すのが苦手なんですよ。日常でも例えば悲しいことがあっても気にしない、忘れようって流す性格なのもあると思うんですけど。でも、いいお芝居をするにはそれじゃダメだと思って。悲しいことがあれば、その感情と向き合い、胸にとどめておかないといけないなって。

そうすることで悲しい感情を自分の一部にできる。絵や歌舞伎を見ていると、いろんな感情が湧いてくる。ひいてはそれらが自分の演技の引き出しになるんですよね。

――なるほど。それにしても先ほどからずいぶん生き生きお話しされていますね。こんなしゃべる人でしたっけ?

七瀬 実はしゃべるんです(笑)。今は毎日が楽しいです。行きたい所、やりたいことがたくさんあって毎日時間が足りないくらい。自分の世界が広がっている感じがするんです。とても充実しています。

――最後に今後の目標を!

七瀬 最近、ショートドラマに出演させていただいたんですが、もっとたくさんお芝居したいなって思いました。ショートドラマの主演をやりたいし、映画やドラマにも挑戦したいです! あとは週プレさんの表紙になる夢をかなえたので、次は写真集を作りたいです。これからもがんばります!

■七瀬なな(Nana NANASE)
2000年1月27日生まれ 福井県出身
身長166㎝ B90 W58 H88
○「日本レースクイーン大賞2022」新人部門グランプリ。現在は女優として活動中。ショートドラマ『カウントダウン~黒社会爆発~』(DoraReel、Reelshort、Snackshortで5月28日(水)から配信)に北条美蘭役で出演。RISEラウンドガール「R-1SE Force2025」メンバー。
公式X【@nna_nanase】

大増量・七瀬ななデジタル写真集『HORIZON』 大増量・七瀬ななデジタル写真集『HORIZON』

★『週刊プレイボーイ22号』(5月19日発売)に特別付録DVD(42分)付き!

★七瀬ななのグラジャパ!プロフィール

★大増量・七瀬ななデジタル写真集『HORIZON』
本誌のアザーカットをパッケージしたデジタル写真集が主要電子書店にて配信! 『週プレ グラジャパ!』なら限定カット特典付き 価格1650円(税込)

『週プレ プラス!』では、本誌未掲載のアザーカットなどスペシャルコンテンツを公開!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus