新幹線の特急券をキャンセ ルする場合の手元に戻ってくる金額
お盆も終わり、夏休み期間もそろそろ終わりに近づいてきた淋しい時期。そもそも忙しすぎて休みも取れてないサラリーマンも多数？
というわけで、“急な仕事で旅行をキャンセル”なんてことは社会人ならよくあること。そんな時、精算窓口に行って払い戻すのはもったいない！
ＪＲには「特急券や急行券などは、一度だけ手数料無料で別の電車の指定券に変更することができる。変更はＪＲのどの電車でもＯＫ」というルールがある。
また、払い戻しについては「出発２日前までの手数料は３３０円、前日から出発時刻までの手数料はチケット代の３割」と規定されている。そしてＪＲ北海道の快速列車の指定席券は３１０円と、他のＪＲより安く、指定席のある快速電車がたくさん運転されている。
以上のことから、新幹線の特急券をキャンセルする場合の、手元に戻ってくる金額を比較したのが表だ。ご覧の通り、「快速エアポート」の指定券に乗車変更してチケットを破棄したほうが、普通に払い戻すよりトクなのだ。
また、乗車券も手数料が２２０円なので、東京→大阪の乗車券を持っていた場合、東京→新橋の乗車券（１４０円）に変更し、破棄すれば、８０円節約することが可能だ。
セコい？ いや、たいした額じゃない、なんて言えるなら羨ましいかぎり。こういう節約から旅を楽しむのもありかもしれませんよ。
（取材・文／井出尚志、渡辺雅史、高山 恵［リーゼント］）