日本とギリシャが火花を散らしたナタールのスタジアム。この大きなスタジアムに日本の応援が響く!

みなさん! レシフェ&ナタールとワクワクドキドキの日本戦のなか、宿のWi-Fiが雨で安定せず更新が遅れてごめんなさーい! たった今、日本-ギリシャ戦から帰ってまいりました! まさにたった今!

正直、前回のレシフェでのコートジボワール戦よりサポーターもいっぱい集まってかなり盛り上がってました! ご存知のとおり、終始日本が押している試合展開で惜しいシーンが何度もあって、そのたびにサポーターは一喜一憂! 結果は本当に残念だったけど、次のコロンビア戦でのドラマチックな展開を心から期待してます!

砂丘をイメージしたというカッコいいスタジアム

スタジアムはビーチのほうにあり、街自体はタクシー移動しかないという不便さでしたが、前回の深夜の試合と違い明るい時間からだったのは助かりました。

朝からチケットを探し求めた甲斐あって、試合直前でホテルにいた日本人からチケットを譲ってもらいました! スタジアム入口では日本人のダフ屋が逮捕されちゃってたみたいだけど、私も交渉した人だったかも。

途中、日本代表宿泊の宿で選手とすれ違うも、あまりのオーラに体が固まりただ見つめることしかできなかった! ザックさんだけ陽気で「コニチワ!」って言ってくれたけど 笑!

ギリギリで無事、チケットゲット!

ドイツ人はギリシャ応援かと思いきや日本サポーター。ダンケシェーン!

日本からの熱いサポーター。ドラム持ってくるの大変だったろうな(旅人目線、笑)

外人サポも多いコートジボワール戦!

そして、日本-コートジボワール戦も応援してきました!

レシフェは、世界遺産の旧市街と長く伸びるビーチが美しい街。しかしサメが出るため泳げまてーん。ガッカリ。

ここは世界から人が集まるにはなんたってアクセスが悪かった。空港からスタジアムは遠くて、まるで成田から東京駅みたい。スタジアムの周りには何もない。

対コートジボワール戦が行なわれるスタジアム

肝心の試合は夜22~24時ということもあってか、治安の悪さを心配した日本人の姿は街で見かけず、日本代表の泊まるホテルや、大型ショッピングセンターにポツリとみかけるだけ。

でも、いざ試合が始まると、皆どこに隠れていたのか、スタジアムにはサポーターがたくさん! 2万kmかけてやってきた日本人はもちろん、勝利のハチマキを巻く外国人サポーターも「ジャパーン!」と叫ぶ。日本を応援してくれるうれしさと、その格好のおもしろさに笑顔が止まらなかった。

試合は本田のシュートには超感動したけど、ドログバの活躍は見事としか言いようがなかった。残念な結果に肩を落としつつも、せっかくレシフェにいるのでW杯を楽しもうと街へ繰り出す。

ブラジル対メキシコの試合は、ビーチ前のパブリックビューイングが黄色のTシャツで埋まってた。メキシコのナイスキーパーにより、ブラジルの派手な勝利は見られなかったけど、地元の人はサルシッチャやタピオカクレープなどの屋台飯を食べながら、試合後のステージライブの音に合わせて踊ったりしてお祭りを楽しんでた。

日本戦が終わって日本人はほとんどいなかったので、私はめずらしがられ「一緒に写真撮ってもいい?」と終始撮影会。地球の裏側で、黄色に囲まれました 笑。

パブリックビューイングを熱心に見つめる地元の人たち

屋台でブラジル名物タピオカクレープをいただく。隣のセクシーなお姉さまが気になる

かわいいブラジルサポーターと

ブラジリアンビキニは大胆!

こんな感じで、本当に来ちゃった本場ブラジルW杯をめいっぱい満喫してる私ですが、実は開幕前のリオデジャネイロでは、ちゃっかり街遊びも楽しんでました!

リオは南米スタートの地だけあって、2度目となると土地勘もあって歩きやすーい。でも、カーニバルから3ヵ月の間に、W杯もあってかメトロの値段が上がってた。やめてー!

