今回のターゲットは、天ぷらにして美味しい東京湾のシロギスとアナゴだ! 今回のターゲットは、天ぷらにして美味しい東京湾のシロギスとアナゴだ!

前回、幻の魚・マハタを見事釣り上げた「週プレ釣り部」。初回でいきなりボウズというスタートをまぬがれひと安心。

2回目となる今回は、「絶品旬魚の天ぷらが食べたい!」ということで欲張り2魚種のリレー釣りへ挑戦! はたして今回も、うまくいくのか?

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■今回のターゲットは旬魚「シロギス」と「アナゴ」

我々日本人は四季折々移り変わる季節の中で、自然との調和を計りながら生活してきた。和をたしなみ、旬を愛でる。つまり日本文化は、自然への畏敬と心の文化。そして日本の食文化は世界遺産へと……というわけで天ぷらを食したいという思いが湧き上がった。

5月中旬、大型連休の喧騒も落ち着き、春爛漫といったところ。春と言えばメバル、鰆(サワラ)、初鰹(ハツガツオ)、マダイ、シロギス、アナゴ、海タナゴ、ムギイカ、アオリイカなどが代表的な魚になる。

この中で、昔から江戸前の天ぷら種として外せないのが東京湾のシロギスとアナゴ(マアナゴ)

 脂の乗った魚をサクッと揚げた絶品天ぷらが待ち遠しい! 脂の乗った魚をサクッと揚げた絶品天ぷらが待ち遠しい!

どちらも外側はサクッ、中はフワッとした食感で、ごま油の風味が効いた日本料理の代表格だ。この時期はいずれの魚もそろそろ産卵を迎えたプレ産卵期で抱卵しており、特に脂が乗って旨い。

パールピンクのシロギスは天ぷら以外でも旨い。刺身にしたその透き通る身は淡麗淡泊なのに甘みがあり、熱湯の霜降りや炙りは皮目に独特な旨みがでる。また、三杯酢の酢締めや白ワインビネガーのシロギスマリネサラダは爽やかな一品。身離れの良い塩焼きなども旨い。

一方、東京湾のアナゴ(マアナゴ)は知る人ぞ知る絶品アナゴとして有名。ご存じの天ぷら一本揚げ、かば焼き、白焼き、煮もの、握り寿司、茶漬けなどレシピはたくさんある魚。特に江戸前天ぷらの天種として昔から人気がある。むむっ! よだれがでてきたぞぉー! さぁー釣るぞぉー!

釣り道具屋さんから戦いは始まっているのである!

■道具選びに右往左往

まずは船宿の予約と道具の準備。今回選んだ船宿さんは「伊藤遊船」さん。江戸川の河口堰で手漕ぎの貸しボート業で開業し、現在は沖釣り仕様の大型乗合船に加え、屋形船(天ぷら船、花火船、宴会船)で賑わっている。船宿の基本カラーは緑色がシンボルカラーだ。

 船長を始め船宿の関係者もみなさんとても気さくで親切な「伊藤遊船」さん 船長を始め船宿の関係者もみなさんとても気さくで親切な「伊藤遊船」さん

予約が済んだら、いつものように釣友K氏と釣り道具屋で仕掛け類を購入する。船宿情報では、初めにシロギスをやって、夕方からアナゴへチェンジするそうだ。

シロギスは目の良い魚だからハリスは細い方が良い。いやいや、大型サイズがきたら細仕掛けは切られてしまう。ハリスは1号? 1.5号? 2号は太いかな……? 釣る日は大潮だから早潮か。となるとオモリは20号か25号。仕掛けが絡むのを防ぐテンビンはやっぱり片テンビン(固定式)だな。

アナゴは夜行性の魚なのでアピールが肝心。小型の水中ライトに、水中で発光する蛍光玉。ハリはウナギ針だな。

……と、釣り道具屋でアレコレ想像するのも釣りの楽しみのひとつ。すでに戦いは始まっているのである!

結局のところ、散々迷った挙句、いつものように船宿推薦の仕掛けに落ち着いた週プレ釣り部であった。

(6月7日配信の第2回に続く)

【船宿情報】 船名  :伊藤遊船  http://www.itoyusen.com/ 住所  :市川市行徳の江戸川河口、東西線の橋梁下。最寄駅は東京メトロ東西線妙典駅 釣り物 :シロギス→アナゴ 出船時間:12:00 帰港時間:21:30~22:00 乗船料金:9000円+8%消費税(エサ・氷付)