ゴーゴーバーに迷い込んだ、不思議の国のマリーシャ。お尻に囲まれてキャー!

サワディカー! タイのファイナルプレイスは、バカンスに大人気のビーチエリアプーケット! ピピ島から船でたった2時間のここに男のパラダイスがありました!

今回、たまたまプーケットで話題のカプセルホテルに泊まろうと思いパトンビーチエリアのバングラ通りに行ったところ、そこは有名な夜遊びスポットのど真ん中だったんです!

大通りに並ぶ、ドアや壁のない開放的なバー。中をのぞくと、ギラギラの電飾と大音量のダンスミュージックの中で、セクシー衣装の美女が体をくねらせながら踊ってる。

開放的な空間のゴーゴーバー。2Fはクラブでこれまた大規模!入場無料やフリービュッフェなど大盤振る舞い

これぞ、タイでメジャーな夜遊びスポット「ゴーゴーバー」! セレブリゾート・プーケットとのギャップはあるけど、これはこれでワクワク。これがいわゆる、タイでの男の夜遊びってやつ? 興味津々。ちょっとのぞいてみようっと(笑)!

入ってみたのは、天井の高い大箱のゴーゴーバー。テーブルの上から天井に向かってポールがそびえ、若くてキレイなお姉さんたちがそれに巻きつき体をくねらせている。ちょうど頭の高さの少し上に、セクシーなお尻がいっぱい! 桃みたいにプリプリなお尻は、女の私でも見とれちゃう~。

ゴーゴーガールは基本的にタイ人のようで、若くてスタイルが良く、かわいいコが多い(時々、あまりかわいくないコもいる)。タイはニューハーフが多いので、そっち系も混じっていたかも。

良く見ると館内は一軒一軒お店が分かれていて、「うちのお店で飲んでって~」と勧誘の嵐。男性陣は「このお尻サイコ~! こっちはダメー」なんて、勝手なことを言いながら吟味している(笑)。

突き出されたお尻を眺めながらお酒を飲んでいる客。1000バーツ(約3000円)で鐘を鳴らすと全部のバーにショットが配られるよ!

男性客に絡み付いて甘えるガールたち

そのギラギラした空間を2階から見ると、これまた面白い。ゴーゴーガールたちはチップ欲しさに執拗(しつよう)に客に絡みつく。膝の上に座ったり、体をすり寄せたりしながら客に甘える。

そして、上から見物されてるのも気にせず、男たちはそのコたちとイチャついている。ちょっとセクシーで開放的な夜遊びかと思ったけど、なんのことはない。交渉次第でお持ち帰りもOKだとか。どうりで、通りには欧米人男性&タイ人女性のカップルが多いわけだ(完全にニューハーフ連れてる人もいたけどね!)。

ゴーゴーバーを上から見物

カップル相手でもチップを求めガンガン攻めるコもいた。男性はチップをあげすぎても彼女に嫉妬されるだろうし、あげなくてもケチな男と思われるし、難しい駆け引き。

そんな攻防戦を私は飽きずに見ていた。だんだん客になつくタイ人女性がかわいく見えてきて、「男だけで遊びにきてクレイジーな夜を過ごしたら楽しいだろうなぁ」と、今日自分が女だってことをちょっと悔やんでみた(笑)。

お尻型の椅子で、客もお尻を出してるみたいに見える

そして、他にもありました、こんな商売。バングラ通りでやたらと「ピンポン! ピンポン!」と声をかけられたので、例によってビアポン(前回のビールイッキ飲みゲーム)のことかと思いつつ、客引きに「ピンポンて何?」と聞くと、「しめた!」と言わんばかりの顔でメニューリストを見せてきた。

まず目に飛び込んできたのは、日本語で「入場無料! 恐れず、お楽しみください!!」って。「そんなこと書いてあったら恐れるよ(笑)」。「レズビアンのショー」「ロウソクのショー」あたりはなんとなくわかるとして(?)、「カエルのショー」「編み物ショー」「気球のショー」って……怪しい!

「ちょっと見てみて、もし気に入らなかったら出てもいい」と言うので、恐る恐るついて行くことにした。でも、どんどん遠くに進んでいくので次第に不安が募る。「変な場所へ連れて行かれたり、ボッタクリにあわないだろうか……」。やっぱりやめよう。そう思った瞬間に店に着いた。

ピンポンのメニュー。ショーのネーミングが謎すぎて気になる・笑

怪しいピンポンの正体は…?

えーい、ままよ。行ってやれ! 撮影禁止と書かれた暗い店に入ると数名の先客がいた。3人組の女のコがお辞儀をしてショーが終わったところのよう。どうやら、女性の秘められた場所でピンポン玉を飛ばしたり?するような類のショーらしい。

すかさず店員がドリンクメニューを持ってきて、「フリーショー! オンリードリンク!」と言うが、メニューを見るとやや高額のドリンクのよう。怖いもの見たさもあったけど、内容が把握できただけで満足し、店を出た。でも、後からやっぱりもう少しいれば良かったかもと後悔。

懸垂(けんすい)できた時間によってお酒がもらえるシステムなんてのも

眠そうな子供を乗せてチップを稼ぐ、どこからか大人が操作しているラジコンカー

変な汗もかいたし(笑)、カプセルホテルのサウナで旅の疲れを癒やそっと。日本でも泊まったことのない人生初のカプセルホテル。そこは清潔感たっぷりで、コモンエリアにはパソコンやテレビ、水圧しっかりでお湯の出るシャワー、そして朝食付き。

なんか広い漫喫みたいなイメージだけど、プライベート空間はしっかり横になれるサイズなので、外人さんがお気に召すのも納得。

ウッディ調がおシャレなカプセルホテルは清潔感たっぷり

「2日前からサウナ壊れてるんだよね~」と悪びれた様子のないレセプションにちょっと期待は裏切られたけど、併設してるセブン-イレブンでビールを買って、ひと息ついた。

タイの安宿に比べると400バーツ(約1450円)とちょっとお高めだったけど、まあ記念すべきカプセルデビューだし、タイ風俗も垣間見られたってことで、オッケーとしましょう!

コモンエリアに雑魚寝タイプを選ぶと安値で泊まれる

【This week’s BLUE】青い空! 青い海! パトンビーチでパラセイリングつまんでみました! タイのNo.1ビーチは、青いグラデーションのキレイなここに決定!!

●旅人マリーシャ平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、Sサイズモデルとしてテレビやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。【http://ameblo.jp/marysha/】Twitter【marysha98】