かつては処女との恋愛やセックスが「男の夢」なんていわれたこともあったが、イマドキの20代は処女にどのようなイメージを持っているのだろうか!?
全国の20歳から29歳の男子200人を対象にネットで「処女の女性と交際したいと思うか?」を聞いた結果がページ下のQ1である。
驚くことに「とても交際したい」と「交際したい」を合わせると実に81・5%の男子が「処女の女性と交際したい」と回答したのである(ちなみに「処女とのセックス」は、肯定派が若干減って、74・5%→Q2)。
ニッポンの若き男子の処女信仰が8割超えとは、にわかには信じられないほど高い数字だが、肯定派の主な意見を抜粋すると以下のとおり。
「自分のことを人生で一番、最初に受け入れてくれた気分になってうれしい」、「処女は純粋、キレイ、神聖な感じがする」、「男性経験が少ないに越したことはない。そのほうが安心感がある」、「自分色に染められそう」、「最初の男になることで(彼女の)記憶に残るのはうれしい」などなど……総じて処女にピュアで清純、さらに自分の色に染められるといった意見が多かった。
また、「自分は交際経験が少ないので、相手が処女ならバカにされなそう」、「ほかの男と比較されないで済む」といったやや自虐的な意見も。
■Q1処女の女性と交際したいと思いますか? とてもしたい・・・23.5% したい・・・58% したくない・・・14% 絶対したくない・・・4.5%
■Q2処女の女性とセックスしたいと思いますか? とてもしたい・・・22% したい・・・52.5% したくない・・・21% 絶対したくない・・・4.5%
童貞達は処女に対して何を思う?
一方で、処女との交際を望まない否定派からは「セックスの時に気を使いそう」、「付き合ってセックスでもしようものなら即、求婚されそう」、「いろいろと面倒くさそう」といった声が聞かれたが、こちらは18・5%と少数派にとどまった。この結果について『東スポ』で「ヤリチン専門学校」などの連載を持つライターの尾谷幸憲氏はこう分析する。
「若者の草食傾向もここまできたかと思いました。『自分色に染めたい』とか『女性の記憶に残したい』というのは、一見、肉食的な発言にも見えますが、これはリアルでは女性との接点が少ない恋愛経験値の少ない男性にありがちな発言でしょう。なんせ僕の周りのヤ●チンたちからはそんな言葉、一回も聞いたことありませんから(笑)。こうした若い世代の間では、恋愛が昭和の時代に回帰しているようにも思います」
と、ここで本誌編集部20代の童貞男子4人を直撃したところ、こちらも総じて処女には肯定的だった。
「もし仮にセックスすることになったとして、相手が処女ならば少なくとも立場はイーブン。むしろ知識はこっちのほうがあると思うんで、かなりありがたいですね」(童貞A・26歳)
「僕は童貞ですけど、とにかく性病が怖いんです。一度、おっパブに行ったんですけど、怖くなってすぐに性病の検査受けましたから。その点、処女なら病気の心配がないのが一番ですね」(潔癖童貞B・26歳)
「えっ、処女って重いんですか!? いや、僕にはその重みっていうのが全然わかってないんで大丈夫です。処女の人はもっと自信持っていいと思います」(童貞C・28歳)
と、最後はなぜか上から目線の童貞チームだったが、いいか悪いかは別にして、処女自身が思っている以上に男性からの需要があることは間違いなさそうだ。
(取材/池野佐知子 協力/OL萌え萌え倶楽部)
■週刊プレイボーイ45号「急増するモテ系アラサー処女徹底調査」より