こんな美女ふたりから「これ、受け取ってください!」とバラを渡されたと思ったらコンドームも! セカンド童貞記者なら、自分のこと好きなのかもと勘違いします。

イルミネーションがキラキラと輝き、往き交うカップルをうっとりさせているクリスマスシーズンの原宿・表参道エリア。そんなロマンチックな場所で、不二ラテックス株式会社は13日、真っ赤なバラ一輪と共に「SKYN(R)」の無料配布を行なった。

「SKYN(R)」とは、アメリカをはじめ海外で販売されている世界シェアNo.1のiR(イソプレンラバー)コンドームだ。これまでにない独特なやわらかさが特長で、今年3月に日本初上陸し、ローソンや全国のドラッグストア(一部除く)で販売している。

師走の街中で、キャンペーンガールのふたりが「成人の方々にバラとコンドームを配っていまーす、どうぞ~」と声を掛けるも、多くの人々は真っ赤なバラに目が行き、コンドームには気づいていない様子。数歩いたところで、ようやく気がつき、驚いたり笑ったりする姿が目立った。

実際に受け取った20代後半のカップルに声を掛けてみると、男性は「あっ、これゴム(コンドーム)なんですか」と驚くも、女性のほうは「へぇ~、すごい薄いヤツとかなんですか?」と好奇心を隠さない。金字で文字がプリントされた高級感のある黒い箱が一見、コンドームの箱には見えなかったようだが、わざわざサンプリングで配布するなら何か特別なコンドームなんだろうと思ったようだ。

ほかにも20代前半の女性3人組に話しかけてみると「バラとコンドームとかウケる! やわらかいって何? 気持ちいいんだ!?」と意外な食いつきよう。記者も含め、街中でコンドームを手にした時、男はどうも気恥ずかしさが先に立ってしまうが、女性はわりと平気らしい。というか、むしろ興味津々だ。観光客らしき外国人グループはキャンペーンガールと一緒に記念撮影をしていた。

まるで化粧品を配っているようなオシャレな配布所。ちなみにこの日は500個配ったそう

バラが欲しくて手にした女性も多かったが、ラグジュアリーなパッケージに「何これ、お菓子?」と勘違いする人も

しかし、気になるのはその中身! 日本では、いまや世界でも類を見ないほどの極薄のコンドームが売られている。そんななかで推している、やわらかいという特長は正直ピンとこない。上記の女性たちも関心を持っていたが、一体どういう意味なのか。

「ひと言でいえば、“肌と同じような触感”ということです。柔軟性があって、滑らかなんです」

と言うのは同社ヘルスケア営業部企画課の門脇立彦さんだ。

「巷(ちまた)には薄さに注目したウレタン素材のコンドームがありますが、実はウレタンってタイヤと同じくらいの硬さなんです。破れないように強度が必要ですからね。そこで新たに開発されたのが、これにも使われている新素材“iR”なんです。硬度を測る測定機器でも素肌に近い数値になっているので、数値上でもそのやわらかさは証明されています!」(門脇さん)

たしかにウレタン製のコンドームは天然ゴム素材よりも伸縮性が少なくて着けにくかった気も…。

「そうなんですよ! 女性にしてみれば硬さがないから“異物感がない”という声を聞きますし、わかりやすいんです。ただ男性側からすると、薄さはイメージできるんですが、皮膚に吸い付くような感覚が伝わりにくいんですよね。だから、実際に試してください!!」

オシャレなこの街で、こんな若造が「コンドームを着けてほしい!」と大人の男性(記者よりひと回り以上年上か?)から懇願されたら、着けてみないわけにはいかない! もう6年近くコンドームを使うようなロマンチックな機会のないセカンド童貞の記者も試してみることに。

「なんじゃ、こりぁあああ!!」

多少、誇張したけれど、確かにまるでオナ●ールに挿し込んだような感覚! なんだ、この密着感? しかも、すべすべしていて、いつもの自分の右手とは比べ物にならない気持ちよさ。たしかにコンドームをしている感じはない。

記者には相手がいないので、人脈を駆使してOL女子(24歳)に彼氏との実戦で使ってもらうと、

「ローションが塗ってあってすごい良かった!! 入りやすいし、摩擦(まさつ)がなくて気持ちいい! 遅漏系の人だと途中で乾いてしんどくなっちゃうけど、ヌルヌルしてるとずっとできる! 個人的に買いたいかも」

という感想をGET! やわらかさに加え、ローションも表面に塗ってあるので、女性にとっては快感はもちろん“精神的な安心感”もあるようだ。パートナーのいる幸せな男性諸君は、これを使えばさらに好感度が上がるかもしれない。

女性にとっても男性にとっても“気持ちのいい”このコンドーム。今年のクリスマスシーズン、(個人的に悔しいけれど)使うシチュエーションがあるなら、一度試してみては。

http://www.skyncondoms.com/jp/

(取材・文/週プレNEWS編集部 撮影/五十嵐和博)