リオの人気スポット、コパカバーナビーチでは、屋台のおみやげ屋がカーニバルグッズからサッカー応援グッズに変わってた。ビーチ沿いのサンドアートもちょっと雑だけど、選手になってた(笑)。

サンドアートの選手たち。誰? まさか、ネイマール...? メッシ...?

そんな中、突然オジちゃんにケチャップをかけられた! 「キャー! 何すんの?」。ブエノスアイレスでの強盗事件を思い出し一瞬ドキッとしたけど、ケチャップは本物じゃなくて、そういうオモチャ。悪趣味ー! イヤなオモチャだなと思いつつ、ちょっと買おうか迷った(笑)。5ヘアレスか。うーん、やめとこ。

ブエノスアイレスでの忌まわしい過去を思い出させるオモチャ

コパカバーナ以外のビーチも気になり、フラメンゴに行ってみると、そこはファミリーが多く波の穏やかなビーチ。そして、さすがジーコの古巣。サッカーのうまい子供たちがいっぱい。ここから未来の英雄が誕生するのかな。

フラメンゴビーチで、サッカーの英才教育? 未来のスター誕生?

その横では、セクシーなお尻を出して横たわるお姉さん方。むむ!?  お姉さんだけでなく、お母さんもおばーちゃんもお隣さんも! 老若問わずブラジリアンビキニはお尻が出てる!

フラメンゴのお尻たち

サンバ、シュハスコ...リオの夜を満喫

リオは2回目なのもあって、3月に知り合った現地の友達「チビ」と会うことに。リオに住むフランス人のチビは英語ができてコミュニケーションがとれる心強い案内人。

待ち合わせ場所は、サンバの発祥地と言われる「pedra do sal」(ペドラドゥソル)。そこにはお酒を片手にサンバの音に身を任せる若者の熱気にあふれている。

ブラジルの愉快な仲間たちとサンバの発祥地へ!

周りのブラジル人は「人ごみは危ないから、スリに気を付けて!」と注意してくれる。ポルトガル語が通じなくても一生懸命伝えようとガンガン話しかけてくるブラジル人。親日家が多いのか、やっぱり私はブラジル人と相性が良いみたい。

そして全く言葉の通じないブラジル人の友達、夜遊び地区ラパにあるカイピリーニャ屋ボーイズ。カーニバルのときに毎晩通ったせいか、すっかり仲良くなった。いつも行列の人気店だけど、私はもはや並ばずにお酒を用意してもらえるVIPぶり。彼らの作るカイピリーニャはブラジル1おいしいと思う。しかも安い!

カイピリーニャボーイズ

その横ではBBQを楽しむ人たちが。「これがシュハスコよ! こうやって自分たちで楽しむの。テキーラ飲む?」とお酒とお肉のおすそ分けをいただいた。どうやらシュハスカリアなどで高いシュハスコを食べるのは観光客だけで、地元の人たちはこんなふうに楽しむのが普通らしい。

念のため、レストランのお肉にもトライ(シュハスカリアではなかったけど!)。イパネマ地区には、ボサノバ曲「イパネマの娘」の発祥地の有名店がある。ちょっとお高いけど、定番人気のピカーニャ(ランプ肉)を食べたよ。見た目はとってもおいしそうだったけど(笑)、やっぱり和牛にはかなわないよね。「あーん! 日本の肉が恋しい!」。食を日本と比べちゃダメなのはわかってるけど、思わずホームシック。

これが地元民の本場シュハスコ。ブラジルBBQ

満席! 「イパネマの娘」の名物料理ピカーニャのステーキ

こんなふうに、街遊びもゴキゲンなブラジルでした! そして今日はコロンビア戦での勝利を夢見て......気絶します!(注:深夜3時)。もちろん生きてます!

【This week's Blue】 今週はもちろん、サムライブルー! 日本チームの応援にきてくれたブラジル美女・ジェイジーと。「好きな日本選手は長友」だって!

●旅人マリーシャ 平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、Sサイズモデルとしてテレビやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。【http://ameblo.jp/marysha/】Twitter【marysha98】