30歳以下は知らないと思うが、80年代までは恋愛の段階を“ABC”で表していた。Aはキス、Bはペッティング(愛撫)、Cは挿入の意味だ。

しかし、今はその段階がワンセットになり、ペッティングというワード自体が忘れられてしまった。そして最近はすぐ挿入しようとする男が増えている。

その証拠に20代、30代のOL100人に「すぐに挿入する男性は多いですか?」と聞いてみると、61%の女性が「多い」と答えた。また「すぐに挿入するセックスは好きですか?」という質問には、86%の女性が「嫌い」と回答した。実はほとんどの女性は、現在の“すぐ挿入する男たち”に怒っているのだ。

「2年間付き合っていたカレは、洋服やブラを脱がせず、少しキスしてすぐにスカートをめくって挿(い)れようとしてきました。でも、それは無理。濡れてないし痛いし、何より自分が道具になってるみたいでイヤでした。そんなエッチをするようになって1ヵ月で別れました」(通信・25歳)

「元カレはキスして3秒くらい胸を触ったら、いきなりアソコを私の口の中に押し込んできたんです。『なんでよ』と思ったけどフ●ラをしてあげました。すると今度は挿入。かなりボルテージが下がったし、本当に痛くて『動かさないで』と腰を引いてしまいました」(自動車・26歳)

また、同じく80年代からアダルトビデオが普及したために、あのハードな愛撫がスタンダードだと思っている男が多い。しかし、本来の愛撫はもっと優しくサワサワとしたもので、女性にとってペッティングはとても重要な行為だ。

「愛撫(ペッティング)と挿入では、どちらが気持ちいいですか?」と聞いてみると、「愛撫(ペッティング)」(36%)「挿入」(30%)と、小差だがペッティングのほうが気持ちいいと答える女性のほうが多い。

さらに「挿入がなくても、愛撫(ペッティング)だけで満足できますか?」には、46%の女性が「満足できる」と答えた。

この現状を男性たちはどう受け止める? さらに、発売中の『週刊プレイボーイ』22号では、女子が『どんなペッティングに感じるのか?』までを大検証!

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