復帰組のハイジンピンクさんのマシン(左)と、ハイジンオレンジさんのマシン(右)。どちらも既婚のアラフォーレーサーだが、「速くなるには使った金額以上に、使った時間のほうが大事」とか! 復帰組のハイジンピンクさんのマシン(左)と、ハイジンオレンジさんのマシン(右)。どちらも既婚のアラフォーレーサーだが、「速くなるには使った金額以上に、使った時間のほうが大事」とか!

実は最近、小中学生時代にミニ四駆にドハマりしていたレーサーたちが超速で復帰しているという。

6月には『朝日新聞』でブームが紹介され、人気車種「エアロアバンテ」がなんと実車化されるなどトピックスも多い。そして、彼らの集うホットスポットが、新橋にある「タミヤ プラモデルファクトリー」だ。

こちらは5レーン仕様のサーキットが併設されるショップ。ピットも完備され、90年代に小中学生だった世代には、まさに夢・空・間! では、お客さんに直撃です!

「取材ですか? すいません。今、仕事中でして…」

仕事って、ミニ四駆中ですよね。関係者ですか?

「仕事をサボって来てるから取材は無理なんです(笑)」

 【写真上】平日はサラリーマンで大賑わい。ショップの詳細は、『タミヤ プラモデルファクトリー』で検索!【写真下】ピットでは同世代のサラリーマン同士、工具やパーツを貸し借りして和気あいあいと楽しめるのも、このショップの魅力だ 【写真上】平日はサラリーマンで大賑わい。ショップの詳細は、『タミヤ プラモデルファクトリー』で検索!【写真下】ピットでは同世代のサラリーマン同士、工具やパーツを貸し借りして和気あいあいと楽しめるのも、このショップの魅力だ

悪い意味で熱いレーサーが! その他の方は?

「仕事終わりに週3回は来てます。同世代が多いので仲良くなって、よく飲んでます!」(ハイジンピンクさん)

「僕は復帰して2年ぐらいですが、小学生の時に比べ財力がありますので、パーツを大人買いできるのが嬉しい」(ハイジンオレンジさん)

サーキット走行を手軽に楽しむなら、「ミニ四駆スターターパック」でも十分という。

「でも、ハマると結局、一台に1万円とか使っちゃうんですよね」(ハイジンピンクさん)

ちなみに、大会で優勝するようなマシンは、カーボンパーツや各種ベアリングなど1万円から1万5千円の改造費がかかるとのこと。

1万円で日本一になれるなら、これは意外と安いかも!

今週のガジェット 【写真左】 ミニ四駆スターターパック ARスピードタイプ(エアロ アバンテ) ●2,160円(税込み)/タミヤ

【写真右】 ダッシュ4号・弾丸(キャノンボール) プレミアム(スーパーIIシャーシ) ●1,080円(税込み)/タミヤ

(取材・文/直井裕太 撮影/下城英悟)