魚との闘いには事前準備は必須! ヤツらの釣り方をしっかり調べておこう 魚との闘いには事前準備は必須! ヤツらの釣り方をしっかり調べておこう

想像上の江戸前天ぷらによだれを垂らしつつ、ターゲットをシロギスとアナゴに決めた週プレ釣り部。二兎追う者は一兎も得ず……なんてことにならないようにリサーチを開始!

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■シロギスには“不規則”パターンを見つけろ!

まずはシロギスから。エサの青イソメは頭から縫い刺して3センチぐらい垂らす。食いが悪い場合は頭の固い部分をカットして、垂らしを5センチにする。

今回使うスピニングリールの利点として、仕掛けが投げられる、投げると広範囲を探ることができ、釣れる可能性が上がる。

 今回使用した仕掛け(キス用) 今回使用した仕掛け(キス用)

 今回使用した仕掛け(キス用) 今回使用した仕掛け(キス用)

投げ方は、船べりからアンダースローで10mぐらい投げる。エサが底に沈んだらゆっくりとリールを巻き、海底をずるびき。すると、次第に仕掛けは潮の流れになじむ、つまり仕掛けが潮下に向かって真っ直ぐになるのだ。

シロギスからはオモリやハリスが見えず、概ねエサのみが見えることになる。こうなると警戒心が薄れ食うタイミングが訪れる。

誘い方はこまめに色々やってみよう。例えば、オモリが着底したら

(1)竿1本分のストロークでゆっくり引いてくる

(2)50センチ間隔で刻んで引いてくる

(3)不規則な動きが加わるようにチョンチョンと小刻みに動かしトゥイッチしながら引いてくる。

この三つのストロークを基本に何種類かアレンジして誘って、その時の食いのパターンを早く見つけるのが先決だ。また、投げて引いてくるコースを変えてみたり、少し間をおいてみたり試してみよう。特に海の様子が変化(潮の早さ、海面にゴミが浮遊、波立ち、風が吹く、水色の変化)した時は、シロギスの行動も変化するということだ。要は、ワンパターンにならないように誘うことが大事になる。

アナゴ対策もバッチリ!

■“二刀流”で素早くアナゴを捕まえろ!

お次は夜釣りのアナゴだ。エサは青イソメまたは秋刀魚の身エサ。夕方まだ明るいうちは身エサの方が食いが良いらしい。身エサは1匹を三枚に下ろし、5ミリ幅の短冊状に刻む。青イソメも身エサも、とにかくハリが隠れるくらいたくさん付ける、これは匂いなどの集魚効果とアピール度を高めるため。ボロボロになったエサもそのままにして付け足す。

 今回使用した仕掛け(アナゴ用) 今回使用した仕掛け(アナゴ用)

 今回使用した仕掛け(アナゴ用) 今回使用した仕掛け(アナゴ用)

 今回使用した仕掛け(アナゴ用) 今回使用した仕掛け(アナゴ用)

アナゴの釣り今昔は、昔は糸巻の付いた短竿を両手に持って、互い違いにコツコツとリズミカルに海底を小突いた。オモリが底から離れないように軽くだ。慣れた人は絵に描いたように鮮やかだ。ひたすら小突くコツコツ、コツコツ、そしてグッググッとアタリが来たら、天を突き上げるがごとき勢いで、手いっぱいに合わせ上げる(アナゴの口は堅いのだ)。

アナゴがハリ掛りしたら、もう一本の竿は傍らに置き、掛かった竿の道糸を素早く大きく手繰り、一手、二手、三手と道糸を船内に取りアナゴを寄せる、グズグズしていると仕掛けに巻き付き、ハリ外しが苦労するし、仕掛けがダメになってしまう、合わせ遅れて飲み込まれてもやっかいだ。アナゴも傷つく。

素早く獲物をはずし、エサをつけて即投入。昔はこれを薄暗い船上でやったのだ。匠の技だ。

今は船上も明るく、自分の周りも便利な照明器具に囲まれている。道具はリール、特にスピニングリールは投げて広範囲を探れる利点がある。

リールでの釣り方も同じく、コツコツと底を小突いてアタリをとる。投げた場合はズル引きしながら船下まで誘ってくる。アタリがあったら鋭く合わせ、リールを巻く、素早くタオルなどでアナゴを掴みクネクネ絡まないように魚を外す。

……というわけで、ここまで調べればバッチリ。あとは当日、現場で勝負だ!!

(6月14日配信の第3回に続く)

使用した道具はこちら

【使用タックル】 ・シロギス ロッド:6.4f(2.1m) Major Craft CRS-S64LJ ライトジギング用 (少し硬い) リール:スピニングリールSIMANO TWIN POWER C3000SDH (2000~2500番でも良い) 道糸 :PE1.0号 リーダー:フロロ3号2m 仕掛け:全長75センチ幹糸1.25号 枝ス7センチ 流線針8号 2本針 オモリ25号 エサ :青イソメ

・アナゴ ロッド:[1]6.4f(2.1m) Major Craft CRS-S64LJ ライトジギング用(少し硬い) [2]1.35m alpha tackle SASOIJAWS135(短めの竿) [3]1.20m alpha tackle Medalist 旬 大江戸アナゴ120H(短めの竿) リール:[1]スピニングリールSIMANO TWIN POWER C3000SDH [2]ベイトリールDAIWA Millionaire CV-Z203 [3]ベイトリールDAIWA SUPER DYNAMIC-S150 早技 道糸 :PE1.0号 リーダー:フロロ3号2m 仕掛け:[1]釣鐘オモリ25号、ハリス6号10センチ、うなぎ針10号2本付、夜光玉 [2]両テンビン型オモリ25号ハリス6号8センチ、うなぎ針8号2本針、夜光玉 エサ :青イソメを3本ぐらい房掛けしてダンゴ状にまとめる