「好きな家具は洋服ダンスで、嫌いな家具は食卓テーブル」という引っ越し業者兼任芸人、たかくら引越センター

進学、就職、転勤など、春は引っ越しの季節。今まさに、引っ越し業者をお探し中の人も多いだろうが、ちょっと変り種をお探しの人は、“日本一小さな引っ越し屋”といわれている「たかくら引越センター」はいかがだろうか?

社長を務めるのは吉本興業に所属する芸人で、芸名は社名と同じ「たかくら引越センター」。今田耕司をはじめとする数々の先輩芸人の引っ越しはもちろん、一般の人の受注も受け付けている。

「一般の方は公式サイトがありますので、そちらから見積もりをとってください。一応僕が社長でスタッフが5人。規模は小さいですが、その分クオリティはほかの大手に負けない自負があります!」

ところで、なぜ芸人なのに引っ越し会社をつくったんですか?

「もともと某引っ越し業者で働いていた経験があり、先輩芸人さんの引っ越しをお手伝いしていたんです。芸能人は個人情報流出が一番怖いので、僕みたいな存在が都合いいんですね。そのとき、先輩方がテレビやツイッターなどで僕のことを紹介してくれて。するとそれを見た一般の方から『うちもお願いしたい』という問い合わせが来るようになりました。それが一番のキッカケですね」

なるほど。引っ越しの仕事って面白いですか?

「いやー面白いですよ! 僕はもともと間取り好きなので、いろいろな家に行くのがとにかく楽しい。あと何がいいって、芸人の仕事とは違って、終わりが明確なのがいいです(笑)。今日も2軒引っ越し業務をこなしてきました!」

正直、本業より忙しいじゃないですか!

「芸人だけでは食べていけませんでしたが、今ではおかげさまで生活が安定しました。

引っ越しをしているので、一応僕は“会いに来る芸人”ということで売っています。“会いに行けるアイドル”として売り出したAKBにあやかっていますが、残念ながら今も全然浸透していませんけど(涙)」

(取材・文/高山 恵[リーゼント])

■たかくら引越センター【http://tmc4514 .com】

自筆でデザインしたゆるキャラも