布施ポッポアベニューCCのジャンボ招き猫“フーちゃん”と、縁起のいい名前を持つ“福娘”の方々 布施ポッポアベニューCCのジャンボ招き猫“フーちゃん”と、縁起のいい名前を持つ“福娘”の方々

夏の風物詩、サマージャンボが発売中だ。どこで買おうかとお悩み中のアナタに、とっておきの高額当せんスポットを紹介!

今回の1等+前後賞は過去最高の7億円! ぬおぉぉぉ~! 7億円当たったら何すっかなー。家を建てて、新車を買って、それから、きれいなおねえちゃんとムフムフして…。

で、せっかく宝くじを買うなら、運気の強い売り場で買いたいもの。てなわけで、全国でも強運の宝くじ売り場を厳選して紹介しよう! まずは、大阪の布施ポッポアベニューCC(チャンスセンター)。ここには、運を呼び寄せるめでたい名前の女性スタッフがいると評判だ。

「恵美寿屋(えびすや)さん、大黒さん、福徳さん、大富さんなど縁起のいい名字の“福娘”が7人もいるんです」(売り場責任者の福永益男さん)

へぇ~! しかも、5年前からは8番目の福娘として、全長130cmの巨大な招き猫“フーちゃん”が店頭に登場。そのおかげもあってか、1998年からジャンボ宝の1等が21本も当せんしている。

「7月4日には布施戎(えびす)神社へフーちゃんの祈祷(きとう)に行ってきました。今回のサマージャンボは、さらに運気が上がっているはずです」(福永さん)

フーちゃんパワーで7億円ゲットなるか!

お次は、88歳の“看板娘”がいる新潟・佐渡島の中央商事。今も元気に売り場を切り盛りするのは大ベテランの曽我ソノさんだ。小さな売り場ながら、去年のサマージャンボでは1等+前後賞の6億円が当せん! そんな奇跡を巻き起こした秘訣(ひけつ)は何かあるのか、ご本人に伺った。

「店から歩いて5分のところに、佐渡の名刹(めいさつ)・本田寺(ほんでんじ)があります。その入り口に祭られているお地蔵様に毎日お祈りに行っているんです。そのおかげもあるんですかねえ」

88歳の純粋な祈りが今年も奇跡を巻き起こす!?

やっぱり猫パワーはスゴかった!

 京葉交差点宝くじセンターの吉田ツヤさんと“カギしっぽ”猫のマコちゃん。Wパワーが炸裂! 京葉交差点宝くじセンターの吉田ツヤさんと“カギしっぽ”猫のマコちゃん。Wパワーが炸裂!

続いては、“幸運を呼ぶ猫”がいる茨城の糸久(いときゅう)たばこ店。ここにはハチ(4歳・雌)という、眉が八の字のニャンコがいる。ぱるるも顔負けの“困り顔”だけど、その八の字眉が末広がりで縁起がいいと評判に。そして、2011年にハチが店頭に出るようになってから、お客さんに様々な幸運が訪れているそうだ(詳しくは先行配信記事『大ブレイク中、宝くじ売り場の看板猫“末広がり眉”のハチにあやかりたい!』より)。もちろん、宝くじも絶好調。

「小さい売り場ですが、2011年のサマージャンボで3等(500万円)、2014年のグリーンジャンボでも3等(100万円)が当せん。ロト7でも2等(約1413万円)が出ました。ハチの末広がり効果で、もっと大きいのが出てもいい頃かなって思っています」(店長の長谷川香さん)

同じく、猫のパワーで高額当せんを連発しているのが、東京の京葉交差点宝くじセンターだ。2012年と2013年はドリームジャンボで1等が出て、2014年は年末ジャンボで1等+前後賞の7億円が当せん! さて、そんな猫のパワーとは? “女神のおばあちゃん”こと84歳の吉田ツヤさんが言う。

「2010年の秋に、生まれたばかりのマコ(5歳・雌)がうちにやって来ました。体は真っ白で、目はきれいな青色。そして、しっぽの先が曲がった“カギしっぽ”だったんです」

カギしっぽには、幸運を引っかけて持ってきてくれるという言い伝えがあります。

「そしたら、マコが来てすぐの年末ジャンボで1等+前後賞の3億円が出たんですよ」

以来、ジャンボの時期になると、宝くじを買う列とマコちゃんに祈願する列の、ふたつの行列ができるように。恐るべし、マコちゃん!

ここにも招き猫がドリームジャンボで一等を!

 今年のドリームジャンボで1等+前後賞の7億円が出た松任アピタチャンスセンター 今年のドリームジャンボで1等+前後賞の7億円が出た松任アピタチャンスセンター

次に、2010年の年末ジャンボで2等(1億円)を4本も出して、一躍注目されたのが石川の松任(まつとう)アピタチャンスセンターだ。その後も高額当せんが続き、今年のドリームジャンボでは1等+前後賞の7億円が出て、さらに注目度がアップ!

「実は、ドリームジャンボの発売期間中に、お客さまから『猫の鳴き声がする』と言われまして、あたりを調べたら親猫と生まれたばかりの子猫が3匹いたんです。招き猫じゃないですが、子猫たちが幸運を運んできてくれたのかなって」(売り場責任者の金子雅弘さん)

ここにもニャンコのパワーが!? 金子さんが続ける。

「去年のサマージャンボミニは1等(6000万円)が出ました。今年はサマージャンボのほうに期待しています」

最後に紹介するのは、岐阜でよく当たると評判の平川たばこ店。平成に入ってから現在までに当せんしたジャンボの1等は23本! ブラボ~!

「特に、店として何かをしているわけではないのですが、店の前が万尺寺(まんしゃくじ)、後ろが祐泉寺と、お稲荷さんで有名なお寺に挟まれているんです。そのおかげで強運が舞い込んでくるのかもしれません」(店主の平川美和子さん)

ふむふむ。ただし、サマージャンボではまだ1等が出ていないそうだ。

「なぜかうちの店は暑い時期に高額当せんが出ないんです(笑)。でも、今年は冷夏といわれているので、ひょっとしたらひょっとするかも」

(取材・文/浜野きよぞう 撮影/内山一也)