世はまさにSNS時代。リア充どもはFacebookやTwitter、Instagramなどで異性との交友の輪を広げている。

一方、今年で30歳を迎える“非リア充日本代表”の自分には無縁な話ーー。だが最近、mixiナンパこと“ミクナン”が今、一周まわって激アツというウワサを耳にした。

mixiといえば、日本におけるSNSブームの火つけ役であるが、今はすっかり凋落(ちょうらく)した存在。しかし、“大半の人が「mixiは終わってる」と思ってる今だからこそ狙い目”説が急浮上中なのである。

なんでも、昔からmixiひと筋だった稀有(けう)な女子はもちろん、最近は実名公開のFacebookに疲れてmixiに出戻る女子もいるそうだが、それでもまだまだ実質利用者数は大ブーム時の比ではない。でもその小規模感こそ、紹介制で“知る人ぞ知るSNS”だったmixi黎明(れいめい)期の空気に似ているのだとか…!

ウェブサイト『ナンパな一期一会ノススメ♪( http://ichisusu.com )』の管理人で1500人斬り達成のカリスマネットナンパ師のSaiさん、ホントですか!?

「確かに今、mixiは穴場ですね。実は廃止になっていた“足あと機能”も復活していて、このメリットも大きい。見ず知らずの女性にアプローチするときは、『“足あと”から来ました! よかったら仲良くしてください』と送るのが定番ですから」

うっとうしいなと思ってた“足あと”に、そんな利点があったとは!

「それにmixiにはインドア派でおとなしめのコがいまだに多く残っており、彼女たちの攻略はFacebookやTwitterなどにいるリア充、ギャル系を攻略するより難易度が低い。敵が多い激戦区で競争するよりも、mixiでニッチな層を狙うのはアリ。『人の行く裏に道あり花の山』ですよ」(Sai氏)

女のコ探しのポイントとは

今のmixiには、まさに恋愛弱者にはうってつけの環境が整っていたらしい。では、女のコ探しはどうすれば?

「自信がなさげな自己紹介文を書いている女子は落としやすい。あと、ビジュアル系バンドやアニメなどのサブカル系コミュに入ってるコは、共通の趣味を持つ異性に心を開きやすいのでゲットが簡単。それと人妻。アラサー以上の利用者もかなり多いのが今のmixiの特徴で、既婚限定の不倫推奨コミュみたいなものもあります。そこにバツイチと偽って潜り込むのもいいでしょう。

肝心なのは『出会いを求めてない』とか『彼氏持ち』とか書いているコを狩りの対象から外さないこと。それらはあくまでセックス目的の男よけの意味で書いているにすぎないので、アプローチの方法を変えるだけで十分落とすことが可能です」(Sai氏)

では、その具体的方法とは一体!

「マイミクになったら個別メッセージを送る前に、そのコの日記やつぶやきにコメントをしましょう。最近、mixiにはTwitter同様のつぶやき機能が搭載されていて、例えば『料理を作ってみた』と女のコが画像付きでつぶやいていたなら、『レシピ教えて!』のように食いつくのが◎。

“そのコに興味を持っている”のではなく“料理に興味を持っている”と思わせることが重要なんです。それを繰り返せば警戒心は薄らぎ、個別メッセージを送りやすくなりますよ」(Sai氏)

こうした点を踏まえれば、mixiがナンパ天国に変わる? ライバルが少ない今のうちに、“ミクナン”いってみますか。

(取材/ピエーロ竹)

■週刊プレイボーイ7号(2月2日発売)「一周まわって今、ミクナン(mixiナンパ)が熱すぎる!」より(本誌では、さらにプロフの作り方から個別の実践指南まで伝授!)