都内の大学に通うHちゃん。趣味はダンス。就活では、広告代理店系への就職を目指している

肌を乱雑に扱うことで角質が乱れることが、乾燥肌の直接的原因であることは前々回『低糖質ダイエットでお肌トラブルを回避』と前回記事『 ひげ剃りもボディ洗いも正しいケアで』にて紹介してきた。

今回は、その乾燥肌を解消して、しっとり肌にするために化粧水などのスキンケアアイテムをご紹介。選び方次第でモテにも繋がるらしいぞ!

■脱プチプラアイテムで、スキンケアでモテを目指せ!

まず、自発的にスキンケアを行なう男子は、女性にはどう映るのか。日々、美容に関する情報交換を敏感な友達同士でしているという現役女子大生で、現在就活中のHちゃんに聞いてみた。

「全く肌に気を使ってない人に比べれば、肌に気を使っているのは好印象だと思います。あとは、スキンケアを気にかけている彼氏なら化粧品売り場へ買い物を付き合ってもらったりする時も一緒に選んだりできるからいいですよね。どんなスキンケアアイテムを使ってるか、とかそういう部分から私のことをわかってもらえたら嬉しいですし」

ちなみに、女性から見て、男性にはどんなスキンケアアイテムを使ってほしいのだろうか。

「そうですね~。香りがいい、ボトルデザインがカッコいい、こだわりのオーガニックとか。大学生くらいだと男子は女子に比べて肌の悩みも少ないから、真剣にはスキンケアしている人も少ないですけど、今からちゃんとしたアイテムを、知識を持って使っていれば将来的な肌トラブルも防げると思うんですよね」

確かに、社会人になり夜遅くまでお酒に付き合う機会が増えたりすると、肌が荒れてきたなんて話もよく聞く。さらに最近は、カサつき肌が就活にも悪影響を及ぼすようで…。

「外資系の営業志望の男性を中心に、面接対策としてフェイスケアはもちろん、ハンドケアやネイルケアをしているのが普通になってきましたね。営業先で書類を渡す時に、顔や手がカサカサしていたら気になるからという理由で、OB訪問の時に先輩からアドバイスを受けるみたいです。外資系社内ではハンドケアは普通のことなので、面接官も見ているそうですよ」

そんな事態にまでなっている今、乾燥をケアしながらモテるスキンケアを行なうためには、どこのブランドのスキンケアアイテムを使えばいいのか? さらに詳しく、Hちゃんと一緒に選んでみた。

■キールズ1851年にニューヨークの調剤薬局として創業して以降、160年以上の歴史の中で培った科学とハーブの知識に基づいた天然由来成分配合のアイテムが愛されているアポセカリーコスメの『キールズ』。ナチュラル志向の海外セレブには人気だったが、日本でもモデルや女優の愛用者が多いことからここ3年ほどで日本の女子人気にも火がついた。

男性向けのラインナップも豊富で、乾燥肌の人にピッタリの保湿ケアライン『フェイシャル フュール』、ノーマル肌向けやオイルフリー、エイジングケアなど幅広い肌タイプと年齢層に対応している。

★Hちゃんのおススメポイント!「キールズはギフト用のパッケージがバラで埋め尽くされていたりと、オシャレなんですよ。女のコ同士のプレゼントでもよく登場するので、女子大生の使用率はかなり高いと思います。彼女へのプレゼントとしても鉄板ですよ。香りもとても良くて、個人的には大好き。大学生から社会人2、3年目くらいの年齢の男性が使うと、爽(さわ)やかな印象になっていいと思います」

●キールズ フェイシャル フュール ジェル クレンザー フォー メン(2,700円・税込)生き生きとした印象の肌に導くカフェイン、肌をさっぱりと整えて健やかに保つレモンエキス、肌に清涼感を与えてさっぱり整えるメントールが主要成分のジェルタイプの洗顔料。肌の潤いを保ちながら洗顔できる。

●キールズ フェイシャル フュール トナー フォー メン(3,240円・税込)肌を引き締めるバンブーエキス、肌を整えるカフェイン、皮脂に似ているため肌になじみやすいオリーブオイル由来の保湿オイルが主要成分の化粧水。ベタつきが少ない爽やかな使用感で男性でも使いやすい。

●キールズ フェイシャル フュール モイスチャライザー フォー メン(75ml/3,564円・税込)肌をひきしめてくれる乳液で、肌のバリア機能をサポートする栗エキス、保湿成分である大豆から抽出したエキス、肌に清涼感を与えるメントールが主要成分。化粧水の後に使うと保湿効果を高めてくれる。

●キールズ ボディフュール ヘア&ボディウォッシュ フォー メン(2,700円・税込)ヘア&ボディウォッシュに使える、効率バツグンの1本。メントールの効果でスッキリした洗い上がりでありながら、保湿成分であるセラミドで肌に潤いを残してくれる。シャワータイムが増える、これからの暑い季節に使いたい。

