結婚相手探しで気になるのは自分の収入の話。
そりゃ高収入のほうがいいだろうけど、最近では『幸せな結婚がしたいなら年収350万円の男を育てなさい』(牧野出版)なる本も出て、婚活女性の間で「年収は二の次!」なんて風潮も生まれつつあるらしいが…一体どーなの?
そんな素朴な疑問を解消するため、今回は本誌編集が同条件のパーティにプロフィールの年収を変えて2度参加し、女性の反応を観察!
早速、都内の某婚活会場へ。席に着くと、プロフィールカードを渡される。
本誌「まずは900万円で」
かなりの高年収。女性は食いついてくるのか? いよいよ女性全員と2分ずつ会話をしていく交流タイム開始! 最初のお相手は25歳の保育士さん。
保育士「出版のお仕事なんですね」
本誌「はい…(くるか!?)」
保育士「大変そう…あ、お休みの日に映画行くのってやっぱりお仕事の延長でですか?」
あっさりと仕事に関する話題は終了。年収については触れられず。その後も20人の女性全員が年収はスルー。露骨に食いつくのはためらわれるのだろうか?
本誌「会話は盛り上がりませんでしたが、誰かしらとカップルになれるはず。何せ年収を高く書いてますから」
自信をにじませながらカップリングカードに第6希望まで女性のナンバーを書き込み提出。だが結果は…不成立!
年収300万でトライすると…?
ショックを隠しきれない本誌編集。だが、すぐに次のパーティに参加することに。
本誌「900万でダメなのに、この容姿(デブ)で300万じゃ…」
諦めモードで再度プロフィールカードを記入。内容は年収以外は前回とすべて同じ。果たして変化はあるのか?
女性「焼き肉がお好きなんですね。私もです」
本誌「…(さっきより女性の目が冷たい気がする!)」
おどおどしながら20名の女性と交流したトダ。今回も年収については誰も触れず。
本誌「終始、気を使われてたような…」
早く帰りたい様子の本誌編集に思わぬ結果が。なんと、第2希望の女性とカップル成立! お相手は小動物系の顔がかわいらしい26歳のOLさん。
本誌「……なぜ?」
パーティ後、その女性にトダを希望した理由を聞いてみた。
本誌「あ、あの…自分、年収300万なんですが?」
OL「え? すみません、よく見てませんでした!」
聞くと、交流タイムが2分しかないためプロフィールカードの全項目を確認する余裕がなかったとのこと。彼女の場合、年齢と趣味をメインに確認していたようだ。
ということで、確かに女性は婚活パーティの短い時間の中で、そこまで注意深く男性の年収をチェックしているわけではない様子。もちろん、その後にいろいろあるかもしれないが…。
自分の経済力に自信のない男性こそ、まずは婚活パーティから挑んでみては?
(取材/黄 孟志)