ピンクリボンプロジェクトのメインキャラクター“バービー”が渋谷ヒカリエの中でニッコリ!

こんにちは! 私、週刊プレイボーイ編集部の菅野と申します。男性だらけの週プレ編集部では珍しい、23歳の女子編集者です!

いつもは「神保町Girl’s Talk」というコラム連載で、男性のみなさんが知っておくべき女子に関する様々な情報をご紹介していますが、今回は番外編をお届けします!

突然ですが、皆さんは学生時代の友人たちと遊ぶとき、どこに集まりますか? 地元周辺や、学生時代の行きつけのお店など、それぞれですよね。 私はというと、中学から大学まで東京・渋谷の学校に通っていたこともあり、学校の友達と会うときはもっぱら渋谷近辺です。

先日、中学からの同級生と夜ご飯の約束をしていたので、待ち合わせ場所の渋谷ヒカリエに行ってみると……! いつもは普通のビルなのに、外観の一部が可愛いピンク色にライトアップされてたんです!!(写真ではわかりにくいかも)

ピンク色のリボンでラッピングされたかのようにライトアップされた渋谷ヒカリエ

ヒカリエの吹き抜けもピンク一色

待ち合わせまで少し時間があったので中に入ってみると、ヒカリエ内の吹き抜け空間はピンク一色。インフォメーションのお姉さんに聞いてみると、なにやらヒカリエでは、「Pink Ribbon Project みらいへヒカリを。」というキャンペーンを期間限定で行なっているそうなんです。

渋谷ヒカリエの吹き抜け“アーバンコア”もピンクリボンプロジェクトでジャック

と、聞いたはみたものの、「あれ?“ピンクリボン活動”ってなんだっけ?」と思い、モヤモヤ。早速、家に帰ってから調べてみることにしました。ピンクリボン活動は、1980年代のアメリカで、“乳がん”で亡くなった患者の家族たちが、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込め、ピンク色のリボンを製作したことから始まったそうです。

そして、「ピンクリボン」は、今や世界中で乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマークとして広く使われているんだとか。残念ながら、日本での乳がん患者は増加傾向にあるらしく、それにもかかわらず、日本では乳がん検診の受診率がいまだ30%に達していないそう…! かく言う私も、まだ一度も受けたことがないという…(汗)。

でも、幸いなことに、乳がんは自分で見つけることのできる数少ないがんのひとつで、早期に発見できれば完治率が高いらしいんです! 最近では、NPO法人の設立や、外資系企業などが中心となって啓発イベントを実施したりして、認知拡大のためにピンクリボン活動はどんどん広がっているようです。

たまたま気になって調べてみたからいいものの、恥ずかしながら、私自身は今まで知らなかったことばかりでした…。まだ友達との会話でこういった婦人科系の病気の話題は一切出ないし、なかなか自分と重ね合わせて考えていなかったけど、もっと勉強しておくべきだったと反省。20代前半のいま知ることができてよかったです!

20~30代の若い女性が多く集まる渋谷ヒカリエでこういうキャンペーンが行なわれているなんて、女性たちが自分自身に向き合うきっかけになりますね。

ピンクリボンでジャックされた「Shibuya Hikarie号」

東急東横線の「Shibuya Hikarie号」もピンクリボンジャック

ちなみに、特別運行列車Shibuya Hikarie号でもピンクリボンジャックが行われており、車内をピンクリボンで飾られた車両が、ヒカリエから直結の路線(東急東横線や、東京メトロ副都心線、西武池袋線など)で不定期に運行しているようです。メインキャラクターの“バービー”は可愛いし、中吊り一枚一枚には女性に向けたメッセージがそれぞれ書いてあって、思わず読み込んじゃいます。たまたま乗れた方はラッキーですね♪

これを読んで、男の自分には関係ない話だと思われた方も多いでしょう。だけど、もし自分のパートナーが こんな病気にかかってしまったらどうしますか? 当然、一緒に病気について勉強して、手を取り合って病気と立ち向かいますよね。なかなか男性が女性特有の病気について知る機会がない現状ではありますが、パートナーが病気になってから知るのではなく、男性にも「ピンクリボン活動」を“当然の知識”として知っておいてほしいんです。

前述のとおり、特に乳がんは早期発見が重要なポイントとなる病気。男性側から「検診受けた?」と聞いてみて、もし受けていなかったら受診を勧めてあげてください。女性は、自分のことを気にかけてくれるパートナーを求めていますよ!

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