●キールズ フェイシャル フュール UVガード SPF50(4,320円・税込)軽い使い心地でベタつかないことから、男性でも使いやすいと話題の日焼け止め。皮脂が多めの男性の肌をマットに仕上げてくれる。

大人の色気漂うジョンマスター

■ジョンマスターオーガニック1991年にニューヨークで誕生した、オーガニックブランド。ニューヨークのソーホーで活躍していたジョンマスター氏が15年以上の年月をかけて研究したオーガニック商品で、今や世界40ヵ国以上で販売されている。

ブランドコンセプトは「地球に敬意を払うラグジュアリーなビューティーラインを」。そのため自然栽培された原料、冷却圧搾法や水蒸気蒸留法で抽出したオイルを使い、化学物質は一切使わずに作られた製品コンセプトで肌や髪にも優しく、安全ケアに敏感で感度の高い女性を中心に人気を得ている。

★Hちゃんのおススメポイント!「ジョンマスターは価格帯が高めなので、女性でも25歳以上の落ち着いた人が使うイメージ。男性も30歳くらいのジェントルマン的な人に使ってもらいたいかなぁ! 就活の時、逆に面接官の方からこの匂いがしたらたまらないかもしれないですね(笑)」

●E&Aフェイスウオッシュ&シェーブフォーム(3,348円・税込)プッシュするとふわふわの泡が出てくる。お手軽に洗顔にもシェービングフォームとして使える1本2役の洗顔フォーム。カミソリによる刺激から肌を守るオーガニックユーカリ、保湿力を高めるリュウゼツランのおかげでひげそり後の肌荒れも予防してくれる。

●E&Aモイスチャライザー&アフターシェーブ(4,212円・税込)ひげそり後に肌を整えるアフターシェービングローション。アロエ、リュウゼツラン、麦エキスが持つ保湿効果でひげそりで傷ついた肌を修復、水分を保ちながら紫外線のダメージからも肌を守ってくれる。夜の洗顔後に使用することで、アンチエイジングと肌の引き締め効果も。

●Lハイドレイティングトーニングローション(4,644円・税込)肌を潤わせてバランスを整えることで、健康的な肌に導いてくれるローション。男性でも使いやすいサッパリした使用感で、香りもラベンダーのためなじみやすい。ひげそり後の保湿はもちろん、ボディや髪の毛の保湿までオールシーズン使える。

万人に受けるLUSH

■LUSH(ラッシュ)1994年にイギリスで設立されたラッシュは、大きな丸いバスボムや香りの良い石けんから、スキンケアやヘアケアまで幅広いアイテムを多数扱う自然派化粧品ブランド。日本へは1999年、自由が丘に一号店が出店。自社製品で動物実験を行なわないことや、動物性の原材料を使用しないことからベジタリアンやヴィーガン(完全菜食主義)の人も安心して使えるブランドとしても知られている。

特徴は商品のユニークなネーミングと、食品のようにフレッシュな材料を使い、全てハンドメイドしていること。つい先日、ネットでマッサージバーに小豆が落ちて発芽していたと話題にもなった。

★Hちゃんのおススメポイント!「どの世代の女性でもLUSHの商品はなんらか持っているくらい、ポピュラーなんですよ。しかも、それだけ万人ウケしているのにSNSのインスタグラムで火がついたブランドなのでオシャレ感もあるんです。値段もお手頃なので、ドラッグストアのプチプラなアイテムから卒業して使うには、男性も抵抗感なくて使いやすいと思います」

●三銃士クリーム(100g/1,200円・税込)ネロリ、オレンジフラワー、スイートオレンジ、マンダリンの柑橘系のフレッシュな香りのシェービングクリーム。しっかりした質感のクリームがひげを立ち上げ、ひげを剃りやすくする。カミソリの刃から肌を守るリンシードエキス、肌を潤して落ち着かせるローズウォーターも配合で、ひげ剃り後もしっとりとした肌感に。

●カラマズー(90g/1,300円・税込)主原料はディープクレンジング効果のあるパイナップル、肌を潤わせるアーモンドオイル、柔らかな肌を作るキョウニンオイル、保湿作用のあるホホバ種子オイルなど。このおかげで肌を整えながらひげを柔らかくできるという、“ひげ男子”にはピッタリの洗顔料だ。

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今回紹介したどのブランドも、デパートや駅ビルなど身近な場所で買うことができる。Hちゃんも「以前は、スキンケアをしている男性に対して苦手意識を持つ女性も多かったようですが、私はむしろ好印象ですね!」とのこと。

男らしく、顔は洗いっぱなし、ひげは剃りっぱなし…ではなく、モテブランドの化粧水やアフターシェービングローションを使うひと手間をかけて、潤い肌を手に入に入れよう!

■商品写真協力キールズ (http://www.kiehls.jp/)ジョンマスターオーガニック (http://www.johnmasters-select.jp/s/top/CSfJohnMastersTop.jsp)LUSH(ラッシュ) (https://www.lushjapan.com/)

(取材・文/渡邉裕美)