定番の栄養ドリンク『タフマン』シリーズに新商品『タフマンDRY』が登場。ウリは世界初のシュワッチ炭酸。その正体とは?

「あんたがたタフマン♪」のフレーズ、そして伊東四朗さんのコミカルなコスチュームでおなじみの栄養ドリンク『タフマン』。

1980年に発売され、30年以上も頑張る男たちをサポートしてきた人気商品に、昨年10月、新たなラインナップとして加わったのが『タフマンDRY』(税別143円)だ。

この4月から本格的に全国導入される『タフマンDRY』は、パッケージがレッド、グリーン、ブルーを基調とした明るめの配色で、今までのタフマンシリーズとは印象が激変! これってどんなタフマンなんでしょうか? 株式会社ヤクルト本社の金安輝起さんに伺ってみましょう。

金安 『タフマンDRY』は、シリーズ初となる炭酸タイプの栄養ドリンクとなっております。

--“タフマン×炭酸”のコラボはちょっと意外な感じですが……。では、さっそく試飲してみましょう。おお! 炭酸が入ってスッキリ感強め。でもでも、タフマンならではの高麗人参フレーバーはしっかり効いてます。甘みもちゃんとあって、120mlという飲みきりサイズは、お仕事中のリフレッシュに最適ですよ。これはエナジードリンクが大好物の若者にもオススメのテイストですね。

金安 もともとタフマンシリーズは50代から60代の方々に親しまれていますが、エナジードリンク好きの若いユーザーさんにもアピールしたく、『タフマンDRY』を開発しました。なのでパッケージも明るいカラーリングになっているんです。

--確かに、カラーリングだけでなく、デザインも特撮ロボっぽくておもしろい! ところで、エナジードリンクは缶入りが基本ですけど、なぜ『タフマンDRY』はビンなのでしょうか?

金安 ビンは缶に比べて強度が高いので、強い炭酸でも対応することができます。本商品のキレのある強い炭酸はビン入りじゃないと再現できないんですね。もちろん、「タフマンシリーズはビン入り!」というブランドイメージも踏襲しています。

「シュワッチ炭酸」、今、その意味が明かされる!

■あの『タフマンマーク』の真相が明らかに!

【画像左】どことなく特撮ロボの顔にも見えるデザイン。そして“シュワッチ炭酸”の文字【画像右】おなじみの『タフマンマーク』。ボクシングのグローブのようにも見えますが?

--ちなみに、このパッケージで気になるのが、“シュワッチ炭酸”という謎のフレーズです。これって、どのような意味があるんですか?

金安 炭酸の爽やかさを表現しています。

――わざわざ“シュワッチ”ってつけているくらいだから、何か特別な炭酸なんですよね?

金安 えっ、普通の炭酸ですよ。

――そ、そうですか……。

金安 タフマンシリーズは、伊東四朗さんのテレビCMを見てもわかると思いますが、良い意味で遊べるブランドなんです(笑)。タフマンシリーズのコミカルさを感じ取ってもらえれば。

--なるほど。どのような経緯で“シュワッチ炭酸”というフレーズが決定したのでしょうか?

金安 会議でいろいろな候補の中から選びました。“シャキッと炭酸”“シュワっと炭酸”なども出ましたが、やはり“シュワッチ”がイメージに一番ピッタリしたということです。

--あと、タフマンと言うと、ビンに刻印された独特なロゴマーク、『タフマンマーク』も有名です。巷(ちまた)ではマークの由来について『ボクシングのグローブだ!』といった声もありますが?

金安 諸説あるようですが(笑)。弊社の公式な回答としては、「地球内部から湧き上がる強烈なエネルギー」をイラスト化したものになってます。

--それ、知りませんでした! ちなみに『タフマンDRY』のオススメの飲み方とかありますか?

金安 ビンでそのまま飲んでいただくのはもちろん、コップに移して氷を入れて飲んだりと、ユーザーさまのお好きなように楽しんでほしいです。ちなみに、弊社の喫茶店には『ヤクマン』というドリンクが販売されているんですよ。

--『ヤクマン』?

金安 ヤクルトレディにより宅配専用商品として販売されている『ヤクルト400』と『タフマンV』をミックスしたドリンクです。どちらも一本ずつグラスへ入れ、お好みで氷を入れて完成です。

--では、ちょっと飲んでみましょう。これ、すんごいフルーティー! ネーミングは破壊力がアリアリなんですけど、『ヤクルト400』の優しい口当たりと、タフマンならではの高麗人参フレーバーがキセキの大融合! 新感覚なドリンクに仕上がってます。これは『ヤクマンDRY』も試したくなりますね。

金安 ぜひ、いろいろ試してみてください。『タフマンDRY』は高麗人参はもちろん、アルギニンとカフェインも配合され、機能・成分の面でも充実! ぜひ、若いユーザーさまたちにも、リフレッシュしたいときに飲んでほしいですね。

(取材・文/週プレNEWS編集部)

■伊東四朗さんのおもしろCMが満載! 『タフマン』特設サイトは、こちら http://www.yakult.co.jp/toughman/