ブラジル・ベレンでカイピリーニャ・ガールズに混ざる。日本のハイボールくらい、ブラジルでは欠かせないお酒

みなさん! 夏してますかー!

一時帰国の夏女マリーシャ、次の旅に向けさっそく大声張り上げながら夏イベのお仕事に励んでいます。ノドがガラガラで、オカマみたいな声になってしまいました 笑。

さて、今回はこれまでお見せできなかった南米の街角スナップをお届けしたいと思います。言葉や治安の問題で、なかなか地元の人の暮らしに触れたり街中での撮影が難しいなかで、なんとか撮れたカットたち。日本と文化が違うところもあれば、似ているところもあったり……。南米の街の空気を少しでも感じてもらえればうれしいです。

『世界中のタイルとお昼寝』 (ブラジル・リオデジャネイロ)世界中の美しいタイルがはめ込まれた「セラロンの階段」で、あまりに無防備に気持ち良さげに寝ている現地人らしき人をパチリ。私もせっかく世界周ってるから何かコレクションしたいけど、タイルなんて重いもの運べないよ! なんか良いアイディアはないものか……。今んとこ、貝。←軽いし、タダ(笑)。

『世界中のタイルとお昼寝』

『宿の前はゲイ・ストリート』 (ブラジル・リオデジャネイロ)リオで泊まった宿の前はゲイ・ストリート。それはもうたくさんのカップルがいて、カーニバル時期は毎晩遅くまで盛り上がってました。外に出れないくらい混んでたから、窓からこっそり撮影。……のはずが、このカメラ目線。上下対象でなかなかオシャレに撮れました 笑。ブラジルではゲイカップルをよく見かけたよ。

『宿の前はゲイ・ストリート』

『強盗もいればエイリアンもいる』 (アルゼンチン・ブエノスアイレス)マーケットに不気味な子供を乗せたベビーカーが現れた! エイリアンのような着ぐるみの中に人間の子供が入っているのかファッションなのかは謎。パパやお兄ちゃんが涼しげな顔で歩くなか、周りの人はチラチラ見たり写真撮ったりしてました。お兄ちゃんの丸メガネもクール。

『強盗もいればエイリアンもいる』

『電車内で大合唱』 (チリ・バルパライソ)バルパライソに向かう電車で、地元の若者たちが盛り上がって陽気に歌い始めた。さすがラテン系だね。日本のようにマナーが書かれている電車なんてない。静かで眠れる日本の電車も良いけど、歌ってもOKなハッピーな電車もいいなー。バルパライソの大火事義援金活動のためにハッピ姿だった私たち日本人軍団を見て、大はしゃぎしてました。

『電車内で大合唱』

『ズッキーニでサメ?』 (チリ・サンティアゴ)実演販売するとやっぱり売れ行きが良いのかしら。ピーラーのようなもので上手に野菜をスライス。スペイン語だったからさっぱり聞き取れなかったけど、きっと巧(たく)みな話術なんだろうな。心をつかまれた奥様たちが商品お買い上げしてました。ディスプレイされたズッキーニのサメ(たぶん)もナイス!

『ズッキーニでサメ?』

ギャンブルに興じるおじさん、現場で汗を流すおばさん

ギャンブルに興じるセニョール』 (チリ・サンティアゴ)マーケットの横で何やら黙々とカードゲームをするセニョールたちが。真剣そのものな空気。これはギャンブルしているね。声をかける隙もなく、そーっと写真撮らせてもらいました。

『ギャンブルに興じるセニョール』

『コカの葉を噛んで高山病に耐えろ』 (チリ・アタカマ)日本では禁止とされているコカの葉を噛んで高山病対策。葉からコカインを抽出できるらしいけど、コカの葉自体は濃度が薄いため、南米では日常的にお茶として飲まれている。ティーパックも、飴ちゃんもあるよ。味はちょっとクセのある緑茶って感じで、いたって健康的。おいしくはないけど。

『コカの葉を噛んで高山病に耐えろ』

『現場で汗を流すチョリータ』 (ボリビア・コパカバーナ)こういう作業ってガテン系男性のお仕事と思ってました。普段着で丘へ上がる階段工事に励むチョリータおばさんたち。クスコのおばちゃんプロレスといい、ボリビア女性は男性よりたくましいなー。マーケットでも屋台でも、働いてる人は女性のほうが多かった気がする。働き者だね。

『現場で汗を流すチョリータ』

『クスコのオーダーメイドシューズ』 (ペルー・クスコ)南米旅人の定番みやげ。すれ違う旅人でこれを履いている人多し。自分でアンデス生地を選んで好きな柄や形で作ってくれる。私も絶対作ろうと思ってたのに、時間なくて作り損ねた。

『クスコのオーダーメイドシューズ』

『動物ルーレットでお祭り気分』 (ペルー・クスコ)日曜マーケットの屋台に並んで、小さなお祭りらしきものをやっていた。かわいい動物があしらわれたルーレットを真剣に見つめる子供や大人たち。日本の輪投げや射的みたいに、当たるとちょっとしたおもちゃでもくれるのかな。

『動物ルーレットでお祭り気分』

やっぱり日本のアニソンは人気!

『勇気を出してリマの路線バス』 (ペルー・リマ)リマではバス(オムニ)、ミニバス(ミクロ)、ワゴン車(コンビ)といった路線バスが人々の足となっている。ミニバスは普段は混んでいてスリが多いので注意。手ぶらだったし、現地在住の友達がいたので一緒に乗ってみました。空いてたので緊張しながらパチリ。

『勇気を出してリマの路線バス』

『ペルー人はアニソンが好き』 (ペルー・リマ)日本が大好きというペルーの人たちとカラオケ。アニメソングなら歌えるみたい。特に『NARUTO』が人気。さすが、日本のアニメはワールドワイドだね。カラオケルームが殺風景すぎるのが気になるけど。

『ペルー人はアニソンが好き』

『スーツ姿の先生も英語は苦手?』 (エクアドル・サリナス)南米じゃ珍しいスーツ軍団は、学校の先生たちでした。エクアドルもスペイン語。いろんな科目の先生が英語の先生に向かって「おまえ、英語教師なんだから会話しろよー」と言っていたが、日本の英語教師と同じくあまり英語が上手じゃない(笑)。

『スーツ姿の先生も英語は苦手?』

『仕事しながらテレビ鑑賞』 (エクアドル・モンタニータ)世界からヒッピーが集まる、夜も眠らないパーティータウンのモンタニータ。おみやげ屋も遅くまで開いてるので、仕事しながら動画鑑賞。特にW杯中の南米屋台では、よくこうやってどこからかTVを持ってきて鑑賞していた。

『仕事しながらテレビ鑑賞』

『イケイケおやじとサイバーカフェ』 (エクアドル・サリナス)エクアドルで知り合った粋なモンキー顔のおじちゃん・フランクに「家族を見せたい」と言われ、ここに連れてこられた。彼のフェイスブックで、現家族のほかに今までに別れた2人の前妻の写真も見せられる。イケイケだね。

『イケイケおやじとサイバーカフェ』

膨大な量の写真を見返していると、旅の日々を思い出す。最後は南米疲労で日本が恋しかったけど、こうやって写真を見ているとまた行きたいなーって気持ちがフツフツと 笑。やっぱり旅はやめらないね。

次回は南米で出会った“旅友”のことなどをご紹介します!

●旅人マリーシャ平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、Sサイズモデルとしてテレビやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。【http://ameblo.jp/marysha/】Twitter【marysha98】