(上)史上最も売れたモデル 「ホーネット」(1984年)と、(下)伝説の名車の走りを再現した 「トヨタ ランドクルーザー40」(2008年) (上)史上最も売れたモデル 「ホーネット」(1984年)と、(下)伝説の名車の走りを再現した 「トヨタ ランドクルーザー40」(2008年)

あの「タミヤ」の電動RCが、誕生から40周年を迎えた! 40年間でリリースされたのはなんと約830モデル! タミヤRCはなぜ、人気を保ち続けられるのか? 広報担当の山本暁(あきら)さんに聞いた。

「RCにはざっくり3つの楽しみ方があるのですが、それが理由なのかなと思います。今は完成品セットも販売していますが、基本的に自分で組み立てるというメイキングホビーとしての楽しみ。そして、それを操縦する楽しみ。さらにレースなどで他人と競い合う競技としての楽しみがあるのです」

確かに、それぞれまったく違った楽しみがありますね。

「動力源も乾電池からリチウムイオン充電池に替わり、遊べる時間は長くなりましたし、プロポの周波数は無線LANなどと同じ2.4GHzで何台同時に走らせても混線しなくなりました。サウンドやギミック含めて電動RCも時代の流れに合わせて確実に進化し、本物らしさが高まっています」

昔のモデルで遊んでいた世代からすると、その進化ぶりには驚かされます。

「全国各地でイベントを開催していて、初心者用の組み立て講座などもあるので、気軽に参加してRCの魅力を再確認していただきたいですね」

1970年代~各年代の人気モデルがズラリ!

【1970年代~始まりは戦車だった!】 ミリタリープラモデルを製作していたタミヤが電動RC開発に着手。ここから歴史が始まった

■記念すべき第1作 「M4 シャーマン105mm榴弾砲」(1974年) 2万4000円(生産・販売休止) 現会長・田宮俊作氏の企画によるタミヤ最初のRC。クラッチなど画期的な技術を備えていた

 「M4 シャーマン105mm榴弾砲」(1974年) 「M4 シャーマン105mm榴弾砲」(1974年)

【1980年代~空前のバギーブーム到来!】 本格オフロードモデルが海外でヒット。その後、日本においても空前のバギーブームが訪れる

■史上最も売れたモデル 「ホーネット」(1984年) 9800円 *リニューアル復刻版(9800円)が発売中 “スズメバチ”の名が冠せられたバギーカー。復刻版含め世界85万台販売の伝説的モデル

 「ホーネット」(1984年) 「ホーネット」(1984年)

【1990年代~多彩なモデルが次々登場!】 「3D CAD」による設計が始まり、精密なモデルの製作が可能に。さまざまなタイプのRCが登場した

 ■初のエンジンRCカー 「TR15T タミヤFS-15 グローエンジン付き」(1993年) 4万5000円(生産・販売休止) リア部分のロールバー内に実車同様のエンジンを搭載。力強い走行性能を実現した

 「TR15T タミヤFS-15 グローエンジン付き」(1993年) 「TR15T タミヤFS-15 グローエンジン付き」(1993年)

2000年代 止まらないハイエンド化!

【2000年代 止まらないハイエンド化!】 RCレース参加を目指す上級者用マシンや多機能モデルの登場などバラエティに富んだ展開に

■伝説の名車の走りを再現 「トヨタ ランドクルーザー40」(2008年) 3万9800円(発売中) 世界的に有名な四駆“ヨンマル”の高い走行性能をRCの世界でも見事に再現

 「トヨタ ランドクルーザー40」(2008年) 「トヨタ ランドクルーザー40」(2008年)

【2010年代~そして歴史は続く……】 技術の蓄積とメカニズムの進化で新たな遊び方を提案。復刻モデルにも注目だ

■リアル戦車戦を再現 「陸上自衛隊 10式戦車(2.4GHz プロポ付き)」(2013年) 3万2800円(発売中) 砲身の赤外線発射ユニットなど付属のバトルシステム使用でリアルな戦車戦が可能に

 「陸上自衛隊 10式戦車(2.4GHz プロポ付き)」(2013年) 「陸上自衛隊 10式戦車(2.4GHz プロポ付き)」(2013年)

*価格はすべて発売時の税抜き価格

(取材・文/昌谷大介、牛嶋健(A4studio) 写真提供/タミヤ)

■タミヤRCモデル40周年記念イベント「タミヤRCカーフェスティバル」が12月13日、14日に東京・お台場の「MEGA WEB」で開催! 詳細はタミヤ公式ホームページ【http://www.tamiya.com/japan/】