関西の「阪急そば」発祥のポテそばが関東に上陸。富士そばで食べられると話題に! 青のりとポテト、だしのハーモニーが最高。価格は440円 関西の「阪急そば」発祥のポテそばが関東に上陸。富士そばで食べられると話題に! 青のりとポテト、だしのハーモニーが最高。価格は440円

フライドポテトをそばにのせるという富士そばの斬新なメニュー「ポテそば」が話題だ。実際に食べてみると、これが本当にウマい!

そこで! 「フライドポテトって、どんな料理にのせてもウマいんじゃないの??」と考えた、B級グルメに詳しい週プレ記者がフライドポテトのある有名チェーンでいろんなものにのせて、実験してみた!

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まずは、「和」のそばに対抗して洋風メニューから。イタリアンファミレス「サイゼリヤ」「ミラノ風ドリア」にポテトをのせて食べてみると…。

「一気にミラノ風からジャーマン風になりました! 味は言わずもがなウマい!! ただ、ドリアのミートソースが少ないので、上からケチャップをかけて混ぜるとちょうどいい塩梅(あんばい)に」

 サイゼリアの人気メニューのミラノ風ドリア(299円)にポテトをイン! ポテトについてくるケチャップをかければ、味も濃くなりドリアともマッチ! 総合点3/5 サイゼリアの人気メニューのミラノ風ドリア(299円)にポテトをイン! ポテトについてくるケチャップをかければ、味も濃くなりドリアともマッチ! 総合点3/5

やはり“汁気”のあるほうが合うなと感じた記者が次に向かったのは「ガスト」。ここでは「とうもろこしのポタージュ」にイン!

「これはめちゃくちゃ合う! ひと口目の驚きがスゴイ。かなり多めにポテトを入れて、ヒタヒタになるくらいが適量。フォンデュのようにして食べるのがベストです。ガストのポテトは太くてしっかりしているので、イモの味も生きていて絶妙」

 ガストのとうもろこしのコーンポタージュ(199円+税)とポテトの相性は、意外にも抜群! 濃厚な甘口ソースを絡めたフォンデュのような印象に。ポテトのも太いので、イモの風味もしっかり残る。総合点5/5 ガストのとうもろこしのコーンポタージュ(199円+税)とポテトの相性は、意外にも抜群! 濃厚な甘口ソースを絡めたフォンデュのような印象に。ポテトのも太いので、イモの風味もしっかり残る。総合点5/5

続いては、「ポテトといえばファストフードショップ」ということで、パスタなどのメニューも豊富かつポテトの味も選べる「ファーストキッチン」へ。 濃厚な味とポテトが合うとわかったので、選んだのは「カルボナーラ」(580円)。そしてポテトはスパイシーチーズ味を選択!

「思いのほか“ソースの汁気”がないのでからみづらい。なので、ファーストキッチンならではのサービス、自由にソースが選べる“ソースバー”からチーズソースをちょい足し。これで劇的にウマくなります。ただし、入れすぎるとかなり濃厚になるので注意」 総合点(3/5)

和や中華のメニューにも合う!!

洋風メニューの実験の次は、そばを超える「和」コラボを探してみよう! 向かったのは「ジョナサン」。選んだメニューは「ずわいがにの雑炊」。 正直、合わないのではないかとひと口…。

「ウマイ!  “揚げじゃが芋に蟹風味のだしを添えて”のような名前でオシャレな日本料理店にありそうなレベルのクオリティ! 言い過ぎかもしれないけど…。“だし”が少し甘めの味付けなのでポテトによく合う!」

 ジョナサンのずわいがにの雑炊(699円+税)。どうみても合わなそうだが、結果はベストマッチ! 少し甘いだしをポテトが吸っていいあんばいに。卓上にある塩をポテトにひと降りするとよい。総合点(5/5) ジョナサンのずわいがにの雑炊(699円+税)。どうみても合わなそうだが、結果はベストマッチ! 少し甘いだしをポテトが吸っていいあんばいに。卓上にある塩をポテトにひと降りするとよい。総合点(5/5)

早くもポテそば超え(!?)の和メニューを発見してしまったので、最後は中華メニューで実験。 安くてちょい呑みもできる「日高屋」へ。選んだメニューはこれからの季節にピッタリな「黒酢しょうゆ冷やし麺」。呑んでいるサラリーマングループを横目におつまみのポテトをのせて食べてみると。

「……。合う……」

あまりの意外さに言葉を失う記者。 「正直これはないだろうと思って食べたんですが、黒酢ダレの甘酸っぱさが本当に合う。よく考えれば、たまに酢豚に揚げたジャガイモが入っているお店ありますよね。そのイメージ。ただし、入れすぎるとタレを吸い過ぎるので注意が必要」

 これからの季節にピッタリな、日高屋の黒酢しょうゆ冷し麺(510円)。こちらも微妙と思いきや、甘酸っぱさがポテトに合う。中華風の大学いものようなイメージ。タレをよく吸うのでポテトの入れすぎには注意。総合点4/5 これからの季節にピッタリな、日高屋の黒酢しょうゆ冷し麺(510円)。こちらも微妙と思いきや、甘酸っぱさがポテトに合う。中華風の大学いものようなイメージ。タレをよく吸うのでポテトの入れすぎには注意。総合点4/5

 

最後はバーミヤンで……

続いて向かったのは、中華ファミレスの「バーミヤン」。 ここでは中華の定番麺メニュー「担々麺」を注文し、ポテトをのせてみることに。

「もはやここまでくると結果が見えていましたが、濃厚なスープなので合わないワケがない。意外性はないですが、味は間違いなくNo.1! 汁が多いのでポテトをかなりたくさん入れても大丈夫。お腹も膨れて最高です!」

 バーミヤンの坦々麺(599円+税)。意外性はないが、単純なおいしさでいうとナンバーワン! 濃厚なスープとの相性は抜群。ちなみに、同店の期間限定メニュー「冷やし坦々麺」でも試してみたが、総合的に温かい坦々麺の勝ち! 総合点4.5/5 バーミヤンの坦々麺(599円+税)。意外性はないが、単純なおいしさでいうとナンバーワン! 濃厚なスープとの相性は抜群。ちなみに、同店の期間限定メニュー「冷やし坦々麺」でも試してみたが、総合的に温かい坦々麺の勝ち! 総合点4.5/5

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以上が、週プレオススメの勝手にポテトのせメニュー。周りのお客さんの目が気になって、恥ずかしいところは少しあるけど、味は確かなのでお試しあれ。