すべてがガチ! 売上、検索、さらにユーザーからのWEB投票から、ナンバーワンのセクシー女優を決めるイベント『DMMアダルトアワード2014』が4月24日に開催された。
最優秀女優賞には、明日花キララちゃん、佐倉まなちゃん、上原亜衣ちゃん、吉沢明歩ちゃん、Rioちゃん、つぼみちゃんなどなど10名の人気女優がノミネート。新人賞には卯水咲流ちゃん、希島あいりちゃん、桜井あゆちゃん、白石茉莉奈ちゃん、新山らんちゃんなど、8名がノミネートされた。
そして、最優秀女優賞に輝いたのは、デビュー4年目の上原亜衣ちゃん。デビューからしばらく企画物の“いち素人”という役柄が多かった苦労人の彼女は、受賞が発表されると即号泣。「正直、私でいいのかなと、いまだに思ってます。自分に自信がないのはデビュー当時からなんですが、今もそんなに自信を持ってないので、もうちょっと自信が持てるようにこれから頑張っていきたいです」とコメント。最優秀新人賞は、昨年“現役ママ女優”としてデビューした白石茉莉奈ちゃんが受賞した。
また、上原亜衣ちゃん、白石茉莉奈ちゃんの受賞以上に会場が沸いた瞬間があった。それは司会を担当した、ゆまちんこと麻美ゆまちゃんの登場。さらに、サプライズで特別賞を受賞した瞬間だった。
昨年、卵巣の境界悪性腫瘍の治療もあって、普段はセミロングのウィッグを着用してメディアへ登場していたゆまちん。しかし、この日の彼女はウィッグなしの、ショートカット姿で登場。これには理由があったのだ。イベント関係者は語る。
「実は、イベントのリハーサルまではウィッグを着けてたんです。でも、楽屋でゆまちんが『これ、取っちゃいますか!』と、いつもの明るいノリで言って、ウィッグなしで檀上に上がることが急遽決定しました。ウィッグなしで人前に出るのがはじめてだったので、とても恥ずかしがってましたけど、『ここまで元気になったよ!』とファンに報告したい気持ちが強ったみたいです。今回のイベントにはタレントのケンコバさんや大久佳代子さん。そして人気女優が数多く参加しました。どんなときも明るく前向き、そしてファンやスタッフを大切にする、ゆまちん。彼女の、こんな人間性に惚れ込んでるのはファンだけでなく、関係者にも多いですよ」。
当日はバラエティ番組での共演が多く、ゆまちんが慕う大久保佳代子さんが登場すると感極まって泣き出すゆまちん。その姿に観客席からはイベント中、最大級の声援が送られていた。
(取材・文/直井裕太 撮影/佐賀章広 高橋定敬)