ひとりにひとつ送られてくる、一生変わらないマイナンバー。その12ケタの数字から、隠された自分のキャラがわかる。古代から伝わる数秘術をベースにした「週プレマイナンバー占術」。2015 年、『動物占い(*)』(古っ!)を超えた「超占術」が誕生した!
*1999年に発売。関連書籍を含め300 万部を超える大ベストセラー
※こちらの記事と「マイナンバー占術」の詳しい結果は、『週刊プレイボーイ』44号に掲載されました。
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●マイナンバーは、「入力しない」「教えない」
10月5日から通知が始まったマイナンバー。赤ちゃんからお年寄りまで12ケタの数字が送られてきて、社会保障や税金などで、一生、その番号を使うことになる。いわば、生年月日や名前と同じマイオリジナルのナンバーだ。ということは、その数字には自分の運命を左右するなんらかの意味があるはずだ!!!
ということで、週プレは早速「マイナンバー占い」というタイトルで特集をつくろうとしたのだが、なんと、すでに複数の会社が「マイナンバー占い」を商標登録出願中だった(笑)。てなわけでまだどこが商標を獲得するかは決定してないけど、この特集は「週プレマイナンバー占術」というタイトルに変更。
ところで、マイナンバー詐欺がすでに起きている。皆さんはくれぐれも他人にマイナンバーを教えないように。
そして、これから始まる可能性もある〝マイナンバー占いサイト〟などにも、決して自分の12ケタを入力しないように! この特集を読んで、ひとりこっそりやるのが安全です。
念のために言っておくと、この特集を読んで「おまえのマイナンバーキャラを調べてやるよ」などと他人の番号を聞き出したりすると、詐欺の疑いをかけられたりと面倒なことになるリスクもあるのでそこも注意!
ちなみに週プレは、ウェブ上で「マイナンバー占術」などの占いサイトを運営する予定はありません。
さて、そんな混乱のなか(?)で始める「週プレマイナンバー占術」だが、そもそも本当に数字から自分の運命なんてわかるものなのか? 噂の美人数秘術師・琴羽夏 海(ことは・なつみ)先生に聞いてみた。
―先生、数字で運命がわかるんですか?
琴羽 わかります。「数秘術」はひと言で言うと「数字を使った占い」です。「万物の根源は数である」と言った哲学者のピタゴラスがつくったといわれる歴史ある占いです。数字には、ひとつひとつに意味があり、与えられた数字の真の意味を理解すれば、自分の運命がわかります。また、今後の人生をより豊かにすることもできます。
―じゃあ、マイナンバーでも占うことができるんですね。
琴羽 はい。数秘術はもともと生年月日や名前から素質や才能、適職や金運、恋愛などを見ていました。しかし現代はパスポートや携帯電話など、個人に与えられる番号がたくさんありますよね。
そこで、例えばパスポートならば旅行運、携帯電話ならばコミュニケーション運、銀行の預金通帳ならば金運、保険証なら健康運などを占います。そしてマイナンバーからは、社会における自分のキャラや役割がわかるのです。これは、マイナンバーがすでに導入されているアメリカや韓国などの数秘術師の研究によって明らかにされました。
マイナンバーで自分のキャラを見つける方法とは!?
―すごいですねえ!
琴羽 そこで今回は週刊プレイボーイ用にゲームの「キャラクター」風に、運勢の解説をしたいと思います。
―キャラの出し方は?
琴羽 まずは、自分の12ケタのマイナンバーを用意してください。そのすべての番号を足します。例えば「12345678 9012」の場合、それぞれの数を足していくと合計は48になります。次に48を4と8に分けて足すと12になり、さらに1と2に分けて足すと3になります。最後にひとケタになった「3」があなたのキャラナンバーです。上の表(※『週刊プレイボーイ』44号に掲載)で3を見ると、自分のキャラは「道化師」とわかるわけです。
―なるほど!
琴羽 ただし、例外があります。数字を足した合計が11と22になった場合はそこでやめます。数秘学では11と22は特別な数字のため、別のキャラが設定されるのです。ちなみに、11のキャラは「賢者」で、22のキャラは「召喚士」です。
―わかりました。
琴羽 これらのキャラは、マイナンバーから導き出される社会の中での自分の役割です。キャラの性質をうまく取り入れれば、きっと幸運が訪れるでしょう。
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琴羽先生の数秘術をベースに、占い師の江戸前太郎氏にアドバイスをもらいながら完成したのが、この「週プレマイナンバー占術」。マイナンバーが届いてない人は、本誌を大事に保存して、しばしお待ちを……。
●琴羽夏海(ことは・なつみ) 「美しい数秘術師」として人気の占い師。数秘術のほかにタロット占いも行なう。東京・麻布十番にある占いサロン「Fortune Vision」所属(土曜日担当)。詳しくは【http://www.fortune.vision】まで
(取材・文/村上隆保)