ジメジメと湿度が上がりっぱなしの梅雨。さらに温度もどんどん高くなり本格的に寝苦しいシーズンが到来。そんな過酷なシーズンに、いびきを低減して安眠をサポートしてくれるのが、枕だ。
最近の人気は1万円前後の価格帯の商品。枕としては若干高めの価格帯となるが、最新素材による抜群のホールド感で、肩や首への負担を軽減してくれるという。
それでは、過酷な梅雨のシーズンを快適に過ごすには、どのような枕がオススメなのか? 枕専門のオンラインストア『枕と眠りのおやすみショップ!』の店長であり、睡眠環境診断士・田口直起さんに伺ってみた。
田口店長 まずは頭と首をそれぞれの体格で、しっかりサポートできることですね。あと、横向きで寝ると、いびきを低減できます。なので寝返りのしやすい、柔らかめの枕もオススメです。
――寝返りがしやすく、いびきを低減できるまくらとは?
田口店長 『スマートフィット ピロー』がオススメです。こちらは、横幅80cmあり、ショルダーサポートが付いた、寝返りのしやすさを追求した枕です。ショルダーサポートを作ることにより、肩から首元への緩やかなスロープが生まれ、気道の圧迫を軽減してくれます。80cmと横幅に余裕があるため、横向き寝でゴロゴロしても枕から落ちることがなく、スムーズな寝返りが可能です。
――そのほかの商品は?
田口店長 普段から横向きに寝ている方には、抱き枕もおすすめです。最近、人気のL字型の抱き枕は頭を乗せる部分が広く、抱きつきながらも頭をゆったり預けることが出来るようになっています。また、程よくカーブ上にくぼみを施しているため、通常の抱き枕と比べ頭をのせたときの安定感もあります。
――まくらの高さがフィットせず、週刊マンガを挟んでたりしますが、このようなことに対応できる商品は?
田口店長 『ジムナストプラス』という枕は、中身の素材を増減させることができ、首元にあわせて高さを自由に調整することができます。仰向け派、横向き派、どちらの寝方にも対応できます。また、『annique(アンニーク) マシュマロまくら』は、柔らかい素材の特徴により、頭部・頸椎・肩部の形に合わせて枕が自在に形状を変えることができます。
たっぷり寝たはずなのに、首や肩に違和感アリアリ。そして、いびきがひどすぎ! といった方々は、まずは使用中の枕を見直したらどうでしょうか。