羽田空港内にある「田辺書店」で売り上げNo.1!

30年の歴史があるという「フランス書院文庫」の官能小説。

その公式ツイッターはフォロワー数で約5万8千を誇る人気アカウントとなっており、思わずうなる「シモ雑学」が満載と評判だ。

その中から前回はツイッターの“中の人”による『厳選ツイート集』の一部をお送りしたが、実はこんな気になる小ネタも…。

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官能小説は新幹線の駅や空港でよく売れる。

1冊2時間程度で読めるので国内線で移動するサラリーマンにとってはちょうどいい刺激になるのだろう。本を家に持ち帰らず、到着した場所でゴミ箱に捨てる人もいる。

ちなみに、日本で一番、フランス書院文庫が売れる空港の書店は、羽田空港内にある「田辺書店」。同店の2015年の売り上げNO.1は、めくるめくア○ルセックスが繰り広げられる『肛虐劇場』(著:結城彩雨)だった。

また、その全作品から、登場するヒロインの属性を集計してみたところ…。

●フランス書院的 官能小説「人気ヒロインベスト5」

1位 「義母」    506冊(登場冊数)

2位 「人妻」    474冊

3位 「女教師」  253冊

4位 「未亡人」  167冊

5位 「兄嫁」    97冊

義母の人気がトップなのは、アジアが母系社会だからと推測している。そして、1位から5位すべてに共通する隠れた要素は、「熟女」であること。

ボクシングの「左を制する者は世界を制する」になぞらえ、「熟女を制する者(作家)はフランス書院文庫を制する」といわれる。熟女を最もうまく描ける者が官能小説界の天下を獲るのだ。

フランス書院文庫編集部における熟女の定義は、現時点では34歳から43歳までだが、年々熟女ヒロインの上限年齢は上がっている。「未亡人さゆり・53歳」がヒロインになる日も近い!

「フランス書院文庫」で大人気の新作。「義母」「女教師」「人妻」と"3大ヒロイン"がそろい踏みだ! 左から『夜這いぐるい 義母に、美母に、兄嫁に』(著:但馬傭太)、『熟妻女教師・三十九歳』(著:弓月誠)、『上司の妻、部下の妻、下請けの妻』(著:犬飼龍司)

『週刊プレイボーイ』8号(2月8日発売)では、フランス書院編集部「公式ツイッター雑学」を一挙紹介、さらに風俗調査団「kaku-butsu」にも協力を得て、合計100個にも及ぶ「シモ雑学」を大特集しているので要チェック! 

(取材・文/週プレ本誌取材班・赤谷まりえ)